先日(2023年4月)の「おばさん台北弾丸ひとり旅」では往路と復路で利用した航空会社が別々でした。
復路で利用した航空会社の急なフライト変更でぐ〜〜〜んと現地滞在時間が減ってしまいましたが、今回はその事には触れますまい…。
↑触れてるやん!
元々「久しぶりの台湾旅行なのだから、出来たら乗った事がない航空会社を利用してみたいな」と思っていた事もあり、また台湾便の航空運賃がコロナ禍以前よりぐっと高値になってしまったため、初めて予約サイトから「安くて」「現地滞在時間が長め」の便を検索したのです。
すると、行きはお馴染みピーチ航空、帰りは初めて利用するタイガー航空の便が出てきたのでした。
わりと許せる感じの運賃(コロナ禍以前だったらあり得ないけど)で、滞在時間にもゆとりがあったので飛び付いた、というわけでございます。
*普段は各航空会社のサイトから購入しています。
恨み節はさておき、今回は純粋に日本と台湾のLCC(ローコストキャリア)航空会社の飛行機に乗り比べてみた感想などを書いていきたいと思います!
①peach航空
ノムノム地元である大阪・泉州エリア発のpeach航空。
2度目の台湾旅の際に初めて利用し、それ以来かなりの回数peachと共に旅をしております。
日本のLCC航空会社の始祖と言っても良いpeachは2012年(日本のLCC元年)に他社よりいち早く歴史をスタートさせています。
「余計なサービスは提供しない代わりに安い」というのがLCCのLCCたる所以ですが、peachでも座席指定や受託手荷物、機内食や便の変更等、従来のフルサービスの航空会社なら運賃に含まれているものは全て有料です。
この「必要なものがあれば自分で選択してプラスすれば良い」と言う考え方は私には合っているようで、「とにかく値段重視!後は安全に現地に着けば何も言うことはない」派の私にとっては、時に遅延したりする事はあれども「そんな値段で海外に行けるの!?」なLCCはとってもありがたい存在なのです。
↑かつてはこんな運賃で行けたのよ?
そりゃありがたいって!
LCCで行けるぐらいの距離の旅先なら機内食は要らないけど(peachでは食べ物・飲み物の持ち込みは可。しかし、搭乗前に保安検査を受けないといけないので100mlを超える液体や肉製品などは保安検査後に買うしかありません)、席はちょっとゆったり座りたいな…と思うから座席指定はする事が多い。
機内持ち込み荷物が7kgまでなので、受託手荷物もプラスせねばなりません。
*こんな感じ↑で自分の必要なものをカスタマイズ出来るのが楽しい!
ちょっと話が横に逸れてしまいましたが、大体どこのLCC航空会社もこんな感じのルールで運営されているようです。
今回の往路便でpeach航空を利用した感想ですが…
あれっ、足元広くなった?と言うのが、席に着いて1番最初に思った事でした。
今回初めて座席指定をせずに利用したのですが(座席指定も「塵積も」でなかなか馬鹿に出来ない)、膝から前の座席までの距離(いわゆるシートピッチってやつです)が非常口の席と同じぐらい開いてるんです!
最近機材が変わったらしくてそれにより若干ゆったり座れるようになったらしいのですが、かなり快適でした(ちなみにpeach機内は3人並びの席×2。今回は隣の席は空席でより快適!これなら座席指定しなくて良いやん、と思うほどでした。まぁ、たまたまでしょうが)。
そして、以前から思っていた事なのですがpeachは離陸前の安全点検がかなり念入り。
シートベルトの金具は必ずCAさんがチェックされるし(乗客が寝てて見えなかったら起こされる)、今回のフライトでは機内アナウンスで何度も「座席はバランスを見て指定しているので勝手に席を移動しないように」と注意していました。
*今回のフライトでの機内アナウンス担当は台湾人CAさんの毛(マオ)さん。
ユーモアを交えた楽しいアナウンスで機内を盛り上げてくれました。ありがとう毛さん!
機内食やドリンクのサービスは無くても「安全に乗客を目的地に運ぶ」という、最も基本かつ重要な事にフォーカスしているという点が好感度高しです。
機内食のサービスはありませんが、もちろん有料で買う事は出来ます。
peachの機内食と言えば、日本各地のご当地料理を機内食にしている事でお馴染み。
時期によっていろいろ変わるので、「今度は何かな〜?」と楽しみなのです。
*今回搭乗した時期は奄美大島の鶏飯をアレンジした「鶏飯雑炊」なるものがメインでした。
毛さん曰く「食べても罪悪感が少なめのヘルシーな雑炊」だそうです。確かに!
**コロナ禍以降、以前より機内食やドリンクの種類が減っているようで残念。
特に地元大阪のワイナリーであるカタシモワイナリーの「たこシャン(たこ焼きに合わせて飲むと美味しいスパークリングワイン)」のpeach航空限定のロゼが機内で楽しめた(季節限定ではありましたが)のに、それがなくなってるのが寂しい…。
↑こちらが「たこシャン ロゼ」です。
機内で搭乗時と下車(?)する時に流れているのはJ-POP。
現在はback numberの「アイラブユー」です。
②tigerair(臺灣虎航)
↑今回利用したのが真夜中(っていうか明け方)だったので、眠過ぎて機体の写真などは撮ってませんでした…。
写真は2018年に関西国際空港で開催された「旅博」のタイガー航空のブースです。
さて、今回初めて利用したタイガー航空。
機内食が美味しいと評判なので、私も食べてみたかったのですが、如何せん時間が時間だったので断念。
今回利用した時期は台湾のスターシェフ監修の料理や、鶏肉飯(これ食べたかった!)など台湾ならではのメニューもあって楽しい&美味しそうでした。
↑ちなみに今はこんな感じ。単品orセットが選べます。
私が利用した時からまた変わってるみたいだけど美味しそ〜!
こちらも搭乗時には音楽が流れていましたが、CAさん曰く「台湾で最も美しいと言われる歌声を持つ…(これ以降聞き取れなかった)」人が歌う民謡的な曲でした。
タイガーのCAさんはチャキチャキした感じで元気いっぱい!
真夜中のフライトでしたが、テキパキ働かれていたのが印象的。
もちろん安全点検にも抜かりはありませんでしたが、席の移動に関しては特に何の注意も無かったので皆さん自由に移動しておられました(笑)。
座席は従来通りのLCCサイズ。
164cm(縮んで無かったら)のノムノムが座って前の座席と膝との距離が拳一個分程度開いてる感じ、でしょうか。
高身長の方の場合は1番前の座席や非常口の座席を指定した方が無難かも知れません。
という事で、「日本&台湾のLCC航空会社の飛行機にそれぞれ乗り比べてみた!」レポートでした。
どうしても地元企業であるpeach贔屓になってしまいますが(愛着があるしね)、タイガー航空にもまた乗りたい気持ちがあるのは嘘ではありません。
次こそは機内食も食べるぞ〜!
あ、次乗る時はフライトスケジュールのえげつない変更は勘弁してください(涙)。