初めて韓国に行った時、どうしても食べてみたかったものがありました。
それは葉野菜やナムルなど、お野菜がたっぷり乗せられたピビンパです。
そのピビンパについては、NHK BSプレミアムで放送された「2度目のソウル」で紹介されていました。
ごはんに何種類ものナムルや葉野菜をどんどん乗せ、赤い特製だれと共に混ぜまくって食べるピビンパ。
それまで焼肉屋さんの石焼ピビンパしか食べた事がなかった私の目は釘付けに…!
2度目ではなく初めてのソウルで広蔵市場に向かった私は、早速ピビンパ屋台の席に座ったのでした。
↑生野菜どっさり!
↑手前のマンドゥ(餃子)の後ろに数々のナムルと葉野菜が。
わかりにくい写真でスミマセン。
手際よくピビンパを作り、目の前に差し出してくれたおかみさんは、私がそのピビンパを混ぜ始めると顔を曇らせて「違う違う」と言い、代わりに混ぜてくれました。
「ピビンパ」とは「ピビン=混ぜる」+「パプ=ご飯」がくっ付いた料理名である事からわかるように、混ぜてナンボの料理だったのです。
美しく盛り付けられていた野菜はしっかりご飯に混ぜ込まれ、気付けばコチュジャン色に染まっていました。
しかし、そんなピビンパをひと口頬張ってみると、「!」。
とっても美味しいのです。
野菜だけだなんて信じられないぐらい、全く物足りなくありません。
そんな思い出のピビンパですが、ピビンパって家で作るのってちょっと…いや、かなり面倒くさくありません?
まず、ナムルを何種類も作るのが面倒。
いろんな野菜をそれぞれに茹でたり炒めたりした後味付けせねばなりません。
しかし、ピビンパは食べたい。
しかも、あの時広蔵市場で食べたサラダのようなピビンパが時々無性に食べたくなってしまうのです。
そんな私の願いを、あのコウケンテツさんが叶えてくれました。
何と、火を使わずに出来るヘルシーなサラダピビンパのレシピ動画を公開してくださったのです!
作り方はめちゃくちゃ簡単です。
*詳しい材料・分量・作り方は↑の動画でご確認くださいね〜!
まず、用意するのは野菜各種。
・きゅうりは縦半分に切って斜め薄切りにした後、味付け(醤油・酢・ごま油)して和えておく。
・葉野菜(サニーレタス・サンチュ・ベビーリーフなど)
・香味野菜(大葉・ミョウガなど)
・トマトやアボカドを入れても美味しいらしい。
・キムチ
・油を切ったツナにコチュジャンを混ぜる。
・韓国海苔(普通の海苔でも良いらしい)は適当に手で千切っておく。
これらの材料をご飯に乗せるだけで完成!
↑ご飯には塩少々とごま油をかけておきます(後で混ぜるから混ぜ込む必要無し!)。
これからの暑い時期にもありがたい、火を使わずに出来る簡単さが最高!
おまけにヘルシー!
ご飯を少なめにしても全く物足りなさを感じないので、今なお食事制限中(もうすでにかなりゆるゆるではありますが)の私にはこれ以上無いほど嬉しいレシピです。
しかし、「火を使わない」状態で完成ではあるのですが、コウケンテツさん曰く「目玉焼きを乗せるとさらに美味しい」との事だったので、食い意地の張った私には乗せないという選択肢はありませんでした。
という事で、目玉焼きもON!!
↑さらに「ジャンクだけどマヨネーズをピュッとかけるのも美味しい」と仰ってましたが、それはさすがに我慢した…。
後はただひたすら混ぜるだけ!
思っている3倍ぐらい混ぜるのが良いらしい(コウさん談)。
前の日の残り物のおかずなどと共に頂きます!
↑厚揚げにコチュジャン入りの味噌を塗ってチーズ(ソイチーズ)をかけたものと、しらたきとたらこを炒めたものはこの日作ったもの。
このピビンパ、本当に美味しかったです。めちゃくちゃおすすめ!
食欲が落ちるこれからの季節にもぴったりだと思います。
韓国料理は食べれば食べるほど元気が出るので、夏バテや梅雨の蒸し暑さにうんざりしてる時などにぜひ作ってみて頂きたいです。
あとは何と言っても野菜がたっぷり摂れるのが嬉しい!
あのエイジレスビューティーなビビアン・スーさん(私より1歳歳上。嘘やろ!?)も、野菜は毎日ボウル一杯分ぐらい食べるのだとか。
「ボウル一杯って!」って思うけど、これなら難なくクリア出来そうではありませんか?
野菜をどっさり食べる=お通じも良くなって身体もスッキリ!…と、まさに良い事尽くしなサラダピビンパのご紹介でした。
コウケンテツさん、超感謝!