台湾滞在記の途中ですが、美味しいマンゴーかき氷を求めて渡台する方が多いであろう今の時期です。
かなり大きい器に氷が見えないぐらいマンゴーが乗っています!
思わず心の声が出川さんみたいになってしまいます。
この情報を共有すべきではないか?と思い、記事にする事にしました。
先日(2018年7月)の台北旅行の際、今まさに旬である美味しいマンゴーを食べるのが旅の目的の1つでありました。
私が台北でマンゴーかき氷を食べるお店は①冰讃②百果園③その時々で噂のニューカマー…と決めています。
今回②の百果園には行けませんでしたが、冰讃には鼻息荒く初日に駆け込みました。
そして大好きな芒果雪花冰(+プリントッピング)160元を注文。
フワッフワの雪花冰に口に入れただけでとろけるジューシーなマンゴー、そこにふんだんに掛かる練乳のハーモニーを楽しんでる最中に思いました。
「?何かマンゴー少なくない?」
大好きな冰讃を貶すつもりは全くありません。
この美味しいマンゴーをたっぷりと使った雪花冰、150元で食べられるなんて御の字です。
それに、相変わらずマンゴーのレベルは高いのです。
しかし…しかしです。
やっぱりマンゴーのどっさり感は減っています。
ここ2〜3年で芒果雪花冰は50元値上がりしています。
お店がマナー違反をする日本人観光客にうんざりしてしまわれたのかもしれない。
だからもうあんまり日本人に来て欲しくないのかも?
そんな事さえ感じて悲しくなってしまいます。
だけど、冰讃を悪く書く気にはなれない。
どこのお店より質の高いマンゴーをどっさり使って安くマンゴーかき氷を提供してくれているのだもの。
あの味はやはり冰讃でしか食べられない味です。
これからも冰讃には通い続けるつもりでいる私です。
…と言うわけで本題はここから(長いよ!)!
帰国日にぶらぶらと永康街から龍泉街を散策していた時のことです。
空港に向かう時間が近付いて来たので、そろそろホテルに荷物を取りに行かないといかんなぁ、しかし暑い。暑過ぎる!…と思っていると、ふと一軒のお店が目に入りました。
何とも簡素な作りの(失礼)店だけど、どうやら売りはマンゴーかき氷らしい。
しかも値段は80元。マジで???
はっきり言って全く期待出来ません。でも暑い…。
ここに来るまでの道のりでも、マンゴーかき氷が有名なお店が永康街にいくつもありました。
しかし、どこも高い。
1人でちょこっと食べたいだけだから、安いのでいいのに…と思っていた私にはうってつけです。
空からマンゴーの神様が見てくれていたのでしょうか?
よし、いっちょここで最後にマンゴーかき氷を食べて行くか!と店に飛び込みました。
しかしカウンターにいるのは小学生ぐらい(もしかして中学生だったらごめん)の男の子2人。マジでか!
とりあえず男の子のうちの1人に「マンゴーびん」と言って指を一本見せ、80元をカウンターに置きました。
すると、何とその子は15元返してきます。
えっ、65元なん?と動揺しつつ、どんな物が出て来ても値段が値段だからな…と席に座って待ちました。
*でもやっぱり普段は80元のようです。
ハッピーアワーだったのか?
すると、お店の奥からようやく現れたお店のご主人(たぶん子供たちのお父さん)。
その瞬間、手元に持っているお皿に目が釘付け!
えっ、まさかそれ私のじゃないですよね???
正解はお父さんの行動で発表です!
私の目の前にずしん、と手に持っていたお皿を置いたのです。
でかい、でか過ぎる…!
かなり大きい器に氷が見えないぐらいマンゴーが乗っています!
そしてマンゴーアイス。
これ、65元!?安過ぎでしょ!
思わず心の声が出川さんみたいになってしまいます。
まぁ、とりあえず食べてみようかとマンゴーをパクリ!
うん、ジューシー!!うん、うんまい!!!
夢中になってマンゴーを食べ、ようやく落ち着いて来たところで氷が見えます。
ここのはミルクを削ったものではなく、マンゴージュースを削ったような、シャリシャリのシャーベットアイス的な氷でした。
うん、暑い夏にはこれも爽やかでいい!
ようやく驚きと興奮が収まったので店内を見回すと、そこには冰讃のように産地から送られて来た事を示すマンゴーの箱が積まれています(産地はマンゴーの聖地玉井)。
そしてこじんまりした店内に流れるのは暑い夏の午後ならではのゆったりとした空気。
師範大学の学生街でもあるのでお客さんは学生さんが多いよう。
この雰囲気はこのままであって欲しいと思う隠れた名店でありました。
はっきり言って今回こんなに詳しく書く予定では無かった、内緒にしておきたいお店です…。
冰天地冰城 師大店
住所 台北市大安區龍泉街13號
電話番号 0982-019-966
営業時間 13:00〜23:00
詳しくはお店のFacebookをご覧ください
立ち寄りスポットはお店のすぐ近くにシルバーアクセサリーショップである元銀手作が、あと夕方からは師大夜市になる通りにあります。
近くにはカフェやレストランも多数。
永康街からも近いです。