とても良いドラマです…
見事な漢(おとこ)の生き様が描かれています…
身分や肩書き等関係なく強い絆で結ばれている3人の漢達…
例え行く道が違えども決して切れる事はないと信じ生きてゆく…
20年が過ぎ、その友がもう一人の友を死に追い遣ってしまう…
友を死なせた事が許せぬと、絶交する事となるが…
この物語は、現代に置き換えても通じるメッセージが込められていると感じました…
止むに止まれぬ思いに突き動かされ、行動を起こしてしまう十蔵(農民)は、武士ではないが漢(おとこ)として生きる決心をするのです…
今 自分に出来る事をやる、その為に友に命を取られても…
十蔵は、友である小弥太だからこそ自らの命を委ねる決心をする…
大義の為に己の命(十蔵の命)を使ってくれと…
そして小弥太にも存分に為すべき仕事を全うして欲しいと望んだのです…
十蔵の真意を確信した小弥太は、苦しみながらも敢えて十蔵を捕らえさせて処刑する…
源五は最後に十蔵に会いに行くが、十蔵は源五に「小弥太を頼む」の言葉を残して刑場へと引かれて行く…
己を死地に追いやろうとする小弥太の事を、笑顔で「頼む」と…
この言葉の意味を源五は、どのように解釈するのか…
止むに止まれぬ思いに突き動かされて、行動を起こし、思わぬ事態を引き起こしてしまう…
自分の行動の結果までをも予測し、どんな事態になろうとも漢として腹を括って行動を起こす…
「どんな事態になろうとも…」ここが今、問題になるところです…
さて、この物語の続きが気になりますね…