*いんぺそさまよりコメントでこの記事で油葱酥を作るために使用した「エシャレット」と「エシャロット」は似て非なるものだとご指摘を受けましたので、訂正とお詫びをさせて頂きます。
申し訳ありません。
ただ、この記事で「エシャレット」を使用して作った油葱酥の鶏肉飯も美味しく出来た事だけは保証します。
台湾で食べるごはんやスイーツを日本でも手に入りやすいもので作って楽しもう!と言うのがこの「#おうちで台湾」の基本的な考え方でありますので、正式なレシピでは使わない食材でもどんどん使っていきたいと思います。
↑例えばこの記事でご紹介した「長ねぎ油葱酥」なんかも全然アリ!
とは言え、不確かな記事を書いてしまったことは反省しています。
申し訳ありませんでした(2023年4月5日)。
では、こちらからは元の記事です!
鶏肉飯も魯肉飯同様ファンが多いと思われる台湾の定番ご飯ものです。
魯肉飯のこってりがキツくなるお年頃の方(私?)や、魯肉飯の台湾独特のスパイスが苦手な方なら絶対こっち!
「元から日本にもあるんじゃない?」と思えるぐらい、日本人にも馴染みやすいあっさり丼の鶏肉飯です。
をぜひ読んでみてくださいね〜!
今回は梁記嘉義鶏肉飯リスペクトで目玉焼き乗せで作ってみました!
なお、レシピは口尾麻美さんの「まだ知らない 台湾ローカル 旅とレシピ」を参考に、私アレンジを加えて作りました。
ではまず、実は鶏肉飯の味のキモだった?台湾ではお馴染みの調味料である「油葱酥」から作って行きたいと思います!
まずはエシャロットを用意。
たまたま今回いつも行く農産物直売所で売ってましたが、普段は手に入りにくいエシャロット。
ない時は玉ねぎで作るのも全然アリです!
よくレシピには「市販のフライドオニオンで代用可」と書いてありますし、全くその通りです。
しかし、ちょっとめんどくさくてもフライドエシャロット(またはオニオン)から作るとめちゃくちゃ本場の味に近くなる事が今回判明したのです。
細長く切ってもいいし、粗めのみじん切りにしても良い(この後揚げるのであんまり細かくしない方が良い)。
このエシャロットの量で玉ねぎなら1/6〜1/4個分ぐらい?
焦げないように注意!
エシャロットはクッキングペーパーの上でしばらく油を切っておきます。
油もこの後使うので絶対に捨てないで!
フライドエシャロットは2週間ほど日持ちするので、しっかり油が切れたら保存容器などに移しておきます。
せっかく作るならちょっと多めに作った方が良いので、次回から玉ねぎ1/2個分ぐらい作ろうかな。
この油とフライドエシャロットで炒飯を作ると最高に美味しかったです。まさにお店の味!
*プラスXO醤で高級中華料理店の味に!
実は今回の鶏肉飯作りで一番めんどくさい(?)作業はこれで終わりです。
次にメインの鶏肉をば(いや、どちらかと言えばフライドエシャロットと同時進行か?)。
茹で時間は沸騰してから20分ぐらい。
沸騰してからの火加減はあんまり強くない方が良いと思います(蓋もした方が良い)。
茹で終わったらそのまま(湯に浸けたまま)冷ます(しっとり柔らかに仕上げるコツです)。
*電鍋の場合は外釜に水2カップを入れ炊飯。
炊飯が終わったらそのまましばらく放置するとなお良い。
茹で汁と鶏胸肉の皮は捨てないで!後から使います。
*お店によってはちょっと粗めに割かれていたり、ざっくりスライスしている所もあります。
お好みで!
では、鶏肉飯のたれを作ります。
この皮は塩を振るだけでも美味しく食べられるし、ポン酢をかけたり、細かくしてサラダのトッピングにしても。
まぁ、私は大抵その場で塩を振って食べますが…。
このじんわり滲んだ鶏の油にしょう油(あれば台湾しょう油)大さじ2、砂糖大さじ1、塩小さじ1/2、酢小さじ1、鶏の茹で汁50〜60mlを入れ、混ぜる(沸騰したらすぐ止める程度にちょっとだけ火を通す)。
たれの完成です!
*鶏の茹で汁はまだまだ余ってると思うので、これを使ってスープを作ります(水が足りなかったら足して)。
あっさりしたスープが台湾風ですが、今回は鶏肉飯自体があっさりしてるので酸辣湯にしてみました。
ごはんも炊けたら、いよいよ盛り付けです!
鶏肉飯自体は茹でた鶏胸肉とたれをご飯に乗せるというシンプルな料理だし、手軽に簡単に作れるものなのですが、ちょっとした手間とコツでびっくりするぐらい本場の味に近付きます。
ぜひぜひ作ってみてくださいね!