旅先のごはんはとっても美味しい!…ですが、そこの気候に慣れなかったり、胃が疲れてしまったり…という事は実はよくある事。
皆さまはそういう時に食べたくなるものって何でしょうか?
私は食べ慣れた日本食はもちろんですが、「洋のもの」が食べたくなってしまいます。
それは普段から食べ慣れていて馴染みがある味だから。
なので、そういう時には無理せず日本食のお店や、パスタやピザなど洋もののお店に駆け込んでいます。
そんな時に限らず、旅先では「その国の料理ではないもの」が人気のお店があったりするので、食い意地が張った私は食い意地好奇心に背中を押されてつい行きたくなってしまうのです。
今回はこれまで訪ねた国の「その国の料理ではないもの」を振り返ってみたいと思います。
①ハワイ
世界中から旅行者が訪れるハワイは、いろんな国からの移民も多く、各国料理が楽しめるエリアです。
アジア料理はもちろん、ギリシャ料理や中東料理など何でもござれのハワイ。
しかも、総じてレベルは高めなのです。
↑日本食のバリエーションはとっても豊富(これはラーメン屋さんですが…でもラーメンは日本の国民食!)。
日系人も多いハワイでは、古くからある人気の日本食のお店や、日本から進出しているチェーン系飲食店、日本人が新たに開いたお店など、いろいろあるのであらゆる「日本食が恋しい」場合に対応してくれます。
↑ハワイに行く前には必読!
ハワイと言えば…なハワイ料理、アメリカンなお店から各国料理まであらゆるハワイの美味しいお店が掲載されています。
私の場合、ヘビーなハワイごはんに疲れたら「いやす夢」のおにぎり&お味噌汁ですぐに復活です。
②シンガポール
ハワイ同様、いろんな国の人が住んでいるのがシンガポールです。
チャイナタウンからリトルインディア、モスクがある中東の香りがする街まで、少し移動しただけでいろんな国を旅しているような気持ちになれる、楽しい国!
そんなシンガポールでは食もやっぱりバリエーション豊か。
主には中国、インド、マレー料理や中国とマレーの文化が融合したプラナカン料理、そして欧米や他のアジア料理まで幅広く楽しめます(日本の食のチェーン店系のお店も多い)。
シンガポールで食べたものは全て美味しかったですが、中でも印象的だったのはインドの粉もん「ムルタバ」なるものでした。
どこを旅していても、やっぱり私は関西人。
普段は行かないような高級なお店の料理も心から楽しみましたが、やはりホッとするのはこんな気取りのない料理なのです。
モスクの近くという場所柄、ムルタバを食べた「SINGAPORE ZAM ZAM」は「ハラールインド料理」というカテゴリーのお店でした。
↑シンガポールで有名なフィッシュヘッドカレーも食べてみたい!
ここは次にシンガポールに行けたらぜひ再訪したいお店です。
③韓国
韓国料理は口に合いまくってるし、特に和食など他の国の料理を食べたくなる事はないと思いきや、やはり美食の国韓国でも韓国料理以外(韓国料理には韓国中華も含みます。日本の町中華的なジャンル、ですよね?)のものをちょいちょい食べてしまいます。
↑日本のチェーン系飲食店ではなく、韓国人が開いた和食(居酒屋系のお店多し)もイケる!
一時期は日本同様台湾フードが大人気だった韓国。
台湾カステラ(こちらは雨後の筍のごとく出現した後、急速に消えて行った)やタピオカドリンクのお店をあちこちに見つける事が出来たものです。
↑洪瑞全のお店もいち早く韓国に出店。
それらのお店を見かけると、やっぱり入らずにはいられません。
韓国で台湾の味を楽しむのもそれはそれでオツなものであります。
*鼎泰豊も明洞にある!
しかし、流石にまだ行った事はありません…。
↑こちらは洪瑞全ではなく、釜山にあった豊盛號のサンドイッチ。
確かに台北に「豊盛號」という早餐店はありますが、そこの名物は炭烤土司(炭火焼きトースト)。
しかし、釜山のお店で出て来たのは洪瑞全的三明治(サンドイッチ)なのでありました(2022年12月に行った時には閉店しておりました…)。
↑タピオカドリンクのお店は今も現役!
すっかり定番になったようです。
そして、韓国と言えばカフェ巡りを目的として行かれる方も多いはず。
そんなカフェではパン(最近はベーグルが大人気らしい韓国)や洋菓子、そしてアメリカンスタイルなブランチが楽しめ、日本人旅行者からも人気です。
↑これも美味しかった!
クロワッサンとマフィンが合体した「クロフィン」なるもの。
こう言ったカフェのパンやスイーツは日本よりちょっとお高い印象ですが、めちゃくちゃレベルが高くて驚きです。
④台湾
「そんなブログを書いてるくせに台湾で小吃の屋台や食堂に入らないんて!」というお叱りを受けてしまいそうですが、台湾では台湾ごはんやスイーツ以外のものを結構食べているわたくしノムノムでございます。
いや、台湾ごはんは本当に大好きだし美味しいと思っているんです。
それは大前提として、問題は台湾の気候(そしてそれに耐えられないへなちょこな私)なのです。
秋や冬の時期は問題ないのですが、すでに蒸し暑くなって来ている春の台北(日本で言うと梅雨前みたいな感じ?)や、激暑い夏の台湾ではどうしても食欲減退→気付いたらかき氷ばっかり食べてた…なんて事が頻繁に起こります。
そんな時にはやっぱり身体が食べ慣れたものを欲してしまう…。
という事で、鰻や丼もののお店に向かってしまうのでした(そして食欲が減退している割に鰻重や天丼という重々しいものを食べてしまう)。
冒頭でも触れたように、そんな時には洋のものも有効。
ピザやパスタで「洋もの欲求」を満たします。
↑このピザ絶品!
台北・西門町にある「So Free」のピザです。
しかし、実は素食(ベジタリアン)の店であり、写真のピザには台湾ならではの鹹蛋と細切りの生姜(小籠包に添えて食べるやつ)が乗っているという台湾らしさ満点のピザでございます。
スイーツ系のピザも美味しいですよ〜!
↑小籠包がメインの金品茶語では、なぜか小籠包ではなくからすみのパスタをチョイス。
からすみもパスタも大好きなもので…。
いや、小籠包って大好きだけど若干胃に重い時がありません?
そして、コロナ禍前からハマり始めたのが台湾人パティシェが作るフランス菓子の世界です。
これは「台湾さんぽの達人」である奥谷道草さんに誘われた世界なのですが、本当に美味しくて感動します。
台湾でスイーツ=豆花、各種かき氷や中華菓子などが定番ですが、時には台湾でこんなティータイムも良いのではないでしょうか。
↑台中・草悟道沿いにあるCJMJ。
ここのケーキは本当に美味しい。
台中に行かれたらぜひ!
*スーパー&コンビニのお菓子もつい欲しくなりません?
写真↓はPXマート(全聯福利中心)名物(?)のコラボスイーツ。
この時は辻利コラボの抹茶スイーツがいろいろ並んでいたのでどらやきを。
やっぱりホッとする味!
以上、「旅先で、その国の料理ではないものを食べる 海外編」でした。
よくよく考えたら、日本を旅する海外からの旅行者も日本食ばっかり食べてるわけではないだろうし、私たち日本人が国内を旅する時もその土地の名物(和食系の)ばかりを食べているわけではないと思うのです。
という事で、次回は「国内編」。
良かったらまたお付き合い頂けると嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!