another way

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新たにまた一歩踏み出す

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昨年、大阪の母がとうとう東京の施設に入りました。

 

1970年代に家族4人で住み始め、

そこからまず父が出て行き、私が出て行き、弟が出て行き、、、、

その後母がひとりで30年近く(全部合わせると50年以上)住んだ家を片付けました。

 

片付け自体は専門の業者の方に頼んだのでそれほど大変ではなかったのですが、

それでも、10代の頃から置きっぱなしになっている自分の荷物や、

母の膨大な洋服や和服やバッグなどの小物に装飾品(高価なものではありません)

これらを事前に整理するのに、何回か大阪を往復し、体力的より精神的に疲れてしまいました。

 

自分の小学校の頃の絵や、独身の頃の母の写真や、カメラ好きだった父のむかーしのフィルムカメラが出てきたり、

そのようなものを見るたびに、心のどこかがびくりと反応して、それに疲れてしまったようです。

 

そのせいか、気の緩みか、師走に動き過ぎたのか、年末押し迫って例の流行り病に罹ってしまいました。

 

2年以上、熱を出さずにきたのですが、そろそろデトックスが必要な限界値にきていたのかもしれません。

 

 

年越し前ぎりぎりになんとか復活し、実家に帰ることもなくなったので、お正月は読書を!と

日本橋の丸善で、見慣れない表紙の本を発見。

 

3部作で、「俺の生存戦略」富編、健康編、知性編とタイトルの色違いで並んでおりました。

巨神のツール 俺の生存戦略 知性編・富編・健康編 3巻セット

 

 

本もたまに装丁のビジュアルで選んだりしてしまう私、

 

黄色より、緑やオレンジが良さそうに見えてしまったけれど、

やはりここは「富」で行こう!と

 

ティム・フェリスさんのことも知らず、

この方が発信されているポッドキャストももちろん聴いたこともなく

そして、「俺の」って

あの系列のレストランみたいで、ちょっと違和感だったのですが、

 

これ、年始に読むにはとてもよかった!

アメリカのエンジェル投資家で自らも起業家で作家でもあるティム・フェリスさんの

ポッドキャスト番組(アップル人気No. 1番組)にゲストで出演された方々のインタビューの内容がおもに、

それ以外にもその方々とのそれまでのエピソードや

話題に関連したティムさんの経験談や他の書物からの引用なんかもあり、

久しぶりに付箋をたくさんつけながら読みました。

 

実はインタビューに登場される方々も名前だけでピンときたのは、

アンソニー・ロビンンスさんと

アーノルド・シュワルツェネッガーさんの2人だけだったのですが、

それ以外の方々ももちろん有名人ばかりでみなさんかなりの実績をお持ちの方々。

 

インタビューの質問はある程度同じもので、

その答えがそれぞれに違っていたり、ある項目はよく似ていたりすることも

とても興味深かったです。

 

具体的に参考になったのは、

 

・これまでにもっとも多くのひとにプレゼントした本は何ですか?

・あなたの朝の習慣は何ですか?1日の最初の60分をどのように過ごしていますか?

 

面白いと思ったのは、

 

・この6ヶ月であなたの人生にもっともポジティブな影響を与えた100ドル以下の買い物は何ですか?

 

朝や1日の間に瞑想をするひとが何人(ティムさん自身も)もいて、

これはやはりやるべきだと

 

過去の「プレジデント」(2022.9.16号)を引っ張り出してきて読み直し、

1分瞑想始めました!!

 

1分でも、続けることで効果が得られるとのことで、

 

今年の私の生存戦略のひとつは、「瞑想」としました。

さて、どんな効用が得られるか!?


 

カンレキブルーに浸っている暇もなく(それはよかった!)

 

今月は1日の勝沼ワインツアーのあとも、

奈良、福岡、大阪と、毎週のようにでかけておりました💦

 

奈良は天河神社。

 

今回は女子のみでレンタカー借りての日帰りツアーに誘っていただきました。

 

早朝に京都駅に到着、午後の参拝の前に、知る人ぞ知る(私は知りませんでした)

天河村の川魚のお店「魚清」でランチというスケジュール。

 

そのお店に行くためにいつもと違う道を行く。

ナビ頼りに進んで行くと、だんだんと山道が狭まり、

ついに、ガードレールもない山道に。

 

ここ、脱輪したらおわりだね・・・とまだこの頃は余裕がありましたが
(ちなみに私はこのような道は平静心で運転できません!)

