前回の(架空)ソウルTRIPはこちらからどうぞ!
3日間お世話になったホテルをチェックアウト。
荷物だけは引き続き夕方まで預かってもらいます。
さてさて、今からソウルの冬ならではの料理を食べに行きましょう。
というわけで明洞から地下鉄に乗り、東大門駅で乗り換えて2つ目の新設洞駅にやって来ました。
たった2駅移動しただけなのに、海外からの旅行者も多い東大門とは雰囲気がガラッと変わるこの辺りは、(今回は残念ながら行けなかったけど)めちゃくちゃ美味しいサムギョプサルのお店があったりして隠れたグルメタウンなのかな…と睨んでいます。
*周辺の地図を見ているだけでお腹が鳴ってしまうような魅力的なお店がたくさんあります。
そんな隠れグルメタウン(?)にある、目指すお店はこちら!
ソンガネタッカンマリです!
タッカンマリって日本人旅行者からは人気だし、東大門には「タッカンマリ横丁」なるストリートまであったりするので、当然韓国でもメジャーな食べものなのかと思いきや、ソウル以外の街にはあまりお店が無いらしく、韓国人でも「何それ?知らない」という人も少なくないそうなのです。
*釜山にもあるにはあるらしいけど見かけませんでした。
しかし、ここソンガネタッカンマリは地元の人々に大人気!
売切れ次第閉店なので開店時刻を狙ってやって来た私たちなのでした。
開店したばかりの店内は静かでしたが…
あっという間に満席になったので「やっぱり早めに来て良かったね」と言い合う私たち。
メニューは当然タッカンマリ一択なので(韓国のお店あるある。そういうお店の方が好き)、席に着いてすぐにどどんとタッカンマリ(鶏一羽、という意味の料理名)が運ばれて来ました。
*後から追加は出来ないので、この時点で締めのククス(麺)を注文しておかねばなりません。悪い事は言わないから人数分注文すべし。
お店のご主人が火を点けてくれたので、後は煮えるのを待つばかりです。
そして私の口から出てくるのは「早く食べたい」の言葉だけ…。
店員さんがテーブルに薬味・たれ・キムチ(辛くも赤くもないやつ)を並べてくれました。
↑薬味・辛子・酢醤油を混ぜてたれを作ります。
鶏肉が煮えたらニラやキムチと共に食うべし!
ぐつぐつ煮えて来た所でご主人がハサミでジャキジャキっと鶏を解体。
そしてさらに煮えていくのを待ちます。
↑美味そ〜!
いや、めちゃくちゃ美味しいんです。
今まだお昼ごはんを食べてない私。
控えめに言って拷問です。ソウル行きたい(泣)。
ようやくご主人からの食べ方のレクチャーと共に「マシッケトゥセヨ(美味しく食べてくださいね)」とのありがたいお言葉が!
いただきます!
あんなに大きな鶏だったのに、美味し過ぎてあっという間に私たちのお腹へと消えて行きます。
コラーゲンたっぷりのスープを締めのククスに吸わせ、こちらも美味しく完食。
「ごちそうさまでした!」と、大満足、満腹でソンガネタッカンマリを後にしました。
それにしても、なぜか韓国料理ってたくさん食べても変にもたれたり、「もう動けない…」と苦しくなり過ぎたりしにくいような気がします。
食べれば食べるだけ元気になっていく感じ。
それがこの国の熱さとパワーの秘密かも知れません。
しかし、美味しいタッカンマリの余韻に浸っている暇がないのが最終日の寂しい所。
再び地下鉄に乗り込み、一路ソウル駅へ!
目的地は言わずもがな、ソウル駅と言えば「ロッテマート」でしょう!
↑ソウル駅に隣接しているロッテマート(画像はお借りしました)。
ロッテマートのような大型マートなら帰宅してすぐ夜食(もしくは翌朝)に食べられるものも買えるし、日本人旅行者に人気のお菓子、インスタントラーメン、調味料、レトルト食品、日用品、コスメ…と何でも売ってる「買」の殿堂!
*おまけにキムチだって持ち帰れるように厳重に包んでくれます(飛行機に乗る時はキムチはスーツケースに入れて預けねばなりません)。
ここでは各自別行動。
途中通路で出会う度にお互いの成果を教え合ったりして、それぞれ無事に目当てのものが買えたようです。
さぁ、残された時間はあと少し。
そろそろ最後の目的地へと移動しましょう。