日本人のオノマトペ いいなあ~  | なまはげミキブログ
私は父の影響をうけていて話す言葉は、おもいっきり擬音語擬態語
「ダッダーポウポウ」と聞こえる鳴き声の鳥の名前を聞いたら
「ダッダーポウポウ鳥や」と答えられ、
中学校で友達とはなしていて、そんな名前の鳥はいないと笑われた

そしてそんな私の日常語は
「こっちの話はガッツリいこう。
でもここの話は、さささってやってみると、グッときてもらえるけん・・・」
関西の気質が合うというのも、実はここなのかもしれない


関西弁のオノマトペの一例で
「儲かってまっか?」ときかれて

「儲かってます」と答えると嫌味だし
「儲かってません」と答えると、ほんまはどうやねんと角が立つ
だから、
「ぼちぼちでんな」と返す関西弁

「ダア~ッと行ったらそこキュッて曲がんねん」と言われると
なんとなくしばらく行って90度に曲りそうな気がする

おとといNHKの番組で、いまこのオノマトペを
IT業界やスポーツ業界、いろんな業界でも利用してると特集があってた

例えばロボットを歩かせるのに
がしんがしん とぼとぼ がっがっがっ 
イメージが沸くのと同時により人間に近づくし
たしかに歩き方がちがってくる

無名の福島大学陸上部を王国に変えてしまった川本先生は
ぽんぽん ぴゅぴゅ ぐいぐい (この言葉の解説がこちら)


私は、東京で少しお仕事させていただいたときに注意をうけていた
ノリで済ませないで、具体的に詳細な指示を出すこと

はいとおもって具体的指示を出そうとすると、やたらと言葉数が多くなり
余計に何をいってるかわからなくなってた

でもこれも味噌
当時の私が浅かったのだと、川本先生の映像みて感じた

運動の指示は、川本先生は、ぐいぐいの言葉の裏に
たくさんの具体的イメージの、指示の言語を持ってらして、
相手に分かりやすく伝えるために、考えぬいて
一周して出てきた答えが、ぐいぐい
当然、相手との信頼関係もできているからこそ
相手もその意図をくみ取ろうとする

う~ 勉強になる。人に伝える言葉は難しい
伝わってナンボやねん あかんなあたし

考えていかねばな・・・



おもしろいオノマトペ

ピタゴラスイッチの オノマトペの曲も好き
もこもこもこの絵本も好き

今朝は、「絵本から擬音語擬態語ぷちぷちぽ~ん」の書籍読みながら
やっぱり 奥が深いと感じた

「歯がキリキリ痛いか、しくしく痛いか」と聞かれて困る外国人の話に
なるほど日本独自の言い回しもおもしろい

これも日本人のよさだな
今日は雨の話を子どもたちにしよう

阪急の親子クラス 2歳児はどんな表現をしてくれるだろう

しとしと ぴちょんぴとん ザーザー さめざめ・・・

く~っ、私は考えるだけでワクワクして、心がほわんとする

$なまはげミキブログ