志村けんさんがお亡くなりになりました。
子どもの頃、毎週土曜日には必ず
「8時だよ!全員集合」
を観ていたので、ショックです。
あの頃、「全員集合」を観ていないと、
翌日、学校で友だちの会話に入っていけませんでした。
それくらい影響力のあった番組でした。
志村さんが人工呼吸器を使っている状態と聞いていましたが
そのうち治るだろう、と思っていたのですが…
志村けんさんは、
・3月17日 倦怠感を訴え自宅静養
・3月19日 発熱・呼吸困難の症状が出現。
・3月20日 重度の肺炎と診断、都内病院に入院。
・3月23日 新型コロナウイルス陽性
・3月29日 死去
という経緯で、
お亡くなりになるまで早かった。
心からご冥福をお祈りします。
さて、
今朝の読売新聞に
こんな養老孟司先生の言葉が載っていました。
「みんな生き物を軽く見ているんだよ。そんな簡単じゃない。特にコロナウイルスのように微細なものは、構造はわかっても、人間にどう影響するかは未解明です。」
「みんな、自分という人間のことがお留守になっている。その人間には、同じウイルスに感染しても体質や遺伝的に亡くなる人もいれば、元気な人もいる。それが生物多様性です。」
「そもそも生物が色々あることを、多様性の一言ですますのがおかしいし、人間には都合がよくない新型コロナも多様性の一つ。登場してしまったからには、共存するしかない。だって自分の一部ですから。」
「人とも会えず、経済は止まる。しかも、いくら人工的に安全な環境をつくっても、自然は多様で絶えず変化するから、頭で考えたシステムでなんとかなると思わないほうがいい。」
「世の中も自然も、思うにまかせぬものですから、起こったことはしょうがない。その結果をいかに利用し、生き方を見直すかで先行きは違ってくる。日本の敗戦経験と同じだよ。
稲を丁寧に育てれば秋には収穫があるでしょう。それと同じで、まずは身のまわりにある自然を手入れして、住みやすい社会をつくることから始めたらどうでしょう。」
SNS上で、
”明日4月1日に「緊急事態宣言」が出る”
”今週中にロックダウンが始まる”
といった情報が出回っています。
たしかに、
いずれもそのうち、行われるかもしれません。
でも、
「人間には都合のよくないコロナウイルスも多様性の一つ。登場してしまったからには共存するしかない。」
という先生の言葉は、
世界中が新型コロナウイルスを閉じ込めようと躍起になっている中、ちょっと光明を見た思いがしました。
「ジャパン・パラドックス」という言葉が欧米の一部で広がっているそうです。
これは、日本での感染者数に対して死亡率が低いことを示しています。
一見すると、
日本の死亡率はそれほど低くないようですが、
潜在的な感染者数(一説によると発表数の100倍とも)を考えると実際の死亡率はもっと低いのかもしれません。
隔離、封鎖と言っても、強い感染力を持つ相手に対して、それがどれだけ有効なのか首を傾げるものもあります。
相手が未知なものだけに恐怖が先立ち、
どの国も手探りで施策している感じですが、
すべての国が情報を共有し協力して対応すれば、
”出口”は近づくのでは。
新型コロナウイルスは、健康だけでなく経済面でも暗い影を投げかけていますが、
「共存」をキーワードにすると、これからの道に光が見えてくるような気がします。
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