わたしの出発点2 | カラダライフ from TOKYO -ダンスで社会をつなぐ、ダンサーミキのブログ-

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東京を拠点に活動するダンサー/ダンスセラピストの
後藤みきが思うカラダやココロについてのあれこれ。
一人一人が持って生まれた「チカラ」が目覚める時間を作ります。
東北支援プロジェクト”ちょびっとひろば”の活動報告もこちらでお知らせしていきます☆

昨日の記事
『わたしの出発点1』のつづきです。


達成感より先に
劣等感を膨らませてしまった小さな私。



なわとびは、
いつまで経っても1回しか跳べないし
スキップも「がんばろうね」スタンプで
ジャングルジムも登れるのは2段だけ
ドッジボールも大っきらいで
4才にして既に
仮病を使って試合放棄する始末!
超がつく運動アレルギー発症!


今でも思い出せてしまうあの気持ち。
心と体がキューーッとすくんで
皆からの「ミキちゃんがんばれ」の声が
大きければ大きいほど
みじめな気分がムクムクと膨らんで
ああ、私が早く出来ないと
皆を待たせちゃうばかりだ。。。
と。気持ちばかり焦って。。。


運動となると、こんな表情になっちゃう訳ですよ。






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/ブラサガルノモ キライナノ\


足、地面に着いてますけどね(笑)


この運動(体育)嫌いは
学生時代までずーーっと続きました。


でも、踊る事だけは
好きで続けて来られた。
運動拒否し過ぎな私を心配して
両親が通わせてくれたバレエ教室。


まず、そこが「出発点」であるという一つ目の理由。


運動があそこまで嫌いで
苦手でなければ
私は踊りに出会っていなかったかもしれない。



そして「出発点」であるという二つ目の理由。

今、私がクラスで伝えている
「カラダを動かす喜び」
「表現する事の喜び」
「チャレンジした先の可能性」

は、
あの運動アレルギー状態だった
自分がいなかったら
こんなに
伝えたい!
と思うほど気付けなかったと思うのです。



私がこれまで教えて来たキッズクラスでも
かつての私を想起させる生徒に何人も出会いました。

ちょっと身体が小さかったり
ちょっと不器用だったり
そんな子たちが
「先生、うちの子鈍いんです〜」
「先生、うちの子へたれなんです〜」
って、クラスにやって来ます。


チャレンジする事に怯える子も
何人も見てきました。
(分かる分かる!そのキモチ!!)


でも

『あきらめないで!』

と、言いたいです。(聞き覚えアリ 笑)
そして更に

『決めつけないで!!!』

と、言いたいのです。


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こんなだったけど(再掲 笑)



踊ってます!
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※SLOW MOVEMENT 日比谷ラジオパーク公演より(2016)


楽しくてしかたない!
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※SLOW MOVEMENT 日比谷ラジオパーク公演より(2016)



同じアホなら踊らにゃ損!!
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カラダの可能性は、底なしです!



こんな私だからこそ伝えられるメッセージがあり
似たような気持ちで足がすくんでしまいそうな方々の
背中も押せるのかな

そんな風に思っています。


だからあの『めんきょしょう』は
形として残っている
私の出発点!!!


しかめっつらしながら
一生懸命やってみたり
逃げてみたり
悔しい思いをしてきた
小さな"ワタシ"


よくぞ、頑張ってくれた!!


今でもスポーツのセンスはあんまりないけど(笑)
おかげで、こんなに素敵な仕事に出会えたよー!!

どうもありがとう。


だから


おわり。


長文、読んでくださりありがとうございました!