とっても実用的な地図帳タイプのガイドブックである「歩く台北」の最新版が発売されました!



今回のテーマは「円安達人の滞在術」。


そうです。ここ数年悲しくなるぐらいの円安であり、せっかくコロナ開国して台湾に行けるようになったのに、円安に加えて台湾の物価高も伴い、現地では「あれも高い、これも高い」と嘆かなくてはならない事態に…。


数年前は3円台後半だったNT$(台湾元)が今や5円に迫る状態(がここしばらく続いてる…)。

何でも「×5」で計算した方が早いのですから、そりゃ高くなるわけです。

これまでだったら気軽に乗っていたタクシーも、空港で買うSIMカードも、「安い!」と買いまくっていたバラまき土産なんかも、「待てよ…」と立ち止まって考えるようになってしまいました。


という事でそんな円安&物価高に泣かされている私たちのため、台湾滞在中の節約術も随所に散りばめられております。


↑意外と未体験の人も多い(実は私も)YouBikeの乗り方(アプリの登録から借り出し、返却法まで)を懇切丁寧に解説してくれています。



とは言え、ありがたい事に台湾ではお手頃な値段で美食を楽しめるお店がたくさんあるのが嬉しい!

「次の台北旅ではどこに行こうかな…」とマップを眺めながら計画してみませんか?

「歩く台北」のマップはものすごく細かく書かれていて、一般のガイドブックでは掲載されてないお店(旅行者向けでなく、特に話題でもない店)までしっかり表記されております。


そんなマップを「へ〜、こんな所にハワイ料理の店があるのか」「このお店、めっちゃ支店がある!さては人気店?」「ここ意外と駅から離れてるな…(そんな時こそYouBikeの出番)」と読んでいると、気付けば2時間の時が過ぎていた…なんて事もザラ。

マップを見ながら「ここを通って、このカフェに入って…」と妄想台北旅を始めてしまうまでが「歩く台北」を読む際のセオリーなのです。


*私の場合、今のところ台北に行く予定は無いので妄想で台北を歩くしかない。


↑台北一の最先端エリアである信義地区には世界各国の有名店の支店が。

まだ日本には入って来ていないお店もあるので、ひと足お先に台湾で先取りしとく?


掲載されているのはMRT淡水信義線・板南線・文湖線・中和新蘆線・松山新店線の主な駅(日本人旅行者が滞在・訪れるであろう全ての駅)を中心としたマップ(+九份)です。


↑台北駅からスタート!


この「歩く台北」の面白い(?)ところは、そのエリアを担当したと思われる編集者さん・ライターさんの好みや主観がさり気なく(?)入っているところ。

それは普通に「安くて美味しい」的なコメントである事もあれば、若干マイナスな情報だったりもします。

おそらく台北在住(もしくはヘビーリピーター)でいらっしゃるであろう彼・彼女たちの目線はシビアであり、きっと台北を歩く時に役に立つであろう事ばかりです。


また、この「歩く台北」では路地の一本一本に至るまで細かく詳しく載っており、そんな路地も散策してみると本当に楽しかったりするので、時には「目的地→目的地」という点の移動ではなく、線で(面で?)歩いてみるのもお勧めです。


幸い台湾は治安も良いのでちょっと入り組んだ路地に入っても危険を感じる事はありません(一部を除く。「ちょっと変だな」と思うような場所に入り込んでしまったらすぐさま立ち去りましょう)。

住宅エリアなどでは住民の方に迷惑をかけない、夜遅い時間は避ける…というマナーやルールを守り、思う存分台北街歩きを楽しんでくださいね!


↑MRT東門駅近くにある、表通りから一本入った路地にある素敵カフェ。