息子再び休職 | another way

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新たにまた一歩踏み出す

3週間ほど自宅にいて、元気をだいぶ取り戻して、勤務地に帰った息子ですが、

 

その後、また連絡がなく、、、

連絡がないのは、

つつがなく出勤しているのだろう、

もしかしたら、配置転換の話になっているのかも、

なんて、希望的観測をしていたら。

 

1日だけ出勤して、また会社の指示で長期欠勤をさせられていると。

 

自分には働く意思があって、なのに長期欠勤をさせられるって!

どういうこと!

少し感情的になり、その会社問題あるんじゃないの!?と、

弁護士さんや社労士さんの、複数の友人知人に事情を話して聞いてみたのですが。

 

みなさんの回答をまとめると、

「会社の対応に法的な問題はなく、傷病手当をもらって、いまは休むしかないんじゃないの?」

 

私が息子から聞いた話では、軽い鬱の症状になったのは、

慣れない地方の営業所に配属され、苦手な環境で、

相談相手もなく仕事をしなければならず、

新卒でありながら、OJTもほとんど機能していなかったことがストレスになり、

不眠状態を引き起こしてしまったから。

 

新入社員を育てる環境にないところに、配属した会社に責任があるのだ!

パワハラが横行していた昔ならともかく、いまならその主張は認められるはず!

そして、いまの職場の環境から離れたら、元気になれそうなのだから、

いますぐにでも配置転換してもらって、早く職場復帰させたい!

と思ったのですが、、、、

 

専門家の冷静な判断を聞くと、それは難しそうです。

 

そういえば、

長時間労働で過労の状態であったとか、実際にパワハラがあったという場合でも、

それが裁判で争われたりする場合、克明な記録など目に見える証拠が必要で、

また専門家によって関連性が認められなければ、却下されているケースもあったりして、

その手の問題は複雑であったこと、改めて思い出しました。

 

うちの子に限って、、、

 

というわけではないですけれど、

お子さんが引きこもりで、、、、という方お話を聞いても、

我が子がそうなるとは、それも、社会人になってからとは、想像していなくて、

(引きこもりにはまだ至っていませんが)

急に降りかかってきたことに、少々慌てしまっていたようです。

ここは冷静に考える時間をいただけたと、

ゆっくりと休ませるのが最良の選択だと納得しました。

 

やはり、専門家のアドバイスを聞くって、頭を整理し、感情を落ち着けるのに一番ですね。

気軽に相談できるプロの友人がまわりにいて、本当に心強いと感謝する一方で、

私も自分の守備範囲のことを正確・的確にアドバイスできる力を、

体の筋トレと同じように日々少しずつでも蓄えておかねばと、

改めて思いました。