 

極め付け、

ひとが手で掘ったようなトンネル!!

 

トンネルというには高さがなく、土が剥き出しで洞窟のよう。

 

これには、面白がって写真や動画を撮っていた若い経営者◯ちゃんも、

 

緊張のあまり、”手はお膝”で動けなかったそう。

 

山が深くなると木が倒れてきそうに傾いていて、

今日はお参りに行けないかも・・・・と心細くなってしまった乗客の3人。

 

しかし、運転を引き受けてくれた、天河初めての◯さんは、

鼻歌まじりに果敢に峠を攻めまくり、トンネルも無事に通過!

 

凄い心臓、そして運転上手!!!

 

 

やっと着いた魚清さん!

怖い思いしてきたかいがありました。

 

焼きたて子持ち鮎の旨いこと!
女子にはおまけに焼き芋もいただけて、

大満足でした。

 

天河神社では、前回台風が近づいていて、行けなかった場所へ。

 

 

こちらは、新しいお社が建てられる場所。

下から眺めて想像したより、はるかに広くて、

私は感じなかったのですが・・・かなり強い波動が感じられたそうです。

 

 

翌週の福岡は、業界の大きなイベントがあり、それに参加するために行ってきました。

 

4000人が集まったイベントでしたが、そのような大勢の前でも

スピーカーの河野景子さん、工藤公康さん、お二人のお話し振りは落ち着いていてさすがでした。

 

特に河野景子さんのお話しは、笑いあり涙あり感動あり、そんなつもりで聴きに来たのではないのに、

涙がボロボロ流れて、マスクの中で洪水、とまではいきませんでしたが、

涙とともに、悪い邪気が流れ出てしまったようで、浄化された気分でした。

 

お話しだけで、浄化されるなんて、凄いなと感動。

 

個人的に聴くタイミングがすごく合っていたのかもしれません。

 

 

そして、また翌週は、大阪へ。

 

いよいよ、母を退院させ、東京に連れてくるために。

 

弟の自宅近くの施設に入居が決まり、弟と手分けして手続き進めながら、

取り急ぎ、当座要る衣類をダンボールに詰めて送り、本人を連れてきました。

 

3ヶ月入院して、やっと自宅に戻れたと思ったら、

すぐに、50年近く住み慣れた家にさよならを告げ、知らない土地に連れ行かれる。

 

母が入院中に、大事に育てていた植物たちもほとんどが枯れてしまい、

それを見せるのに心が痛み、

住み慣れた場所を離れる母の気持ちを思うと悲しくなり、

ここ数日、へんな夢を見ては目が覚めて眠れない日が続きました。

 

さて当日、

あれもこれも、持っていきたいというのをなだめ、

入院中にかなり歩行力が落ち、杖だけでは歩けなくなっている母をなんとか新幹線に乗せて、

やれやれ。

 

一緒にお弁当を食べながら、こんな時間を持つことはもうないんだろうな・・・と。

 

とても快晴の日で、

 

「こんなに晴れていいお天気の日に東京に行ったことはないわー」と

 

流れていく景色をじっと眺めながら

何回もお天気であることを喜んで口にする母。

 

 

景色がよく見えるのは、

嫌がるのを説得して、白内障の手術をしてもらったおかげかも。

 

綱渡りだったけど、ここまですべてうまく行ったことに感謝。

 

 

東京駅が近づくと

 

「急に心細くなってきた・・・」と母娘が逆転してしまったかのようで

私たち家族のひとつの時代が終わったと思いました。

 

 

出身地島根での生活が第1章、

 

大阪に出てきて看護師になり、結婚して子どもを育て、友人もたくさん作り人生を謳歌した第2章、

 

そして東京で始まる第3章。

 

この先母がどのように変化していくのか。

 

しばらくは、混乱が続くでしょうが、なんとか乗り越えて最終章も楽しんで生きて欲しいです。

 

 

数日前に60歳を迎えました。

 

暦がひとまわりする”還暦”。

 

