ガンジーは予防接種をどう見ていたか | おかあさんとこどものための自然療法ホメオパシー「一粒で笑顔に」

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クラシカルホメオパシーのホメオパス・今井美香子のブログ。英国、米国、シンガポールで暮らし、三人の子どもを育てて来た豊富な育児経験から、
家庭で手軽に使える自然療法をご紹介します。健やかな時も病気の時も、笑顔で我が子を見守りたいおかあさんのために!

ガンジーと言えば、「インド独立の父」

 

 

 

「非暴力運動思想」でも知られています。

 

ノーベル平和賞の候補に計5回も挙げられています。

 

 

 

彼は、またホメオパシーを「非常に好ましい医療」として愛用しました。

 

現在インドが世界有数の”ホメオパシー大国”であるのも彼の功績が大きいと言われています。

 

 

 

 

そのガンジーが「予防接種をどう見ていたのか」、とても興味深かったので、ご紹介します。

 

 

ガンジーは、イギリスの帝国主義に反対し、抵抗運動を展開しました。

 

 

イギリスのインド統治は、政治だけに限らず、あらゆる分野に及び、医療も例外ではありませんでした。

 

予防接種プログラムはその一つです。

 

予防接種プログラムが強制的に行われようとした時に、

 

ガンディーは「(ワクチンの)支持者は、(ワクチンに)異議を唱えない人々に実行することだけに満足せず、刑法や厳罰を全ての人に課してワクチンを強制しようとしている」と発言しています。

 

 

 

著書"A Guide to Health"(1921)の中で彼は、

私たちは皆、痘瘡を非常に恐れています。

 

実際のところ、それは他の病気を同じように、腸の何らかの障害のために血液が不純になって起こるものです。

 

そして、蓄積された毒が痘瘡の形で排出されます。

 

この見解が正しければ、天然痘を恐れる必要は全くありません。

 

天然痘が本当に伝染病であるならば、患者に触れたら誰でも移るはずです。

 

でも、実際は、そうではありません。

触れても感染しない者もいます。

 

もちろん感染者に注意を払う必要はあります。

 

触れることで感染することが決してないとは言えないからです。

 

インフルエンザが大流行しても罹らない人がいるように、天然痘が流行してもすべての人がかかるわけではありません。

 

その理由は、「腸の障害」の有無であるとガンジーは指摘しています。

 

最近、ようやく「腸内環境」が健康の鍵であることが認知され始めましたが、今から約90年前にもガンジーが同じような指摘をしていたことに驚きます。

 

 

予防接種では、痘瘡患者の体に牛の乳房の分泌物を注入します。

それによって1回の接種で一生の免疫が得られるということでした。

 

しかし、予防接種は野蛮な習慣です。

 

そして、それは私たちの時代のあらゆる妄想の中でもっとも致命的なものの一つです。

世界中のいわゆる野蛮な部族の間でさえ見出せないほどです。

 

人体に注入される血清には牛だけでなく、実際の天然痘患者の血清も含まれるため、ワクチン接種は非常に汚いプロセスです。

 

普通の人は、これ(血清)を見ただけで嘔吐することがあるほどです。

手に触れた場合は常に石鹸で洗い流してください。

 

「見ただけで嘔吐する」ってどんだけ〜なんでしょうね(苦笑)。

 

現代では、「見ただけで嘔吐する」ようなものが使われていないことを祈りますが、

たとえキレイな血清でも、見ても正確な成分はわからないので、実際のところ、どうなんでしょうか。

 

 

イギリスの思慮深い人々は、予防接種の弊害を多面的、精力的に調べており、「予防接種協会」が結成されています。

 

彼らの予防接種への異議は、次のとおりです。

 

⑴ 牛や子牛の乳房からワクチンを調整することは、何千もの罪のない生き物を苦しめることになります。それをワクチン接種から得られるいかなる利益によっても正当化できません。

 

⑵ 予防接種はよいことではなく、多くの新しい病気を引き起こし得ます。その支持者でさえ、接種後に多くの新しい病気が発生したことを否定することはできません。

 

⑶ 天然痘患者の血液から調整されたワクチンは、その人の罹患している可能性がある全ての疾患の細菌を含み、それらを感染させる可能性があります。

 

⑷ 予防接種の発明者であるジェンナー博士は、最初片腕に1回注射するだけで完全な免疫を確保できると考えていました。

しかし、それが失敗したことが判明した時には、両腕に接種することを主張しました。

そして、それさえも効果がないと判明した時には、両腕に複数回接種されるべきとし、また7年に1度打つべきだと判断されるようになりました。

最後に免疫期間は3年に短縮されました。

 

これらすべては医者自身が明確な見解を持っていないことを示しています。

 

⑸ ワクチンは不潔な物質であり、ある種類の不潔物が他のものによって取り除かれると期待するのは愚かです。

 

⑴は、さすが「動物愛護の国」!

 

⑵は、副作用で体調が悪化したり、余病を併発したりするのは現代にも見られることです。

 

⑶に関しては、さすがに現代では人間の血液をワクチンに混入させることはないと思いますが。

 

⑷では、「免疫がつかないから回数を増やしている」と言っています。だとすれば、最近の予防接種回数が以前よりも増えているのも同じ理由からではないでしょうか。

 

⑸ すごいですね〜、「ワクチンは不潔」なんですね。

ここまで言う⁈という感じです(笑)

現代のワクチンに”不潔”なものが入っていないことを祈るばかりです。

 

 

 

 

さらにガンジーは、こう言っています。

この非人道的行為を廃止するのを妨げているのは、医師の大きな収入を失うことへの恐れだけです。

また、予防接種から利益を得ている医師以外の人々の恐れも同じです。

 

良心的な予防接種の反対者は、法律や罰則、または迫害に立ち向かうための勇気を持ち、必要であれば、全世界に対してその信念を守るために一人で立つべきです。

 

予防接種に反対する人は、健康維持に努めるべきです。

健康を保ってこそ、体内システムですべての病気の細菌に抵抗する活力が確保されるからです。

 

約90年前、ガンジーがこれだけの見識を持っていたことに驚きます。

 

彼にとって「予防接種は暴力的」であったので、それに反対することは”非暴力運動思想”の一端だったのでしょう。

 

 

 

また、予防接種に関して、当時と現代の私たちを取り巻く環境がほとんど変わっていないことにも驚かされます。

 

 

 

幸い、今の日本で予防接種は「任意」です。

 

接種しないことで法律で罰せられることはありません。

 

だからこそ、よく調べた上で判断し、選択したいですね。

 

 

 

 

 

 

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