最近曇りがちな天気が続いていた大阪ですが、今日は久しぶりに朝から雨が降りました。
それも朝起きた時は「えっ、今日って台風が来るって言ってたっけ?」と思うぐらい、真っ黒な空に強い風と土砂降りの雨。
しかし、結局しとしと降ったり止んだりの中途半端な天気でした。
一昨日ぐらいから夫が「台湾に台風が近付いてる!」って言ってますが、さぁどうしましょうか。
しかし、この台風シーズンに台湾に行くという事はやっぱり雨(もしくは暴風雨)の覚悟をしないといけないという事になります。
何とか日本から台湾に辿り着けたものの、一日中暴風雨でどこにも行けない。
台風の場合、外を出歩くのは危険なのでホテルに籠るしかないのですが、雨が多い台湾(特に台北を含む北部)では一日中雨という事はあり得る事なのです。
私の場合、2度目の台北旅行の時は滞在中ずっと雨がちの天気でした。
3泊4日の間ほぼしとしと雨。
豪雨という事は無かったものの、4日間ずっと降ったり止んだり…。
しかしがっかりしたものの、台北のような都市部だと傘をさすめんどくささはあるものの、街歩きが中心なので思ったより旅に支障は無いのでした。
さすがに九份に行く予定は取りやめましたが(あの有名な階段が雨だと怖いし、サンセットタイムの夕景を楽しみにしてるので)、台北101に上り、少しもやもやした夜景を楽しみました。
意外と滲んだ光が綺麗でした。
雨の台湾では一体どう過ごせばよいのか?
少し考えてみましょう。
①食べる
うん、これはどんな天候でも変わりません。
ただし、屋外の夜市や屋台はちょっときついかも…。そもそもそういう所は休んでる店も多い事でしょうし。
なので、思い切ってそんな雨の日は前から行きたかったちょっと高級なレストラン(別に高級でなくてもいいか)などに出かけてみたらどうでしょうか。
「雨だ〜…」ってがっかりしてたけど、ちょっとテンションが上がりませんか?
予約が必要な店なら、ホテルから電話してもらうと安心です。
行き先が決まったならタクシーでGO!です。
行きたかった店をはしごしても楽しいかも?食べ過ぎ注意ですね…。
アーケードがあるから雨でも大丈夫です。
②自分を甘やかしてとことんリラックス
一日中雨の予報なら、思い切ってリラックスDAYにしてしまうのはどうでしょう?
北投温泉ならMRTで行けるし、日帰り温泉で思いっきりリラックスして日頃の疲れを癒しましょう。
北投以外にも台北から1時間ほどで行ける温泉が色々あります。
「雨の中温泉まで行くのはめんどくさい…」という方なら街中にいくらでもあるマッサージ屋さんや、スパに出かけてみても。
スパは大体要予約なので、思い立ったらすぐホテルで電話してもらい、空きを訊いてもらうと良いでしょう。
運良く空いてたら予約してもらいましょう。
至福の時間の始まりです。
予約していたのはここの中にあるスパに行きたかったから。
スパのトリートメントを受けると日帰り入浴料金が割引になるので、セットで予約していました。
ここは人気の温泉ホテルだし、あまりたくさんのお客さんを入れないように調整しているそうなので、行こうと思ったら日本から予約しておいた方がいいです。
レストランもあるのでランチ+日帰り入浴、なんて過ごし方もいいですね。また行きたい温泉です。
北投エリアは美味しいと評判のお店も多いのでまたいずれゆっくりと訪ねることにします。
中山の行きやすい場所にあるし、セラピストさんが多く、予約も取りやすいです。
台北で一番リピートしてるお店(飲食店も含め)かも。
忠孝復興駅の近くにもあります。
写真はクリスマス時期なのでクリスマスの飾り付けですね…。
③ゆっくりと茶藝館で過ごす
良い茶藝館とは不思議な空間で、他の場所より時間がゆっくり流れてるような気がします。
雨の日ならなおさら。
1人でお茶とじっくり向き合って香りや味を楽しむのもいいし、誰かと過ごすのも良いでしょう。
食事が出る所もあるので、空腹を満たした後にお茶を楽しむ事が出来ます。
④買い物
雨にあまり濡れずに買い物出来るのは、信義地区でしょうか。
MRT板南線市政府駅から台北101までは通路で繋がってるので濡れずに歩けます。
私はやっぱり誠品書店(ここは繋がってないので一瞬傘が必要)でしょうか。
旅行中はどうしても慌ただしくなるけど、雨の日ならゆっくり本を選んだり、お土産を買ったり、カフェやレストランに入ったり出来そうです。
誠品で過ごした後は啜飲室 LANDMARKでクラフトビールを飲もう(啜飲室 LANDMARKについてはこちらを!)!
いかがでしょうか?
こうして書き出してみると、普段と違って1ヶ所1ヶ所じっくりのんびり過ごせそうな気がして、雨の台湾も悪くない気がしませんか?
せっかくの旅行期間の天候が悪いのは残念な事かも知れませんが、台湾に流れる優しく温かい空気は雨でも消えることはありません。
今回書ききれなかったけど、まだまだ雨でも楽しく過ごせる方法が台湾には色々あります。
雨に濡れた台湾の街も、また美しいのです。