私が現在暮らしているのは大阪の郊外である、大阪府岸和田市。
関西ではだんじり祭が有名なエリアとして知られていますが(京都出身の私も岸和田に来る前はだんじりのイメージしかなかった)、だんじり祭の開催期間以外は意外なほど静かな街だったりもします。
↑だんじり祭開催中はご覧の賑わいですが、普段はめっちゃ静かだったりします。
そんな岸和田で最も盛り上がっている場所だと言えるのが、道の駅であり農産物直売所である愛彩ランド!
オサレな感じで言えばファーマーズマーケット…という事で、時期時期の旬の野菜がどっさりと種類豊富に店頭に並んでおります。
農産物直売所なので若干規格外なお野菜・果物もありますが、その分めちゃくちゃ安い!
私などは行く度にカゴから溢れんばかりの野菜や果物を買いますが、お会計は大体¥3000ぐらいです。
聞いた事がない野菜や初めて見る野菜も多く、地元で栽培されたハーブや食用花なんかも売っております(時期による)。
*ホーリーバジルやパクチーなんかもある!←時期による
珍しい野菜が置いてあるスペースにはどうやって食べるのがおすすめとポップに書かれていたり、印刷したレシピも用意されているので、「これ試してみたいけどどうやって食べたら良いのやら…」という不安も無し。
そんな愛彩ランドには近隣の住民だけではなく、ドライブがてらやって来る遠方の方の姿も珍しくありません。
年間通じて賑わっていますが、特に春と夏は大賑わい。
それは、筍と桃のシーズンだから!
↑実は桃も特産品である岸和田。
そんなにたくさん作られているわけではないので、ほぼ地元でしか買えません。
今はその桃の花が満開で綺麗ですよ〜。
桃と同じ時期にはこれまた泉州特産品である水なすもどっさりスタンバイ。
そんな筍と桃のシーズンは入場制限をしているほどの混み具合(ちょっと待ったら入れますが、列の長さはすごいので驚く)。
しかし、やっぱりスーパーで売られているものより断然新鮮で(掘り立てが随時入荷される!)、お値段もお安いのがありがたい!
という事で、先週末に朝から張り切ってゲットした筍がこちら。
↑時々朝採りどころか「午前11時に掘った」などと書かれているものも。ありがたや〜。
で、買って来た筍はすぐに湯がくのが鉄則!
↑てっぺんの部分を斜めに切り落とし、縦に切り込みを入れます。
鍋に水と筍、ぬか(ちゃんと一掴み分添えられてあります)を入れて沸騰させ…
沸騰したら落とし蓋(私はいつもキッチンタオル)をし、火を弱めて1時間ほど茹でればOK。
そのまま一晩置くと完成です。
以前は筍と聞くと「下茹で?めんどくさ…」と思ってましたが、実は全然めんどくさくなかった!
次の日からは筍三昧!
買って来た他の野菜と共に春野菜祭り(?)の開催です。
まずは最も好きな筍料理である筍ご飯でしょ…
↑筍ご飯+たらの唐揚げわさびソース(NHKきょうの料理で減塩レシピとして紹介されてたやつ。美味しかった!)、菜脯蛋(台湾の干し大根の卵焼き)風卵焼き、菜の花と春雨の中華サラダ、味噌汁。
☆たらのから揚げ わさびソースのレシピはこちら
次の日は筍ご飯&筍と鶏肉と春キャベツの和風クリーム煮というダブル筍料理。
実はクリーム系の料理と炊き込みご飯の組み合わせが好きな私なのです…。
↑筍ご飯&筍と鶏肉と春キャベツの和風クリーム煮+スナップえんどうとゆで卵のサラダ、きゅうりとちくわのナムル、れんこんのチーズ焼き(フライパンにピザ用チーズをばらまき、その上から輪切りにしたれんこんを乗せて焼くだけ。焼けたら黒胡椒をガリガリ。この冬何回作ったかわからないぐらい大好き)。
☆筍と鶏肉と春キャベツの和風クリーム煮のレシピはこちら
ラストは米粉と豆腐で作った生地に春野菜(筍・新玉ねぎ・菜の花)&しらすを乗せた春野菜のピザ+サラダほうれん草のサラダ、白菜のミルクスープ、鶏むね肉のチキンスティック。
これで筍を全て使い切りました。
気付けばたくさん買って来たはずの春野菜も残り少なく。また買いに行かねば!
☆鶏むね肉のチキンスティックのレシピはこちら
↑コウケンテツさんレシピです!
*春野菜&コウケンテツさん繋がりでもう一品。
この新玉ねぎを使ったお料理がまためちゃくちゃ美味しくて!わが家で大流行中です。
簡単なのでぜひお試しを。
ご覧になればおわかりのように毎晩めちゃくちゃ食べてるわけですが、食事制限を始めてから自分に課しているのは「野菜がメインの副菜を2品以上作る」という事。
野菜はやっぱり旬の時期が最も栄養価が高く、また価格も安いのでこういう農産物直売所が近くにある事は本当にありがたいのです(近所に同様の農産物直売所が2〜3軒あるのですが、愛彩ランドが一番好き)。
春野菜はあっさりと瑞々しい味わいのものが多いけど、ほんのり苦味があったりするもの(山菜など)もまた美味しい。
冬から春への季節の変わり目は体調があまり良くない私ですが、出来るだけたくさん春野菜を食べて元気に乗り越えようと思います!