「所詮BL」「嘘だ」と思われている方もいらっしゃるとは思いますが、本当に名作揃いのタイBLドラマです。


これまでもUWMA、ITSAY、TOL、そしてやっぱりSOTUSや 2getherなどなど、代表的なものだけでも「もうこれ以上は胸を揺さぶられるような作品はないのではないか」と思うぐらいお腹いっぱい、胸いっぱい。

昨年の後半はBLではないタイドラマを観たりもしてたので、なかなか新しい作品に触れる事もありませんでした。


しかし、平気で越えて来ます。それがタイBLドラマ…。


その作品とは

A Tale of Thousand Starsです!!



いや、これまた観たい観たいとは思ってましたが、CSだと衛星劇場、動画配信サービスだと(確か)テラサとかでしか観られませんでした(YouTubeのGMMTV公式チャンネルでは英語字幕で観る事が出来ます)。

という事でなかなか観られなかったのですが、楽天TVでわりとお安く全話レンタル出来たのでようやく観ることが出来ました(とは言え、うちでは楽天TVだとタブレットで観るしかないのが辛かった…)。


楽天TV・A Tale of 1000Stars全話パック

↑1584円で30日間レンタルです。


↑私の英語読解能力では字幕の英語をすらすら読めないので、初見はやっぱり日本語字幕でないと困るのです。


さて、この作品。

Bacteriaさん(すごいペンネームだな)の原作小説を基にして作られたドラマです。




私もドラマを観た後で読んだのですが、内容や設定が微妙に…ではなく、わりとしっかり変えてある所があってびっくり。

もちろん、ストーリーにそんなには影響がない範囲ですが。


そして、この原作を基にドラマを制作しようとしといたのが先日チラッとお話した「今、タイBLドラマを撮らせたらこの人!」であるAof監督。

そのAof監督が主演のEarthくんの誕生日に「Earthの代表作をプレゼントしてあげる」と言って制作したのがこのドラマなんだそう…!



↑Earthくん。ご覧の通り超イケメンです。


Earthくんはこれまでにもいろんな作品に出ていますが、確かに2番手や3番手である事も多く、「○○の相手役」(非BLドラマ含め)的な役の印象が強かったように思います。

しかし、Earthくんご本人が持つワイルドな雰囲気や存在感などを考えるとそれではやっぱり惜しい。


↑TOLの「学部のキング」Un役もハマってたけど、何か「勿体無い感」がある…。


そこで「A Tale of Thousand Stars」とは…!

この作品でのPhupha隊長役がEarthくんの魅力を引き出しに引き出していて、最高なのです!

今や現実にEarthくんの代表作となったこのドラマ、Aof監督の有言実行がまたカッコいい。


そして、Phupha隊長の運命の相手であるTian役のMixくんがまた素晴らしい。

こちらはどの俳優さんが演じるか決まるまで難航していたところ、EarthくんがMixくんを「雰囲気も性格もTianに合う子がいる」と監督に推薦し、監督は監督でMixくんのSNSをたまたまチェックしていたらしく、とんとん拍子にTian役がMixくんに決定したのだそうです。

こうして、今やGMMTVの四天王に迫る人気の「EarthMix」カップルが誕生したのでした!

そしてこの2人の仲の良さは「ガチ」であると専らの噂(ふふふ)。


あのGMMTV 1クレイジー(?)な若手人気俳優たちのシェアハウス生活を生中継する「SAFE HOUSE」のシーズン1でも2人の仲の良さは飛び抜けていて、常に距離感0で私たちを楽しませてくれたのでした。


↑昨日(3/21)から放送がスタートしたSAFE HOUSEのシーズン3!

EarthくんMixくん共に出演しますが、Mixくんは学業の都合(獣医学部のインターン)で後日合流なのだそう。

Earthくんも他のお仕事の都合で2人が一緒に出演出来るのは期間中2日だけなのだとか…。


☆現在放送中であるらしい「CUPID'S LAST WISH」や「MOONLIGHT CHICKEN」など、2022年も共演作が続々!




それでは前置きが超長くなりましたが、「A Tale of Thousand Stars」をご紹介してまいりましょう!


①ストーリー

タイ北部にあるチェンマイのミャンマー国境近くにあるパパンダーオ村には、こんな伝説がありました。


「大みそかの夜に崖の上で星を1000個数える事が出来たら願いが叶う」


電気もガスもないパパンダーオ村にボランティア教師として赴任しているTorfunはそんなロマンティックな伝説を信じています。

この村を大好きで、教えている子供たちや村の人たちからも愛されているTorfunは、短い帰省から戻ったら村の崖の上で、密かに思いを寄せる人と星を数えたいと思っています。


しかし、彼女のそんな願いは叶えられませんでした…。


↑村の子供たちや大人たちに愛されていたTorfun。

彼女の生い立ちは幸せなものとは言えませんでしたが、村での生活に心の底から幸せを感じていました。


一方、バンコク。

政府の高官を父に持ち、親の財産を湯水のように贅沢に使いながらも幸せを感じる事が出来ず、荒れた生活をしているTianという青年がいました。

Tianは心臓の病気を患っていて、なるべく早く心臓移植手術を受ける事が出来なければ彼の命も危ういと言われています。


仲間たちといつものように夜遊びをしていたある日、とうとうTianは倒れてしまいます。

病院に運び込まれ、今すぐ移植出来ないと助からないと診断されたその時、ドナーが現れます。


そのドナーこそが、帰省先で交通事故に遭って死んでしまったTorfunなのでした…。


新しい心臓を得て、生命の危機を乗り越える事が出来たTianはドナーが一体どんな人物であるのかが気になり始めました。

何とかドナーの身元を突き止めたTianはTorfunの伯母に「Torfunの後輩である」と嘘を吐き、貸していた本だと言ってTorfunの日記「1000の星の物語」を手に入れますが…。


こうして、生まれ落ちた瞬間から銀のスプーンを咥えて育ったTianは電気もガスも、もちろんインターネットも接続できない不便なパパンダーオ村にやって来ます。

国境に近いため、危険地帯であると言われる同村では常に森林警備隊が村人たちを守っていました。

その森林警備隊の隊長としてTianの目の前に現れたのがTorfunの日記に挟まれていた写真に写っていたPhuphaです。


一目で強く惹かれ合うTianとPhupha。

しかし、無愛想で厳しいPhuphaに最初は反発してしまうTianなのでした…


↑公式予告編。こちらは日本語字幕付きです!


次回、Part2に続きます。