あれは初めて台湾に行った時の事です。


「台湾って日本語も通じる事が多いし、何だかんだ言って漢字だから書いてある事は何となくわかるよな?」などど余裕をかましていたら…わかりませんでした。


何がわからなかったのかと訊かれれば、それは料理名。

そう、台湾食い倒れツアーに出かけているのに台湾の美味しい料理がどれかわからないのは困る!


いや、正確に言えば日本人旅行者がよく行くようなお店ではまだわかるのです(日本語メニューがあったりするし、店員さんは日本語で教えてくれるし)。

しかし、何を売ってるのか全くわからないのが夜市というザ・ローカルな世界。



今から思えば売られているものを見れば何となくわかるかも知れませんが、味などはやはり謎。

という事で、人一倍食い意地が張っているのに夜市を満喫出来なかった私は、帰国後有り余った食い意地を台湾の食べ物の名前を調べる事にぶつけたのです。


↑特に参考になったのがこの本。

台湾の各地方の夜市が掲載されているので、その後それらの良い地を訪ねて地方に行く大きなきっかけをくれた本でもあります。

少し前の本なので夜市のお店やその夜市自体が変わってしまってるという事もありますが、今読んでも楽しい一冊!


という事で、今では台湾華語は話せなくとも料理名は結構わかるようになった私です。


しかし、台湾の食べ物(あくまでも料理名)を攻略出来たと思ったら、現在新たな壁が立ちはだかっております。


それは、タイ料理という壁でございます。


いや、タイ料理でしょ?日本でも有名じゃない!

パッタイでしょ、ガパオライスでしょ、トムヤムクンでしょ…。


確かにそうです。

とは言え、お店のメニューがタイ語オンリーだったらどうします?

グリーンカレーってゲーンキャオワーンって言うって知ってる(知ってたらごめんなさい)?

ガパオライスもパットガパオ(パット=炒める+ガパオ=ホーリーバジル)だから鶏とか豚とか言わないといけないらしいし、そこに卵(目玉焼き)を乗せて欲しかったらそれも言わないといけないとしたら…?


*おそらく日本人旅行者が多く訪れるようなお店では↑のような事態には陥らないかと思います(日本語or英語メニューもあるだろうし)…。


しかし、食べ物に対しては常に本気度100%の私なので、


タイで食べたいものが食べられなかったらどうしよう?


…と言うのが初バンコクを前にしての懸念だったりするのです(すみませんね、食い意地が張ってて…)。

しかし、そんな私の(そして私同様食に対して常に本気度100%のご同類の方々)懸念が95%以上吹き飛ぶガイドブックが本日発売されました!

その名も「バンコクまんぷくガイド」!!



このガイドブック、私が出る度に買ってうっとりしながら読んでいるタイドラマガイド「D」を発行している東京ニュース通信社から出版されたものです。

表紙には「駅近徒歩15分圏内」「営業年数3年以上の人気店のみ」と明記。

そのように、痒いところに手の届くバンコクの食ガイドなのであります!


実は、バンコクのガイドブックを読んでいると意外によく登場するのがこのワード。

それは、「○○駅△番出口から“車で”5分」というワードです。

もちろん必要なら乗りますよ、タクシー(もしくは配車アプリで呼んだ車)。

しかし、こちらはひとり旅である事だし、何かとハードルの高い(らしい)バンコクのタクシーはなるべく避けたい…。


というわけで、なるべく「公共の交通機関+徒歩」で動きたいのです。

だから徒歩で到着可能なお店を選りすぐってある事はめちゃくちゃありがたい!


営業年数もやっぱり気になります。

長年地元の人々や海外からの旅行者に愛されているお店と言うのはやはり間違いないでしょう。

特に2020年以降のコロナ禍というものを乗り越え、今なお元気に経営しているお店なら尚更です。


さらにさらに、このガイドブックで紹介されているお店の店名や料理にしっかりとタイ語での表記も併記されているのですからありがた過ぎる!


*巻末のインデックスには「朝から営業」「昼から営業」など時間帯で分けられてるのも何気にすごい。


天才なの?このガイドブックを作った方々は…。


とにもかくにも、バンコクに行かれる際には必読なガイドブックである事は確かです。

サイズも持ち歩きやすい大きさで、内容ぎっしりなのに軽いのも嬉しいです。持ち歩くぞ!



*ただ、地図はざっくりした感じのイラストの地図のみであります。

超絶方向音痴な私はGoogleマップと併用しながらお店を探そうと思っております。


実は、バンコクで滞在するホテルを都心ではなく若干外れたエリアに取ってしまった私。

正直言って「やっちまったな…」と思っていたのですが、そのエリアもしっかり網羅してくれていてさらに感涙!なのでありました。


☆タイドラマ沼さんはこちらも必読!