17.花神(下)
"幕長戦での長州軍の勝利は、維新史の転換点となり、幕府は急速に瓦解へとつきすすむ。この戦いではじめて軍事の異才を発揮した村田蔵六こと大村益次郎は、歴史の表舞台へと押し出され、討幕軍総司令官となって全土に革命の花粉を撒き散らしてゆく。"
"蔵六がなすべきことは、幕末に貯蔵された革命のエネルギーを、軍事的手段でもっと全日本に普及するしごとであり、もし維新というものが正義であるとすれば、津々浦々の枯木にその花を咲かせてまわる役目であった。
中国では花咲爺(はなさかじじい)のことを花神(かしん)という。蔵六は花神のしごとを背負った。"
彼の中の人間味のある暖かさは
任された仕事に取り組む時には
ほとんど現れずに
冷たい合理主義で事を成していく。
彼の才能が幕末の歴史で大きく浮かび上がらないのは
その合理主義のせいだったのでしょうか。
長い物語の中で司馬遼太郎氏が表現してくれた彼の人間的な魅力と、
冷たい合理的な行動の対比が
改めて 幕末から明治維新の奇跡を深く感じさせてくれました。
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今年に入って 記録として残してきた 読書記録のブログですが
花神の読了を最後で終了します。
文章が稚拙で作品の素晴らしさをきっちり表現できていないと指摘を受け、
自分でもそう感じています。
ここからの読書記録は自分だけがわかる形で残していきます。
読んでくださっていた方がいれば 本当にありがとうございました(^-^)