父親が還暦を迎えたときには、わざわざ家を出て暮らしているマンションまで、

「還暦のお祝い」を持ってお祝いに行ったのを覚えています。

 

父はその頃家族と疎遠になっていたので、私ひとりで。

 

ちょっとおしゃれな(と当時の自分が吟味して選んだ)時計をプレゼントしたら、

 

その時計のデザインよりも、時計を送られたことで、

 

「まだまだ働けゆうことかー?」と苦笑いしていました。

 

”時計=時間に追われて働く”、というイメージだったようです(苦笑)

 

 

20代の私が、疎遠になっていた父に、わざわざプレゼントを持って行ったほど、

「還暦」とは、すごい行事という印象でした。

当時はまだ「赤いちゃんちゃんこ」を送る風習も残っていたかもしれません。

 

 

その父が亡くなってもう十数年、還暦から19年生きたのちなので、

あの日の出来事から30年以上経過して、

とうとう自分の番が回ってくる。

 

1年前にそう思い、なんだかそわそわした1年でした。

 

過去を振り返る瞬間もたくさんありました。

 

振り返れば、嫌なことも、楽しいことも、いま幸せに生きてられいることで

すべてチャラ、感謝しかない、涙が何回も溢れました。

 

そして迎えた誕生日。

 

特に何事もなく過ぎていきました・・・・

FBには、たくさんのメッセージをいただきました。
たった数行のメッセージであっても貴重な時間を割いて、

その瞬間だけでも、心を向けていただいたことにありがたい気持ちでいっぱいでした。

 

 

翌日は、自分で自分にご褒美としてチケットを買った

元宝塚スター、ジェンダーフリーで活躍されている「美弥るりか」さんの横浜Billboard Liveへ!

 



こちらは、昨年は色々な事情で断念したLIVE、今年は勝手に自分の「還暦祝」とし、楽しみにしていました!

後ろの席でしたが、割と正面から観れたので、映像として楽しめましたが、

バンドの方の演奏音がかなり大きくて、歌声が聴き取り難く、ちょっと残念でした。

 

でも、まだチラチラと残る、男役時代の香りに酔い、

お得意のトークや静かなバラードで十分楽しませていただきました!

 

みなとみらいの夜景も見られて、幸せな時間でした♡

 

 

そして、一昨日は、

勝沼にワインテイスティングツアー!!

 

ワイン好きが数人集まり、エルグランドで快適なドライブの後、

ぶどう祭り会場で、さまざまなワインの試飲(ほとんどが100円)をして、広大なぶどう畑を眺め、深呼吸。

 

これがしたかった!!自然を眺めての深呼吸!

 

さすが、ぶどうの産地、あちこちでぶどうの販売所があり、

人気の”シャインマスカット”都内デパートで数千円で売られているもの、

ひと房900円で売っておりました!

 

こちらのプチ日帰り旅行も、勝手に自分の「還暦祝」にしており、

記念にワイン1本購入しました。

 

 

 

帰宅したら、会社から還暦記念の品が。
 

某有名ブランドの品、心待ちにしていたのもの。

 

 

開けてみたら、、、、

 

 添えられたメッセージ

「Wishing you a very happy retirement」

 

まだリタイアしないのだけど・・・と複雑な気持ちに😅

 

 

そんなこんなで、自分の中でのイベントも終わり、

残ったのは、60歳という年齢だけ。

 

これからは、年齢を聞かれたら、60歳と答えるのか・・・・と。

60年生きられたことは、ありがたいし、感謝しつつも、

60代の重みがいまとても重く、

たぶん、父と比べても、まったく年相応に人生を重ねてきていない自分に苛立ち、

落ち着かず、そして落ち込み気味。

 

 

私の年齢を知っているLINEには、

早速こんな広告が!

 

 

 

カンレキブルー真っ最中。

 

 

先輩からは、

 

65歳からもっと体にくるわよーと先日警告されたばかり、

 

ブルーに落ち込んで無駄にする時間はないのですが。

 

ということで!でもないですが、

今週末、天河神社にお参りされる方に声をかけていただき、

またお参りに行くことになりました😅

(もっと気合い入れてちゃんとせい!と、呼ばれているのかな?)