久々の旅ねたです。

今回は旅と「アレ」。そう、生理についてのお話です。


10代の始めに初潮が来て以来、楽しみにしている行事があると「生理とぶつかりませんように」と憂鬱になりながら心配したものでした。

そんな心配をものともせず、ばっちり修学旅行の日に生理になってしまった事は今でも忘れられません…。


大人になった今でもそうで、旅の予定を入れてる時期に限って生理が来たりしてしまいます(実は先日のバンコク旅行の時も、昨年秋に行った台湾旅行の時も、その前の台北旅行の時も生理でした)。


街歩きが中心の旅であればまだ何とかなりますが、生理とかちあって欲しくない旅のナンバー1は何と言っても海やプール、または温泉など水に入る事がメインの旅。

若い頃はわざわざ婦人科に行って生理の日をずらす薬(=低容量のピル)を処方してもらったりもしましたが、全然効かなかったという事もありました(それ以来ヘソを曲げて服んでない)。


ハワイに行った時に生理が来た時は「英語で“生理”って何て言うんだ?」と思いながらホテルの1階にあったABCストアで「あの…マンスリーの…」とおそらく全く意味が通じないと思われる質問を店員さんにしましたが、さすが日本人旅行者が多く訪れるワイキキのABCストアです。

頼もしい女性の店員さんは「わかった」と生理用品のコーナーに案内してくれました。


↑とりあえず間に合わせでABCに行きましたが、ホノルルであればドンキホーテもあるし、ドラッグストア(アラモアナには日本人が経営している薬局もあったはず)もあるのでそういうお店に行けば生理用品の種類も豊富なはずです。

お店も旅行者も多いオアフ島ではそんな感じでわりと何とかなりますが、ハワイ島に滞在している時に今からビーチへ出かけよう!と車で出かけている途中に生理が来た時は「詰んだ…」と思いました…。


旅の途中で自分が生理にならなかったとしても油断は出来ません。

自分以外の誰かが「どうしよう!生理になっちゃった」と言い出す事は実はよくある事なのです。

生理歴を何十年と重ねて来ていても(もちろん自分も含め)常に準備万端であるわけではない私たち。

「ちゃんと用意しておけば良かった」と思っても後の祭りである事が多く、街中にあるドラッグストアやコンビニ(もしくはスーパー)を探し歩く事態に陥ります。


とは言え台湾や韓国では生理用品もすぐ手に入るし、ご当地ならではの生理用品や生理に関するもの(漢方薬とか)が置いてあったりして興味深かったりします。


↑最近のヒットは何と言ってもこちら!

気温も湿度も高い台湾ではこんな冷感ナプキンが揃っております(ドラッグストアによっては日本でも販売されているそう。この夏のために買っとかないと!)。

タイでも同様のものが売っているらしいですが、残念ながら見て来られませんでした…。

ちなみに4月のバンコク旅行の時には↑から1パック持って行きました。



しかし、日本と同じユニ・チャームのソフィーであっても、やっぱり仕様は海外のもの。

日本のように下着との接着面に貼ってある紙が一気に取れるわけではなかったり、若干短めのものが多かったり(それほど日本人は「モレ」が気になるという事なのでしょうか?いや、気にはなりますけど)。

やっぱり日本のこういう気遣いと言いましょうか、「痒いところに手が届く」感はすごいと思います。


↑韓国のナプキンはすごい!

何と韓方の成分が入っていて気になる臭いを防いだり、生理痛を和らげてくれる効果があるのだそう。

下腹部を温めるよもぎ蒸しパッドや、フェミニンウォッシュなどフェムケア用品の種類も豊富です(最近は日本でも増えて来ましたよね)。


以前も書きましたが(↑のリンクの「台湾に学ぶ『生理』との関わり方」をご一読頂ければ)、こういう女性特有の時期がある事がもっと普通に語られ、受け入れられたら良いなと思います。

生理痛やPMS(月経前症候群)の症状も人それぞれであり、そんなに重くない人もいれば生理の時には起き上がれないほど辛い人もいらっしゃいます。

生理前から生理の時期に「謎の超イライラ期」がある人もいるのです(それは私)。

だから、生理の辛さをわかってもらえないという事は女性同士でもよくある事なのです。


初潮を迎えて以来「ホルモンというドラゴンを乗りこなして(ドラマ「ビッグバン・セオリー」のバーナデットの言葉)」生きて行かねばならない女性たち。


周りの方からの理解(特にパートナー)を得られる事も望ましいですが、女性同士でもお互いに気遣いや思いやりを持って接する事が大切なのかも知れません。