さて、ようやく釜山滞在記が終了したので、今回からは滞在先レポート、釜山での購入品のご紹介…という関連記事を書いていきたいと思います。
良かったら、2019年12月の釜山旅行にもう少しだけお付き合いくださいませ。

今回釜山で滞在したのは釜山駅のすぐそばにあるアスティホテル釜山という、トリップアドバイザーで検索するたびに上位にあがってくるホテルです。

さて、このホテルが上位になった理由は何なのでしょうか?
早速(勝手な)滞在先レポートを始めていきましょう!

↑左手に見えるのがアスティホテル釜山(てっぺんが緑色の電飾?の建物)。
釜山駅の向かって左側にあります。便利!

韓国でも台湾でもよくあるのがホテルの下階(もしくは上階)に何らかのテナントが入っていて、ロビーが三階とか五階とか十何階とかにあるタイプのホテルです。
こちらもロビーは3階にあり、若干入り口がわかりにくいタイプ。
ちなみに一階にはスターバックスとコンビニがあり、とても便利です。
*残念ながら行く機会はなかったのですが、上階にはバーがあるみたいです。
そのスターバックスとコンビニの間あたりにエレベーターでロビー階に行く時の入り口と、エスカレーターでロビー階に行く場合の別の入り口(入り口というかエスカレーターは建物の外にむき出しになっている)があります。

↑フロントでは英語(簡単なもので大丈夫)でやり取り。

では、先にとりあえず部屋へ行ってみましょう!

↑部屋はオーシャンビューのダブルルームでした。
ベッドの他にライティングデスクとソファとテーブルがあり、部屋でも軽く飲んだり食べたり出来るので便利です。
部屋の広さはスーツケースを2つ開いても余裕があるぐらい。
バスルームとベッドルームの仕切り部分に洗面台があります。
クローゼットも二泊の旅行には充分な冬のコートやダウンも余裕の大きめサイズ。
冷蔵庫もミニサイズながら奥行きがわりとあって収納力あり(たまに冷蔵庫がめちゃくちゃ小さいホテルない?)です。
↑寒い冬の韓国旅行ではやはりバスタブかホテルに大浴場が欲しいところ…ですが、残念ながらシャワーのみ。
このハンドシャワー、水圧が高いのは良いのだけれどお湯が出る所の一つ一つが細い(小さい?)のでちょっと肌あたりが痛い。
↑トイレは温水洗浄機能付き。
左がシャワーブースなので若干狭い。

今振り返って思えば、2019年8月に台東で滞在した勝手に滞在先レポート#26シェラトン台東ホテルに何となく部屋の造りが似てるように感じます。

釜山はホテル選びに毎回頭を悩ませるエリアで、なかなか「ここ!」っていうホテルが無い(私があんまり知らないのもあるけど)んです。
ソウルのように泊まってみたい(中価格帯の)ホテルが選びきれないほどある!…って感じではなく、海雲台辺りの高級なリゾートホテルか外資系高級ホテルやホステルやゲストハウス、温泉マークの安宿(夫が嫌がる)以外の選択肢があまりないのです。
時期にもよりますが、このホテルの料金は大体1泊1万円前後(オーシャンビューの場合。シティビューならもう少しお安めです)といったところでしょうか。
釜山はソウルに比べるとホテルの料金は低めです。

あと、滞在時間がどうしても短めになる釜山旅行では交通のアクセスも大きなポイントになって来ます。
と、いう事でこのホテルの立地をば。
ホテルがある場所は先ほども書いた通り、釜山駅のすぐ近くです。
釜山駅を挟んで反対側には日本人韓国リピーターさんに人気の東横インや釜山滞在記の最終回でも登場した済州家があります。
釜山駅前の大通り、中央大路を挟むとコンビニやロッテリア、カフェ(TWOSOME PLACEやパリバケットなど)などの飲食店があります(オリーブヤングも!)。
釜山駅から向かって(中央大路をはさんで)右側にはテキサスストリート、左側には上海通りがあり、中央大路から一本中に入ると多国籍なムードです。
両替屋さんもその辺りに何軒かあり(釜山では明洞のようにレートをそとからもわかるようにしていないのがちょっと不満。おそらくどこもそんなに変わらない…のかな?)。


釜山の旧市街地ならではの観光スポットもいろいろとあり、隣駅(西面行き)の草梁には草梁イバグギルや168階段、反対方面(南浦行き)の隣駅の中央駅周辺には有名な四十階段があります。
食のスポットも言わずもがなで、草梁–釜山–中央–南浦–チャガルチ(地下鉄1号線)まで観光客にも地元の方々にも人気の店が点在しているエリアでもあります。
ぶらぶら散策しながら食べ歩くのにもとても便利な立地ですよ〜!

↑チャガルチ駅近くのバス停からコミュニティバスに乗れば甘川文化村へもすぐ!

大抵の日本人観光客は西面エリア・南浦エリア・海雲台エリアで観光したり食事したりすると思うのですが、西面から南浦は少し距離があるし(地下鉄1号線で言えば8駅離れてます)、海雲台に行くには西面で地下鉄2号線に乗り換えねばなりません。
という事で、南浦寄りながらも南浦–西面の間にある釜山駅(何ならKTXで釜山から韓国の他のエリアに行く事も可能だし)は便利なのでは?と私は思うのですが、夫はバリバリ繁華街な南浦か西面に滞在したかったようで、この立地は不便であると不評でした。
空港リムジンバスもホテルのすぐ近くに発着するし、タクシー乗り場もあるので空港への行き帰りは楽。
**不評ついでに言うと、いちいちロビー階の3階で止まって乗り換えねばならないエレベーターにも不満だったようです。
全くせっかちな夫よのう…。
***もう1つだけありました。
冬の韓国のホテル全般に言えることだと思いますが、とにかく部屋の温度が高過ぎる!
冬なのに窓を開けて寝て、途中寒くて起きるという有り様でした。
あと加湿器があればありがたい…。

最後に総合して言えば、部屋も立地も良い感じだし、ホテルのスタッフさんたちも笑顔少なめと言えど、丁寧で親切だし、とても良いホテルであるとは思いますが、もう一度泊まるか?と訊かれるとう〜ん…って感じです。
何て言うか、私たちにとってはわくわく感が少なめなホテルだったように思います。
ま、好みの問題ですね。
釜山から韓国を周遊する予定だとか、繁華街はうるさいから嫌だけど不便すぎる場所は嫌、落ち着いて滞在したいと仰る方にはすごく良いホテルであると思います。

あ!この部屋からの風景はプライスレスでした!

↑海からのサンライズ!