子供に習い事をさせるの今も昔も流行ってるけど、将来に子供がその道に突き進んでいくことも腹を括って始めさせなきゃいけないな、と今更ながら思った話。


友達の息子くんが大学でシアターを専攻するらしい。日本語で演劇とでもいうのかな?


友達はずっとシアターだけじゃ将来に不安があるからダブルメジャーでサイエンス系も取って欲しい。と気を揉んでたけど諦めたのかな。


もう一つ

息子の高校オーケストラのコンサートマスターのデヴィンくんはバイオリンが本当に上手で、息子らも




「デヴィンはレベルが違う!あれは神の域」




ってずっと言ってたの。




そしたら彼、
ジュリアードに入学するらしい。
彼は数々の国際、国内コンテストでも優勝〜3位という経歴を持ってるので当たり前という感想もある。。。




ウィーン国立音楽大学をしのいでの世界ランキング一位の座に輝いたジュリアード音楽院。





彼のお母さんも同様に2年前には




「デヴィンは音大に行きたいって言ってるんだけど、サイエンスの成績も良いから出来れば医者とかそっち方面に進んで欲しいの」



と言ってた。




彼女もサポートに回ったんだね拍手




以前に大学アスリートの将来の道という記事を読んだことがあった。スポーツで大学に入り日夜スポーツに専念し大学は最低限のGPAを保ち、スポーツの成績はそこそこ良かった人たちの話。



大学のアスリートがプロに入れる確率は全体の1-2%。




プロに入れても生活が安定できるほどの収入が稼げるのは、2%の中ですら一握り。



残りの98%の人たちの多くの人が卒業と同時に今まで一番重要だったものが一気になくなり、鬱など精神的に病んでしまうケースが後をたたない。
という悲しい記事。



アスリートの場合は極端な例だけど、もちろん息子にも大学に希望と夢を抱いて入学しても、入るだけでは将来の確約なんてない。
卒業しなきゃいけないし、それなりの成績で卒業しなきゃ思った仕事も手に入れられない。



入った先が狭き門なほど将来に思った道へ進めない落胆は大きいのかも。




ちなみにデヴィンくんはコンサートマスターやソリストになるつもりは全くなく、プロのオーケストラ団員になれれば良いんだって。それならジュリアードに行かなくてもなれそうな気もする真顔