総括の前に、チャニョルを演じたヤン・ビョンヨルのインタビュー記事があったので超訳。

かなり長いので興味ある方だけどぞーーー

 

 

-「ウラチャチャ私の人生」が終映した。 長い間情熱を注いだ作品なので感想が格別だろう。

▶実はまだ実感がわかない。ドラマと関連したことが残っているため、緊張している状態ではない。

それでも毎日会っていた俳優さんたちに会えないのが寂しい。

ドラマをしている間は本当に幸せだったし、視聴率も20%を超えてとても嬉しい。

先輩たちが「お前のように若い俳優が息の長い作品を最後までやり遂げたのはすごい。お疲れ様」と言ってくださってとても感謝してる。

-どうやってこの作品に合流することになったのか気になる。

▶KBS2の週末ドラマ「紳士とお嬢さん」に出演した時、KBS別館カフェでキム・イギョンと台本の練習をしていたが、キャスティングディレクターの方が通り過ぎた。

イギョンがその方と知り合いだったのか「キャスティングはうまくいっていますか?」と尋ねたが「よく分からない」と答えられた。

その時、それがどんな作品なのか分からなかったが「私は準備出来てます」と話した。

すると突然「オーディションを一度受けてみないか」と提案して下さり、その日すぐソ・ジュンヘ監督に会うことになった。

幸い監督が私を良く見てくださったのか「できるか?」とおっしゃったが、突然怖くなった。

若い頃は無条件に「頑張ります」と言ったが、もうそれが無責任だということを知っているので。

そのため「まだ台本を読んだことがないので、人物についてよく分かりません。悩んでから申し上げても良いですか」と言ったところ、監督が「いい。じっくり考えて答えをくれ」とおっしゃった。

その後悩んだ末に「出演したい」と話した。

-地上波初主演作で負担感も大きかっただろう。

▶このように劇をリードする主演は本当に初めてだった。

負担感もあったが、恐怖や心配よりはワクワクして上手にやりたい気持ちが大きかった。

実際、序盤はミスも多かった。

これだけ長いセリフを言うのは初めてなので。

一日に3時間程度だけ寝ながら残りは準備する時間を持たなければならないが、寝ながらやり遂げようとするので駄目だった。

序盤は台詞を覚える要領もなかったし…。

先輩たちにどうすればいいのかと聞いたら、ただ一生懸命覚えるのが答えだと言われた。

それで次からは睡眠を減らして脚本を熱心に読んだ。

また、少しずつ適応しながら中後半からは硬直した部分が大分ほぐれたおかげで円滑にできた。

 

 

-120話の連続ドラマなので息が長い。簡単ではなかったはずなのに、直接作品をやってみてどうだったか。

▶撮影しながら人物について表現することやビジュアル的に足りない点が感じられたが、補完するには時間が足りなくて残念な気持ちを抱いて撮影をした。

それでも120部作をしながら多くのことを学び、すべて終えた後は嬉しかった。

連続ドラマをやってみると、本当にスタッフの方々が普通の大作に劣らず作品に多くの気を遣われている。

そのような情熱を見れば尊敬し謙遜さを学ぶようになった。

自分も良い俳優になるためには、そのような気持ちを忘れてはならないと思った。

大変でもあったが、それほど良い刺激をたくさん与えられた作品だ。

-劇中のカン・チャヨルとソ・ドンヒのラブストーリーが「ロコ(ラブコメ)」のようだという反応も多かった。

▶サンジ姉とも「うちのドラマもミニシリーズみたいなシーンを作れるんじゃないか」と話した。

そのような気持ちで場面に対する欲を捨てなかった。

作家先生もそのような方向で文を書いて下さり、監督も演出が上手でそのような影響も大きかったようだ。

心情がよく表れてそのような感じの良い場面が出来たと思う。

-ナム・サンジと演技の呼吸はどうだったか。

▶良いパートナーに会って元気に演技することができた。 

人が大変だと他人のせいにするんじゃないですか。

相手の情熱が足りなかったら僕も自分を正当化したと思うが、僕よりもっと立派な姿勢で作品に臨むのを見ると、遅れてはならないという考えで一緒に頑張った。

色々な試みをすることを姉がよく受け入れてくれた。

演技の呼吸は本当に良かった。 サンジ姉さんは人間的にも良い人だ。

-ドラマの結末には満足しているのか。

▶悪役たちが厳罰を受ければ良かったが、それでもハッピーエンドだったので良かった。

最後の場面でチャヨルとドンヒが子供を産み、ウジュと一緒にピクニックに行く場面が良かった。

ヒムチャンとスンジュの会話シーンに共感する視聴者の方も多かった。

そのような部分でメッセージを伝えたと思う。

 

-ドラマでヒムチャンがすごく可愛かった。 現場でもムードメーカーだったようだ。

▶ドラマでのヒムチャンは大人っぽくて優しい息子なら、俳優のキム・シウはいたずら好きだった。

それで僕もたまにいたずらをしたりした。

監督からもシウの演技がとても上手だとたくさん褒められていた。

台詞量が増えてもよく覚える。

僕が撮影をしながら歯磨き粉を何度か借りたことがあるが、それを覚えていて最終日に歯磨き粉と歯ブラシもプレゼントしてくれた。

本当にすごく可愛い(笑)

-これに先立って製作発表会の時、初主演をうまくやりたいと話した。作品を締めくくった今、自分に点数をつけるとしたら…。

▶100点満点で60点を与えたい。

最初は120点を与えるほどうまくやり遂げたいし、試してみたいことが多かったが、それができなかった。

できる努力を何とかしてみようとしたが、怠った部分もあれば自分を正当化したこともある。

特に先輩たちが演技するのを見れば、とてもお上手なのが感じられて60点も高く与えている気がする。

それでも自ら多くのことを注ぎ込んだ作品であるだけに、60点は与えたい。

 



-「ウラチャチャ私の人生」が本人にどんな作品として残るだろうか。

▶俳優として最も悩み、挑戦し、成長した作品である。

特に受け入れ、認める方法を学んだ。

先ほど申し上げたように最初はとても上手になりたかったが、欲さえ持てば自らを破滅させるだけでなく周囲にも良い影響を与えることができないということが分かった。

このドラマをしながら毎日限界に挑戦し、自らに質問を投げかけた。

自分に対して足りない点も感じ、補完する点も見て頑張ればさらに成長するという信頼ができた。

 

うーーんやはり真面目!

そして演じたチャニョルと同じぐらい良い子!

まさか「紳士とお嬢さん」の撮影の合間にキャスティングされたとは~

彼はオーディションではないってことですね。

ドンヒは5次ぐらいまでのオーディションを勝ち抜いて主演をゲットしたらしいですけども。

 

ってことで、パート2に続きますーーーー