もしかしてあなたもHSP? | おかあさんとこどものための自然療法ホメオパシー「一粒で笑顔に」

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クラシカルホメオパシーのホメオパス・今井美香子のブログ。英国、米国、シンガポールで暮らし、三人の子どもを育てて来た豊富な育児経験から、
家庭で手軽に使える自然療法をご紹介します。健やかな時も病気の時も、笑顔で我が子を見守りたいおかあさんのために!

車窓の外を眺めていたら、赤トンボを見かけました。

 

日中はまだまだ暑いですが、季節は確実に秋へと移ろいでいます。

 

涼しくなって夜が少しづつ長くなってくると、人知れず物思いに耽る時間も増えるかも知れません。

 

 

自分自身に思いが至って、

”なぜこういう時、自分は怒るのだろう?”

”自分の感情(思考)パターンはこれだな”

と自己分析することもあるのでは。

 

 

中には、

”もしかして自分は他の人より多くを感じて、余計なことを考えているのかも知れない”

と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

実はわたし自身がそうなので、きっと他にもそういう人がいるに違いないという自分勝手な類推です(笑)。

 

 

 

さて、なんとなくネットを見ていたら、「HSP」なる言葉に出逢いました。

 

すでにご存じの方も多くいらっしゃるかと思いますが、わたしは初めてだったので新鮮でしたキラキラ

 

 

そこで、ちょっと以下にまとめてみました。

 

 

 

 

HSPとは

HSPとはHighly Sensitive Personの略語です。

 

Highly Sensitive Personとは、

生まれつき感度が高く、刺激に敏感で、周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人のことを言います。

 

アメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士によって提唱された心理学的な概念で、病名ではありません。

 

HSPの特徴である繊細さ・敏感さは生まれ持った「気質」で、後天的に変えることはできません。

 

HSPの性質を持った人は5人に1人はいると言われています。

 

 

HSPの人の特徴

【考え方が複雑、深く考えてから行動する】
・1を聞いて10のことを想像する、考えを広げられる
・調べ物や考え事などに対して深く掘り下げ知識を深める
・他人のお世辞や建前の言葉をすぐに見抜いてしまう
・物事を慎重にあれこれ考え、始めるまでに時間がかかる
・その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味がある
 
 
【外的刺激に敏感、疲れやすい 
・人混みや、大きな音が苦手である。
・人と会ったり話していると気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲れる。
・アートや音楽、映画などの芸術作品に触れるのが好き、また感動する。
・人の何気ないような言葉に傷つきやすく、忘れられない。
・些細なことなのに過剰なほど、驚いてしまう。
 
 
人の気持ちに振り回されやすい、または共感しやすい 
 ・他人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたりする
・悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、泣くことがある
・人の仕草や目線、声などを読み取り、機嫌や感じていることがわかる
・言葉を話せない乳幼児や動物の気持ちも察することができる
 
 
感覚がするどい】
・冷蔵庫など生活家電の機械音、時計の音が気になってしまう。
・強い光や日光のまぶしさなどが苦手である。
・近くにいる人の体臭やタバコの臭いに敏感で、気分が悪くなる。
・カフェインや添加物に敏感に反応し、体調を崩しやすい。
・肌着のタグなど触感が敏感で、苦手な素材は我慢できないほど気になる。
・第六感や直感といわれるものがはたらき、また当たる。 
 
 
 
 
 
”ああ、これ当たってる!”という項目もあれば、
”これはそれほどでもない”という項目もあるでしょう。
 
 
アーロン博士の作成した「セルフ診断テスト」があるので、
気になる方はそちらをチェックしてみてください。
 
 
 

HSPが楽しくやっていくには

HSPは敏感かつ繊細であるがゆえに、社会生活が難しいことがあります。
 
けれども、「傾向」がわかれば「対策」もわかるというもの。
 
HSPの人の具体的な社会生活対処法を挙げてみます。
 
① 耳栓・イヤフォンをする
HSPの人は外的刺激に敏感なので、移動中の混雑のざわめきや人の声、機械音などが大きなストレスになります。
 
そのため、イヤフォンで音楽を聴いたり、耳栓をしてノイズを遮断する工夫をするといいでしょう。
 
 
② 人を「画面」で観る
HSPは他者の感情を理解・共感しやすいので、不安や恐怖などのネガティブな感情も受けやすいです。
 
落ち込んでいたり、不満が溜まっている人の話を聞けば聞くほど、自分もネガティヴに陥りやすくなるので、そんなときは「相手を画面を通して観る」ようなつもりで接すると、相手の感情に巻き込まれにくくなります。
 
 
③ 時間帯や空間を選ぶ
たとえば、スーパーでの買い物は人の少ない時間帯、ジョギングは早朝、映画鑑賞は週末ではなく平日に、という具合に人混みを避ける時間帯を選ぶようにします。
 
もちろん、人混みを避けることも忘れずに。
 
 
④ セルフメインテナンスを欠かさない
HSPは、ストレスを感じた時に分泌されるノルアドレナリンとコルチゾールの分泌量が多く、ストレスを処理する脳の扁桃体がより活発に働くそうです。
 
つまり、HSPは不安とストレスを抱えやすい性質なので、セルフケアがとても大切になります。
 
仕事が忙しかったり、人と立て続けに会う機会が多かったら、静かな場所でリラックスしてください。
 
日常生活でも
・ゆっくり食事をする
・運動をする
・一日の終わりにのんびりお風呂に浸かる
・心地よい寝具を揃えて睡眠をしっかりとる
など、「自分がリラックスできる静かなスペース」を作るようにしてセルフメインテナンスを心がけましょう。
 
 
⑤自分自身を知る
HSPの人は「他人の役に立ちたい」という思いが強くあります。
また、いち早く困っている人に気づくこともできます。
 
そのため、HSPは周りを助けてばかりで、自分のことは後回しにする傾向が強くあります。
 
そうなると、自分の気持ちがわからなくなってしまうことがあるので、自分自身を見つめて、自分の本心をよく知っておくことが大切になります。
いわゆる「自分軸」をしっかり持つことが大事です。
他人に役立つためには、まずは自分自身を大切にしてから。
 
ひとりの時に「本当はどうしたいの?」と自分に問いかけてみてください。
 
⑥似た者同士の友を持つ
HSPの生きづらさの一つは、周囲から理解されにくいことにあります。
そのため、共感し合える同じHSPの人と交流を持つようにすることをお勧めします。
 
自分と似た感覚を持つ人と共感できれば、自分らしく振舞えてきっと心も楽になるはず。
 
 
 
つまるところ、HSPの人が楽にやっていくコツは「自分自身が心地よくなること」にあります。
 
これはHSPに限りませんが、HSPの人には特に大切なポイントです。
 
 
 
ここまで書いて、ようやくなぜ最近「心地よさを大切に!」と声高に言っているかがわかった気がします。
 
それって自分自身のためでした(笑)。
 
みなさまにおかれましても、自分自身の心地よさを大切になさいますよう。
 
 
 
 
 
 

♪これからの予定♪

 

 

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