昨日から日本でも始まった新型コロナワクチン接種。
まずは医療従事者が対象で、すでに125人が受けたそうです。
これから対象を広げて、より多くの人が接種するのでしょう。
しかし、ここでちょっと考えてほしいのです。
新型コロナに限らず、風邪やインフルエンザなどの感染症を予防するのはワクチンではなく、その人の「免疫力」です。
免疫力がしっかりした健康体なら、感染症には罹りません。
今の時季、春を目前にして冬が足踏み状態です。
今日の朝夕は冷え込みました〜
気温が下がると、体温が低下し、免疫力が落ちます。
免疫を正常に保つには36.5度が望ましいですが、
体温が一度下がると、免疫力は30%低下すると言われています。
逆に一度上がると、免疫力が5~6倍になるとされるので体温はとても重要です。
体温を上げるのに手っ取り早い方法は温かいものを食べるということ。
今の時期、まだまだ寒いのでお鍋がいいですね。
また、シャワーですませず、必ず湯船に浸かるようにしてください。
冬でもシャワーだけという人は例外なく体が冷えています。
お風呂に浸かると体温が上がるだけでなく、リラックスもできるので、面倒がらずにぜひ湯船に入ってくださいね。
さらに、体温を上げるのによいのは運動するということです。
「健康」というと、とかく食べ物ばかりに注意が向きがちですが、食べ物と運動は健康になるための”ツートップ”です。
運動は、ヨガでもジョギングでも好きなことをやればいいですが、それよりもこまめに体を動かす方がお金もかからず楽に続けられるのでおすすめです。
そして、免疫力を高めるのに、なによりも重要なのは腸内環境を整えること。
免疫細胞の60%が腸管に存在しているといいます。
なので、腸内環境が悪いと、多くの免疫細胞の力を低下させてしまうことになります。
腸内環境を整えるには、乳酸菌が大きな鍵となります。
乳酸菌を含む食物を大いに取って腸内の善玉菌を増やしましょう。
チーズ、ヨーグルトなどの乳製品や味噌、醤油、納豆、ぬか漬け、日本酒といった昔からある発酵食品を多く摂りたいですね。
体温を上げて腸内環境を整えましょう。
そうした方がワクチンを打つよりもはるかに体にやさしく、本質的な「予防」になります。