腸内細菌のバランスによって心身の健康状態が大きく左右されるのは、すでに多くの人の知るところです。
欧米では良好な腸内細菌が含まれる便を「糞便バンク」に保存し、様々な疾病を患う患者の腸に移植する「便移植法」が始まっています。
そのため、アメリカでは便が流通する「便市場」が存在し、移植のための便の売買が行われているとか。
そのため、便は”茶色いダイヤ”と呼ばれるほどだそうです。
そういう腸内環境の重要性に着目したのが、元サッカー日本代表の鈴木啓太氏。
鈴木氏は、子どもの頃から栄養士のお母さんに「腸が一番大事」と教えられ、現役アスリート時代にも腸内環境ケアの重要性を痛感していたそうです。
そこで、
「アスリートは食事や体作りなどコンディショニングに人一倍気を使っており、一般の人に比べればスーパー健康体のはず。
そのアスリートの便を解析すれば、一般の人の健康に寄与できる何らかの成果が得られるのではないか」
と考えて、アスリートの便を解析したところ、
アスリートは一般人より「酪酸菌」が約2倍も多いことが判明しました。
さらにアスリートの腸内環境は一般人より菌の多様性が高いこともわかったそうです。
ちなみに、酪酸菌は免疫機能を整えたり、腸の動きを活発にする働きがある細菌です。
また、鈴木氏は腸内細菌の種類や数、構成のデータを機械学習するAIシステムを開発し、腸内細菌のデータを読み込むだけで、「この人はサッカー選手だ」と識別することが可能になりました。
ラグビー選手では80%、陸上長距離選手では50%の確率で識別できるのだとか。
つまり、競技によって選手の腸内環境は異なり、腸内環境の種類や数、構成にそれぞれ特有のパターンがあるのだそうです。
鈴木氏は、アスリートの腸内細菌研究からサプリメントを開発し、「AuB BASE」として販売しています。
今後、こうした腸内環境に働きかけるサプリメントは増えるでしょうね。
サッカー選手を目指す人は、サッカー選手の腸内細菌から作られた「サッカー菌ミックス」、ラグビー選手を目指す人は「ラグビー菌ミックス」を摂りなさいという指導まで生まれるかもしれません。
さらには、東大受験生のための「東大生菌ミックス」なんていうものまで生まれるかも。
ただ、腸内細菌からというのは、元を正せば「便」から作られたわけで。
そんなことはしっかり忘れてサプリメントを摂りたいものです。
♪これからの予定♪
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