梅雨に入り、夏に向かう時期の植物の勢いには目を見張るものがあります。
猫の額のわが家の庭も植物たちが伸び盛り。
昨年植えた「ヘンルーダ」もその一つ
ヘンルーダはオランダ名。
「ルー」(rue)あるいは「コモンルー」(common rue)とも呼ばれ、学名はRuta graveolens 。
ホメオパシーにも「ルータ」の名前でレメディがあります。
腱を痛めた時のNo.1レメディで捻挫や腱鞘炎に使います。さらには眼精疲労にも。
ヘンルーダは、古代から薬草、または魔術に使用されてきました。
ローマ人は、ヘンルーダが「邪悪な目」を追い払うと考え、囚人を訪れる時には携帯したと言います。
中国人は、ネガティブな考えや願いを打ち消すのに使いました。
ケルト文化では「呪いから身を守る」ために使用。
治癒力促進のためにも使われました。
古代のユダヤ人、エジプト人、カレドニア人にとってヘンルーダは、「神からの贈り物」であり、神聖なものでした。
またアメリカ先住民は、ヘンルーダの枝を月光に晒してから愛する人に贈ると永遠の愛が得られると信じていました。
何世紀にもわたってハーブとしても使用されてきた歴史があります。
効能として、
・動脈を強化し、毛細血管壁を保護する。
・静脈瘤や水腫、その他循環系の問題を減少させ、内出血を防止する
・胃の痛みや胸焼けを防ぐ
・ガスと消化不良を改善する
・肝機能を刺激して消化を助ける
・下痢、胃けいれんの治療に役立つ
・子宮への血流を増加させ、健全な月経を促す
しかし、流産を誘発する可能性もあるので妊娠中の使用は控えること
・鎮静効果があり、ストレス、不安、神経過敏、不眠を緩和する
・リウマチや関節炎の炎症を軽減し、打撲や筋肉損傷の痛みを和らげる
・細胞組織からの脂肪酸の放出を刺激して体重減少を促し、体液貯留を減らす
庭師の話しによると、
ヘンルーダは植える人のエネルギーが葉や茎に残るため、その家の主人自らが植えなくてはいけないそうです。
また、落ち込んだり、怒りを感じていたり、ストレスを抱えている時、生理中に植えるのはご法度なんだとか。
ルーダの“魔法“的な力は、
・植えた人の周りに「保護領域」を作る
・ポジティブなエネルギー、特に愛を呼びこむ。人生に適切な人を招き入れる
・悪いエネルギーやネガティブな雰囲気に囲まれている時にそういったものを吸収する
なので、
ルーダが乾燥したり萎びてたりしても心配したり、助ける必要はないそうです。
なぜなら、それは周囲のネガティブなエネルギーを吸収して、幸運をもたらすサインだからです
ただし、ルーダの力を信じていなかったり、単なる好奇心で植えても効果は得られないのだとか。
この一年大過なく過ごせたのもルータのおかげかもしれません。
森林では、樹々が地中の根や微生物を通じてコミュニケーションを取り、それによってお互いを助け守り合っているといいます。
森の樹々に限らず、実は人間も植物や動物に守られていることが多くあるのでは。
そのサインを読み取れず、人間が気がつかないだけなのかもしれません。
古代の人間は、今の私たちよりもずっと植物や動物からのメッセージを読み取る力に長けていたと言われます。
ヤマトタケルが烏に導かれたという話しもその一例ではないでしょうか。
人間が一番えらくて、すべての生き物を支配できるという考えはそろそろおしまいにしなくては。
そうしないと人も生き物も共倒れになってしまう。
これからは、あらゆる生き物を敬いながら、共に生きて行く「共生」が求められる時代です。
まずは庭に花を植えたり、プランターで野菜を育てたりして「共生」を始めてもいいのではないでしょうか。
♪これからの予定♪
「ホメオパシーお話し会@アサバアートカフェ」
日時:6月18日(火)10ー12時
参加費:1000円
*今回は「お腹に来る風邪」をテーマにお話しします。
すでにホメオパシー&フラワーエッセンスを使っていらっしゃる方も、はじめまして!の方も、”それってなに?”という疑問や使い方の質問にお答えしています。
ホメオパシーだけでなく、フラワーレメディでできることもご紹介します。
そろそろ梅雨入り。
手作り「梅シロップジュース」をお出しします。
これでスッキリしましょう〜
>>お問い合わせ・お申し込みはこちら>>
「ホメオパシーレメディの使い方講座@アサバアートカフェ」
日時:2019年6月〜
*全4回、1回3時間の予定です
*日程は参加者のご都合に合わせて決定します。
*「風邪・インフルエンザ」「捻挫・骨折」「頭痛」「更年期の症状」などテーマ別にお話します。
*ご希望のテーマがあれば、それに合わせてお話しすることもできますので、お知らせください。
参加費:1回3,000円
>>お問い合わせ・お申し込みはこちら>>
■スカイプ・FaceTime・ZOOMでも受けられます■