2日連続でテレビ番組から拝借したタイトルですみません…。
大手を振って海外旅行に行けるこの夏。
大好きな台湾を大好きなお母さんに見せてあげたい!と言う方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな台湾は日本人にとって親しみやすく、安心安全。
食べ物も美味しいし、風景が綺麗で人は温かい。
旅をするのにももってこいな国だと思います。
…しかし、日本とは違う所ももちろんたくさんあります。
そして、老いも若きも「母親」という人種はなぜか保守的だったりするもの。
大好きな台湾、「私はちょっと…」って言って欲しくは無いじゃないですか!
という事で、今回は大好きなお母さまと旅するために気をつけたいポイントについてお話していこうと思います。
①ホテル
母親と旅する場合、重要なのはホテル選びです。
一日中お母さんを引っ張り回す…というわけにもいかず、休憩したりするためにちょこちょことホテルに戻る事になると思います。
いつものように「ホテルは寝るだけだからどこでも良くね?」と言うわけにはいかないのです。
そんなホテルを選ぶポイントは3つ。
・ある程度の広さがある
・バスタブ、もしくはホテルに大浴場がある
・日本語が通じる
・駅から近い
↑台湾好きさんたちは「可愛い!」と言ってデザイナーズホテルに泊まりますが、バスタブはなくシャワーのみの場合も多いのです。
私なんかは台湾は大抵(日本より)暑いからシャワーだけで全然OKですが、やはりバスタブがないと困る!…というお母さんも多いわけで。
これらのポイントを満たすホテルは果たして台湾にあるのか?
はい、あります!
答えは日系ホテルです。
コロナ禍を経て台北にさらに増えたのがこの日系ホテル、なのです。
まだ出来たばかりだから綺麗だし(お母さんたちはきっとそこにもこだわるはず!)、何と言っても快適であり、ホテルのスタッフさんたちとは当然日本語で会話出来るので、何かあった時やちょっとしたお願い事があっても安心。
という事で、選ぶべきは日系ホテルというわけです。
☆台北にある代表的な日系ホテルはこちら!
↑台北の日系ホテルの代表格と言えばこちら!
MRT淡水信義線&松山新店線中山駅から徒歩約5分。大浴場あり。
↑2020年にオープンしたばかりの三井ガーデンホテルの海外1号店。
MRT板南線&中和新蘆線忠孝新生駅から徒歩1分。
大浴場もあります。
↑2021年9月にオープン。
MRT板南線&中和新蘆線忠孝新生駅から徒歩1分。
浴室は日本式のバスタブあり。
トイレと浴室はセパレートタイプ。
↑JR東日本系列のホテル海外1号店。
MRT松山新店線&文湖線南京復興駅隣接。
大浴場あり。
↑2023年8月オープンの新ホテル!
MRT板南線&松山新店線西門町駅から徒歩4分。
部屋によってはシャワーのみ。
バスタブ付きの部屋は日本式の浴槽です。
②トイレ
母親だけに限らず、トイレが近い人が多いのが女性(私はトイレ遠い人)というもの。
しかし、台湾にはある「トイレ問題」があるのです…。
それは、「トイレに紙を流せない」問題…。
現在ではかなり改善されてきたこの問題ですが、当たり前に紙を流せる日本で暮らしてきた我々日本人。
「なかなか慣れる事が出来ない」という声が多いのも…仕方ない事かも知れません。
という事で、お母さまに「紙を流せないなんてやだ!」と言われたら、デパートやホテル、MRT駅のトイレに連れて行くべし。
紙を流しても大丈夫なトイレがあります!
それらの場所を訪れる&通りかかった時には「トイレ行く?」とひと声かけてあげると良いと思います。
↑台北のホテルの館内・部屋のトイレは大抵流せるのでご安心を。
③食べ物
美味しいものがいっぱいの台湾。
それら美味しいものをお母さんにも食べさせてあげたい!…と台湾までやって来ましたが、母親という人種は食べ物に対してとても保守的だったりするのです。
大好きな台湾フードをお母さんに「これ食べてみて!」と食べてもらうと…アレ?思ってた反応と違う???
「お母さん、ちょっと…これ嫌いやわ。」
うそーーーん!!めっちゃしょっく…。
いや、これわりと頻繁にあり得る事なのです。
私たち台湾好きが食べ慣れていて「癖なんか全然無いし美味しい!」と思っていても、台湾独特の味付けや香辛料、食材が気になると言う…。
味に保守的な人々は我々が思っている以上に多いのです。
*逆に台湾人お母さんが日本に来られた時も「味付けがしょっぱくて無理!」とか言ってらっしゃるような気がします。
ホルモンなど内臓系や脚(鶏とか豚とか)は見た目で拒絶される事も多かろうと思います。
臭豆腐など、匂いが強すぎるものもアウト(臭豆腐は私も無理ですが…)。
とりあえず無難なのはやっぱり小籠包あたりでしょうか?
↑へちまと海老の小籠包はあっさりしてるからお母さま受けも良いかも?
それも街中の食堂的な店ではなく、やっぱり鼎泰豊とか點水樓とか金品茶楼辺りの「小籠包レストラン」的なお店に連れて行くべきでしょう(とりあえず最初はね)。
そうそう、「レストラン的なお店」で思い出しましたが、夜市(屋台)も見学程度にとどめておくのがベターでしょう。
こちらは「屋台や夜市で食べてこそ台湾!」と思っていても、「外で食べるなんて落ち着かない」と言われてしまうのがオチなのです。
ちゃんと「レストラン的なお店」案も考えておきましょう(必要な場合は予約も)。
台湾料理(や客家料理)の場合もやっぱりレストラン的なお店に行く方が良いと思われます。
↑永康街にある豊盛食堂は素材の味を生かした味付け。
ここなら何を食べても「美味しい!」と言ってもらえるのでは無いでしょうか(唯一味噌汁は台湾風の薄くて甘い味なので母受けは悪そうですが…)?
以上、「おかあさんといっしょ」に台湾を旅する時に気をつけたい基本的なポイントをいくつか挙げてみました。
実は私の母親は私が中学生の時に亡くなっているので、大好きな台湾を一緒に旅する事は残念ながら出来ません。
ですが、母が今も健在で一緒に台湾に行ったならば、きっと今回書いたような事をいろいろと言って来たに違いありません。
母も味に超保守的な人であったし、シャワーだけなんてあり得ない!と言うと思います。
まず海外に連れ出す事が大変だっただろうな…。
連れて行く方の思惑はいろいろと外れる事もあるかも知れませんが、あなたの「台湾を好きになって欲しい」という気持ちはきっと伝わるはず!
一度目の台湾旅では無理でも、二度三度と一緒に旅をして行くうちに、きっとお母さまも台湾の慣れない部分を好きになってくれるに違いありません。
親不孝な私が言うのも何ですが、親と一緒に台湾に行けるなんて、すごく幸せな機会だと思います。
そんな旅の計画を立てている方、どうか素敵な旅になりますように!