私が今やってる主婦グループのカルテットは大体、2ヶ月くらいのサイクルで新曲をしてます。
(3ー4ムーブメントがワンセットになってるので、実際は1作品全部通しで20ー30分くらいの長さはある)



みんな、自分たちの演奏に納得した感じで次に進んでる気がするんだけど、、、



多分だけど、
音程とか少々外れてても良くって誰も躓かずに通しで弾けたらOKという感覚だと思う。



私個人はもうちょっとクオリティを高めてから次に進みたいけど、1 対3なので、他の3人が「やったね!」みたいに喜んでるのに水はさせない。
普段の練習のときだったら、どこが悪いかとかガンガン言ってるんだけど、みんなが気持ちよく終了ムードになってるときにはさすがの私も何も言わない。



これで良しとするのかーー滝汗




という気持ち。
毎回。




だけど、Youtubeで素人のチェロ演奏の動画をたまに見ると、日本人のコメントがやけに厳しいといつも思う。
小さな子がバッハの無伴奏チェロ組曲を上手に弾いてたビデオを見てコメントを読んでたら


英語のコメントはブラボーというので埋め尽くされてるのに対照的に日本語のコメントは褒めるのもあるけどダメ出しもかなり多い!



同じように食べログの採点が厳しい!3.5以上あれば良い店らしい。
4.7とか見たことがない!


音楽もレストランも、
普通に5つ星で採点する人も多いけど、一部の


「へぇ、そんなんで上手って言うんだ〜ニヤリ

「その程度で美味しいって言うんだ〜ニヤリ


みたいな人が2星とかで下げちゃうのかも?
もうね、いっぺんこの町に来て4.5以上の店で食べてほしいわ。
今まで私らどれだけ裏切られてきたことか。



日本人の完璧主義的な感覚は昨日のブログに書いた「仕事への責任感」という部分ではポジティブに働くけど、趣味の部分ではそんな感じで行きすぎることもある。



友達が趣味でテニスをやってて、日本人の年上の人と打ち合いを一緒にしたら、とにかく終始ダメ出しをされ続けて楽しくなかった。
と言ってたのを思い出した。



別の友達で、オーストラリアにコンペティションに出て連勝してるカッコいい人がいるんだけど、そういう本気でやってる人は別。
だけど趣味でやってる分には相手が凹むくらいダメ出しするのってどうかなーと思った。




その人は意地悪なわけじゃないの
テニスに熱心なあまり良かれと思って「アドバイス」してるんだと思うの。



それが日本人の良くも悪くもある真面目さなんだろうな。



ところでそのコンペティターなお友達。
彼女は大人からテニスを始めてチャンピオンにまで登り詰めるんだからすごい。
そういう人はテニスだけじゃないの。



お料理も育児も仕事も、どれも手を抜かない。





私の母もそうだったわ。
私もそうなりたい!



でも、、、





いつも口だけやんニヤニヤニヤニヤニヤニヤ