今週に入ったあたりから徐々に冷えを感じるようになりましたが、今日はいきなり冬を感じさせられる寒さ!


先週近所を走り回っていた灯油売りの車(爆音で「雪やこんこん」を鳴らしている)を見て、「さすがに灯油はまだ早いやろ…」と思ってましたが、今日は今すぐこたつを出したくなる(わが家も以前は灯油ファンヒーターを置いていましたが、愛犬が「毛が焦げるよ!」ってぐらい側に寄って暖をとっていたので撤去)ほどの体感温度です。


*先週には「えっ!湿度70%超え!?」ってな感じでやたらムシムシしてる日もありましたが、今日は加湿機能を使わないと湿度が35%しかありませんでした…。

これからは保湿第一!


そんな寒い時期に旅に出るなら、皆さまはどちらの場所を選びますか?


ずばり、暖かい場所(国)or寒い場所(国)!


これがね〜、なかなかどちらも魅力的で決めかねてしまうのです。


まず暖かい場所。

避暑に対して「避寒」という言葉があるように、今住んでるエリアより暖かい、もしくは暑い場所へエスケープしたい!という気持ちは当然あるだろうと思います。


空港に到着した瞬間に上着を仕舞い込み、素足にサンダルを履いてちょうど良い、何なら今すぐ泳いじゃっても良いんじゃない?的な常夏の島への旅。

それはとっても魅力的であり、何ともそそられる言葉であります。


↑昼間は思う存分海で遊び、夕暮れ時は海を眺めながらカクテルを飲みたい…。

久々にそんな旅もしたいものです。

写真はハワイですが、プーケットにも行ってみたい!


そこまでではなくても、「日本より暖かい」「今住んでる場所よりは暖かい」場所(国)も良い感じ。

私が住んでる大阪(どちらかと言えば南の方)なんかは冬でも比較的温暖だったりするので豪雪地帯や寒さが厳しい街にお住まいの方からすれば過ごしやすい気候の旅先なのかも知れません。


↑そんな時に思い浮かぶのはやっぱり台湾。

冬場は中部〜南部を目指すとお天気も安定していて暖かく過ごせます。

この写真を撮ったのは2月ですが、暖かい日差しが降り注いでいて春の陽気でした(場所は台中です)。


対して寒い場所(国)。

どちらかと言えば暑いより寒い方が好きな私としては、今住んでる所よりぐぐっと寒い街や国を旅するのも大好きです。


寒い寒いと言いながら街を歩き、「寒過ぎ!」と限界に達しそうになったら屋台で温かいものを買ってハフハフ言いながら食べたり飲んだりするのも乙なもの。


↑そう、まさに寒い冬のソウルの屋台で熱々のものを食べたり飲んだり(おでんのスープがいいな)したいものです。


澄んだ冬の空気の下、凍えそうになりながらも美しく輝くイルミネーションを観に行ったりするのも楽しいものです。


↑いや、ほんっっっとうに寒いですけどね…冬のソウル。

寒さに弱いと仰る方は目的地を釜山にするというのも一考の価値あり。


暖かい(暑い)にせよ寒いにせよ、冬にその場所だから楽しめる事はたくさんあるのです。


↑冬に台湾を旅するならぜひ行きたいのが温泉。

温泉は台湾中にありますが、台北を含む北部は冬が来ればそれなりに寒い日も増えるのでより気持ち良いはず!

台北からはMRTやバスで気軽に行ける場所に温泉があるので滞在中の半日を使って出かけてみても良いのでは?

お手軽に足湯だけを楽しむ事も出来ます。

↑「暑い時には熱いものを、寒い時には冷たいもの」を食べて体調を整える、という考え方がある韓国。

暖かい店内で食べる冷麺は至福の味。

「ストーブの近くに座ってください」と薦めてくれる店員さんの気持ちもまた温かいのです。

↑冬の台湾ではいちごを食べよう!

季節限定いちごスイーツ(かき氷や豆花など)がいろいろ楽しめます。

↑「以寒治寒(寒い時には冷たいもので寒をおさめる)」と言えど、寒い韓国で美味しいのはやっぱり熱々の鍋やスープ類。

にんにくがたっぷり入ったタッカンマリで風邪を遠ざけましょ。元気100倍!

↑対して台湾では漢方の力を借りて元気に。

薬膳食材がたっぷり入った火鍋で健康と綺麗を手に入れたい!

冬の台湾では火鍋店が大繁盛。

人気店に行かれる前にはぜひ予約をお忘れなく。

↑屋台で食べるおでんとサービスでもらえるおでんスープは冬の韓国の幸せの味!


…あれれれ?


結局は「食」に関する事ばかりを挙げてしまいましたが、どれもこれも冬だからこそより楽しく、美味しく体験出来る事ばかりではないでしょうか。

これから年末年始など冬のご旅行を計画される方もたくさんいらっしゃると思いますが、暖かい場所も寒い場所もどちらもきっと楽しいはず!


今回は特に台湾と韓国を例に挙げてお話しましたが(私の旅歴上どうしてもね)、世界中のいろんな街で「冬ならでは」の楽しい(そして美味しい)事をたくさん体験して来てくださいね〜!


さぁ、どっちに行く?


↑多国籍な国であるシンガポール。

春節時期のチャイナタウンはとっても華やかでした。