終わった。大団円。……なのかな……

個人的には色々とツッコミ部分も多くて、そもそも話が破たんしてませんか?って何回思ったことか。

 

 

主役はね、この二人だと思うのですが、終わってみればドヒョンが主役だったかのような展開で。

まあ、このテジンがあまりに堅物過ぎてどうにも話を広げられなかったっていうのも敗因かと。

いくら母親のトラウマがあるとしても、30歳過ぎて一度も女性と付き合ったことなくて(こんなにイケメンなのに)、初めて好きになったと思ったら、何にもしてないうちに即結婚に持っていくという強引さ。

よっぽど、一人で子供産んで育ててきたグンファの方が人生知ってますよ、そりゃ。

 

 

同じことはボラにも言えますが。

父親と兄に大事にされ過ぎて、学生時代からことごとく邪魔されて28歳になっても男知らず……

で、初めて本当に好きになった相手が貧乏で色弱だけど、一生懸命生きているスヒョクだったために関係者み~んな不幸になるという負の連鎖。

要は、このチン一家が諸悪の根源だったんだけど。

 

それにしても、ドヒョンの迷走っぷりはどういうことなのかと。

この作家、本当に何が描きたかったんでしょうか?

一番制約が少なくて動かせやすいキャラだったとしても、ブレ過ぎ…いったい何者だったんだよ(殺人犯だよ!)

自分が愛する人の旦那を殺したとわかった後の、開き直りといい、まだ恋のライバルを憎むしつこさといい、これほどの悪人なら最初から最後までそれで通せば良かったのに~

半ばで急に良い人になったりしたのが、無駄だったんではないの?と。

こんなに色々な側面がある人が急転直下こうなる展開なのよーと意外性を描きたかったとしたら、脚本が力不足だわ。

 

 

個人的にはこの二人の世界だけ描いてくれていれば良かったんですけどね~

しかし、娘の旦那を殺した犯人の妹が嫁だったと知らなかったとしても、その事実がわかった後に本人達は別として、家族はそう簡単に受け入れるものなのかしら?

あれだけ「恨」で生きている人たちが。

しかも、散々ヒドい目に合わされてきているわけですよ、この双子と母親は。

うーーん、その辺りの葛藤を描く時間があまりにドヒョンに取られちゃって十分無かったな~と。

ボラの苦渋の決断の部分は延々と時間かけていたけど、受け入れた後にもっとあのウルさい母親と色々あって良かったと思うんだけどーー。

それに父親は最後までテジンを憎悪していたのに、自分の娘の婿の妹がそのテジンと結婚するとなると余計に許せないんじゃないの?

いきなり内縁の妻も大事にしていた息子も居なくなって、気弱になったからって好々爺になるわけじゃないよね~?っていろいろモヤモヤするーー

 

それにしても夫婦になってからのラブラブシーンは少なかったな。

それはウンンヒョンもインタビューで答えてましたけど、本人達ももっと違う展開を期待していたんだろうと想像つきますわ。

この二人を結び付けた、万能クッカーのク社長も全然登場しなくなっちゃって。かなり良いキャラクターだったのにな~

どうせなら最後、夫婦で万能クッカーの新しいCM撮っているシーンとか入れて欲しかったわ(何度も言うけどドヒョンにばかり時間使わずに!)。

 

 

そして、海外サイト(英語サイト)でやたらと騒がれていた唯一のこのキスシーン。

何を言われていたかというと、スヒョクはキスが相当上手いわ!ってこと(苦笑)

この抱きしめて、髪をかき上げてキスまでもっていく一連の行為がとっても舞台チックな流れるようなシーンでしたけども。

なので、結婚式のシーンでキスが無いという部分も同様に騒がれていた(苦笑)

後、妊娠がわかったシーンで、スヒョクやる事早いわ!っていうのもウケた(苦笑)

あー、オープン過ぎてとっても面白い、そういうの読むの。

 

 

最後にム・グンファ一家。

ボラ可愛いな~♪グンファの方が本当の年齢は下なんだけど。

そして、デコ出しすると一気に年相応になってしまう、スヒョク(爆)

でも、スーツ姿好きです♪