多くの経営者にその経営手法・経営哲学から学びを与えていらっしゃるT社長。
あの超有名なTVショッピングの創業者。
現在では、目立った講演はされていないそうですが、オンラインで聞かせていただく貴重な機会をいただきました。
約1時間半にぎゅっと凝縮された経営哲学、というよりひとはどう生きるべきかの人生論、
著書などでお馴染みのエピソードや言葉もあったかと思いますが、ご本人から直接うかがうと、やっぱり違いますね。
・今を一所懸命に生きる(明日の自分が少しでも成長しているように)
・結果がでないひとの多くは、今を生きている"つもり" "がんばっている”つもり
・自分でどうしようもない、8割のこと、過去や未来のことに気を取られない、自分でなんとかできる2割のことを考える
・売れないと売り手が決めつけているといつまでも売れない(発想の転換で売れる)
・伝えた、だけでは伝わらない
・ひとは、ひとのために生きてこそひと
・人生は最後までボトルネックを探す旅
ゲーテや世阿弥や良寛の言葉も引用されつつ、創業から数十年でビジネスを何倍にも大きくされた、社員さんもお客さんも巻き込む人間力の凄さの根本にある考え方を、言葉や表現を変えて教えていただきました。
「間」の取り方も実に計算されていて、さすがプロ中のプロ。
いかに自分が物売りとして素人であるかを思い知らされました。
"いまを一所懸命生きる"こと、肝に銘じて1日1日を大切に生きようと心底から思いました。
講演中にご紹介いただいた、ご本人の著書はこちらの2冊。
すごくお薦めされた書籍。