★感情に振り回されなくなるために。

生きていると、さまざまな感情が芽生えますよね

嬉しい、悲しい、イライラする、楽しい、悔しい、羨ましい、心地良い……

などなど、私たちは常に感情と共に生きています

しかし、私たちは無意識に、この感情というものに振り回されてしまっていることも多いのではないでしょうか

今回は、

そもそも感情とは何なのか。

これらの感情とうまく付き合っていくためにどうすればいいのか。

…について、宇宙真理の視点から説明していきます

「私が怒っている」は間違い？！

私たちは複雑な感情を持って地球に生まれてきていますが、

特にやっかいだと感じるものの一つは｢怒り｣の感情ではないでしょうか

怒りは爆発的に生まれる攻撃のエネルギーなので、なかなかそれを冷静に受け止めることは難しいですよね

怒りにまかせて、相手を傷つけるようなことを言ってしまったり…

イライラするせいで建設的な話し合いができなくなってしまったり…

そのようなことは、誰でも経験したことがあるのではないでしょうか

何かへの怒りが出たとき、私たちは、「私が怒っている」と表現しますよね。

しかし宇宙真理的な視点でみると、この表現には少し語弊があるのです

正確に言うと、

私が怒りのエネルギーを持っているや、私の中の怒りのエネルギーが、表面に上がってきたというのが正しいと思います

何が違うのと感じる方もいるかもしれませんね。

しかし、この二つの感覚には大きな差があるのです

『真の私』と「自我」は別のもの。

以前、こちらの記事で、

『【スピ】私たちは、何のために生まれてきたのか。』

「私たちは大いなる意識によって創られた」

「その分け御霊(みたま)は、今も私たちの中にある」

というお話をしましたね

私たちの一番芯の部分には、その「大いなる意識」があります。

それは、私たちの今世でのさまざまな体験を、喜びの中で見守ってくれている存在です

だから私たちには本来、その大いなる意識から来る「私は在る」という感覚しかないはずなのです。

この感覚を、『真の私』と呼ぶことにします。

しかし人間には、動物とは違って「自我」がありますよね

「自我」とは、自分の存在や思想に執着する心のことです。

この自我は、「私は在る」という感覚(『真の私』)を包むように、隠してしまうような形で存在しています

なので私たちは、この自我から生まれるさまざまな思想や思考を「私自身」だと勘違いしてしまいます。

言葉を変えれば、『私』が思考していると思ってしまいます

しかし『真の私』とは、「私は在る」というただの意識であって、

自我が考えるこれらの思想や思考とは全く別のものなのですね

…少し、難しいでしょうか

すみません、もう少し説明させてください…笑

感情は、私たちの自我から生まれる「エネルギー」。

そして感情とは、この自我の思考が作り出した「エネルギー」なのです

例えば自己否定が強い人の場合、

「LINEの返信がなかなか返ってこない」という出来事があったとしたら、

LINEの返信がなかなか返ってこない。

【出来事】(外側のもの)

「もしかして嫌われたのかな…。」

「やっぱり私なんか、好きになってくれる人はいないんだ…」

【思考】(自我からくるもの)

悲しい

【感情】(自我による思考から生まれたエネルギー)

このようになります

(しかしこんな時にも『真の私』は、「こんな経験ができた」という喜びの中にいるんです。

自我に隠れてしまって、私たちには全然わからないんですけどね)

つまり感情とは、自我が思考することによって生まれたエネルギーであり、

『真の私』とは全く関係のないものなのです

感情を「これは私にくっついているエネルギーだ。」と意識してみよう。

何かの感情が湧き上がってきたとき、ぜひ「これは、私自身が感じているのではなく、私にくっついているエネルギーなのだ」ということを意識してみてください

感情はエネルギーなので、使うとなくなります

つまり、感情を感じ切って昇華させてあげると「消える」という特性を持っています

その感情を、自分とは違うものだと意識しながら、

まるでワイン🍷を味わうソムリエのように様々な角度から観察したり感じたりしてみると、その感情が小さくなることに気づくかもしれません

以前から、私は「感情を見つめるワーク」をご紹介していますが、

これも実は、自分の中に生まれた感情を、自分とは違うものとして俯瞰して見つめるということをしているんですね

これを意識することで、感情と一体化して、感情に飲み込まれてしまうことが随分減るのではないでしょうか

「怒り」の感情だけは、少し注意。

以前の記事でお話したことがありますが、

『「怒り」はあなたの本心ではない？』

「怒り」は「第二次的感情」と言われており、

その奥には、怒りに隠された本当の感情が眠っていることが多いです

それに気づかず怒りの方を観察してしまうと、その怒りがさらに大きくなってしまう可能性があります

なので、怒りが出た場合は、その奥にある本当の気持ちを探った上で、「感情を見つめるワーク」をぜひやってみてくださいね

今日のトライ！

感情はただの「エネルギー」であり、『真の私』とは別のもの。それを意識しながら、感情を俯瞰して眺めてみよう！

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今日もありがとうございました

共に地球に生まれたあなたが、大いなる祝福と喜びを感じながら生きられますように