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2024年
この度の能登半島地震で
被災された皆様へ
心よりお見舞い申し上げます。
連日のニュースで
犠牲になられた方が
増えていくのをみて
心が痛みます。
1日でも早く復興されることを
願っております。
地震当日、私の住むところは
震度３でしたが、嫌な揺れ方が続き
ニュースを確認すると
能登半島の方で震度７と
そして津波の警報が出ており
言葉を失いました。
東日本大震災のことを思い出し
なんとも言い難い不安感で震えました。
避難所での生活、自宅だとしても
食料などの不安、いつライフラインが復活するか
今後の不安ばかりがあると思いますが
余震や怪我などに気をつけて過ごしてください。
(↓ここから先は私の体験談です↓)
東日本大震災当時、私が住んでいた場所は
ちょうど震度７を観測した地域でした。
幸い津波の被害はない所だったので
家屋内外の被害のみでした。
何が起こったのか？
この世が終わるんじゃないか？
家が倒壊する？
何持ったら良いんだっけ？
頭がパニックになり
ふらつきながらも必死に走り
同居していた祖父を家中探しまわり
外に逃げました。
いつになったら止まるのか
木は激しく揺れ
目の前で地面が割れ
もー！神様いるならとめてよ！！
って声に出して叫んでいたところを
じいちゃんに目撃され笑われました。
その後すぐに雪がちらつき
雉は鳴きやまないし余震は続くし
ただ呆然としていました。
年寄りしかいないのに
私がちゃんとしなきゃ！とは
思ったものの、ここからが大変でした。
電気、水道などライフラインが
全てストップ。もちろん電話も繋がらない。
かろうじてガスが使えるだけ。
私1人ではどうしようもできないため
祖父母を連れて実家に避難しました。
食料を手に入れるため店という店をまわり
ガソリンを入れるため開く情報があれば
夜から泊まり込みで並び
水の支給があると聞けばペットボトルでも
ポリタンクでもとにかく持て得る容器を持ち
歩いて回りました。
車はガソリンの都合や道路状況もあり
なるべく使わないようにしていましたが
水の時は本当にしんどかったです。帰りが。
夜は電気がないため
できる限り昼間に動き
夜は懐中電灯やロウソクで過ごし
みんなでコタツに集まって暖を取ってました。
時間に関係なく余震は襲ってきますし
ラジオでは津波で犠牲になられた方の
情報が聞こえ、テレビがないので
何がどうなっているのか現状把握ができておらず
どうして聞くたびに死者数が１００人単位で
増えていくのか怖くてしょうがなかったです。
数日して、
給水で並んでいた時に
「電力の関係上、町内放送はこれで最後となります…」
と放送がありみんなざわついてました。
私の弟はこの放送を聞いた時、絶望したと言っていました。
そんなこんなで
7日〜10日くらいで電気、水が復旧しました。
家だけでなく職場の片付けもあり、
復旧前から復旧後も結構動くことが多くて
逆に家族以外の仲間とも
やりとりできたのが力強かったなーと思います。
そんな中、
母は水と間違えて焼酎で味噌汁を作ったり
コタツにいる猫は歯槽膿漏？で
すごいスメルを醸しているし
深く陥没した道路に入って行ったり
飛び出したマンホールを撮影してる妹はいるし…
当時は笑えなかったけど
普段とは違う温かみも感じてたんだなーと
今になって思います。
なんというか、母は強し。
わたしたちの前で弱音吐かないし
何をやるべきか、ちゃんと教えてくれました。
そしてもう一つが情報の大切さ。
叔父が情報を集めて知らせに来てくれたり。
大人ってすごいんだな、私もこうなれるのかな
と、心強いなと改めて人の大切さを
知ることともなりました。
今は子供が３人。
大きめの地震が来ただけでも身体が震えますが
守るためにはどうしたらいいのか
咄嗟に動くことができています。
こうなるとやはり
旦那がいると心強いな。悔しいけど。笑
夜中に強い地震があったとき、
同じベッドに旦那がいると思えただけでも
安心感。震えは止まらないけど。
話は変わりますが
こう言った災害があると
結構、人の本性が出たりもします。
助け合い精神の人が多い中
どうしようもないことに文句を言って
キレる人、自分だけが可哀想だと思う人
なぜが自分が偉くなる人…
そこまではかわいいもんですが
盗みをしたり、人に危害を加えたりする
人も出てきます。
本当に気をつけてください。
知人から聞いた話ではありますが
工場がある場所では商品を盗まれたり
特に津波があった地域では
車からガソリンを抜くだったり
これは本当に怖いのでやんわり言いますが
身につけていたアクセサリーなどの
金品を盗んだり。
本当に、なぜこんな時にこんなことを？
をする人がいます。
なのでもし災害があったら
そう言ったことにも十分気をつけてくださいね！
長いしまとまりない記事になってしまった！
ごめんなさい💦
最後までお読みいただき
ありがとうございます！
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