ちほぎみき子です
朝日新聞デジタルに
「養育費、「逃げ得」許さない 支払強制へ議論スタート」
という記事がありました。
http://www.asahi.com/articles/ASJCL5DGKJCLUTIL049.html
離婚後、裁判で子供の養育費の支払いが命じられているにも関わらず、払わず
(おもに元夫)
母子家庭が精神的なストレスや子どもの貧困につながり、
大変に深刻なケースが多いです。
私はこの問題もご相談を受けたことがあります。
ご相談者の女性は、離婚後、起業し、二人のお子さんを立派に育てられています。
残念ながら元夫はなしのつぶて。
1円の養育費ももらえなかったそうです。
相談者の方がおっしゃるには、元夫には支払い義務があり
現状その能力もあるにもかかわらず支払わず、
皆さんが汗水たらして働いて納めている税金を母子家庭支援としていただくことは、
とても助かってはいるが、同時に本当に申し訳なく思う、と。
DVのケースや、支払う能力が何らかの理由でない場合もあるでしょう。
でも、国の法律で「逃げ得」させないようにしっかり制度化してもらいたい、
とご要望をいただいたことがありました。
もちろんこのご意見・ご要望は公明党の国会議員さんにつなぎました。
このたび、国においてこのような議論がはじまりよかったと思います。
(一方私の友人は、離婚後、約束どおり子どもの大学の学費まで全額払ってもらい、
子どもも含めてそれぞれの道を進んでいます。
きちんと責任を果たしていらっしゃるケースもたくさんあります)
港区議会公明党は今年の第二回定例会において
「ひとり親になる原因の多くは離婚であることから、
協議離婚の際には、面会交流や養育費の取り決めがきちんとなされるよう
促す支援をすべき」と代表質問いたしました。