ちほぎみき子です。
今日は京浜急行線に乗って蒲田までお出かけしました。
蒲田駅前の東京工科大学で開催された
自主上映会「むかしMattoの町があった」を鑑賞してきました。
ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、
イタリアでは1978年に精神病院廃止法が成立し、
それに変わって地域精神保権センターのサービス網が敷かれていきます。
映画終了後、前に読ませていただいた
「精神病院を捨てたイアタリア捨てない日本」の著者であり、
この自主映画代表の元ジャーナリストの大熊一夫氏のお話を伺い
大変に理解が深まりました
日本の精神医療の貧弱さに憤りを感じましたが、
一方若い志ある精神医療に関わる仕事をされている人たちが
たくさん質問をされている姿を見て、
この映画のように熱い一人で変わっていけることが必ずあると希望がもてました。
「このTV映画は無関心層に働きかける力がある」と評されていますが、同感です。
精神医療だけのことでなく、生きていく上で、
誰しも直面する問題が描写されていて、
ご覧になった方は何か一つは自分の身に、少なからず、
当てはまっていると思うのでなないか??と、私は思いました。
でも、問題に直面することが、「生きる」ってことであり
だから、自分が感じていることは、自然なんだ、何も悪いことじゃない、って
素直に、ありのままでいいんだって思うことができました。
全国で自主上映会が開催されているようです。
チャンスがあったら、ぜひご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=ULyfyQFrAFY&list=PLEC7A3BCD170649AD