metライブビューイングオペラ第5作
ヴェルディ作曲「リゴレット」
5作目にして
やっと定番のオペラ
という感じ
今年は現代が舞台になっている
新作が多かったイメージ
お客さんの入りが
いつもより多くて
(規制が無くなったからかも…)
やっぱり安定の
定番オペラでしょうか
こずえみどり
カウンセラー
オイリュトミストです。
でも、私は実は
初めて観る「リゴレット」
リゴレットという名の
道化師が主人公の悲劇なのだけれど
CDでよく聴いたのは
マントヴァ公爵の歌う有名な
「あれかこれか」
「女心の歌」
とかの楽しげな歌や
女主人公のジルダの
「慕わしき御名」
という美しい歌だったので
なんとなく
ワクワクして行きました。
原作は16世紀の話だけれど
今回の舞台は
1920年〜30年代の
ワイマール共和国という設定
この演出の初演が
ベルリンだったからだそうだ。
舞台装置を作った人は
この作品は3回目だけれど
一度もオリジナルの年代で
作ったことがないと話していた。
第2作、第3作と
現代が舞台のものを観たので
第2作はこちら
私の印象では
それに比べたら
舞台や衣装は
それほど現代的な印象はなかったけれど
オリジナルの16世紀だと
もっと絢爛豪華なのかもしれませんね
できることなら
絢爛豪華も観たいものです
定番で
世界中の歌劇場がやり尽くしたので
今はオリジナルが
少ないのでしょうが。
さて、この作品は
カデンツァという
歌い手が自由に華やかな技巧で
歌える部分があって
上に書いた
ジルダの「慕わしき御名」や
マントヴァ公爵の歌の中で
それはそれは
本当に見事に歌われていて
至福感に浸りました
そのせいか
悲劇なのだけれど
見終えたあとも
ずっしり重い気分にならないという
不思議な感覚がありました。
実は今年は
英国ロイヤルオペラの
「リゴレット」も
5月に上映されることに
なっていて
同じ演目で悲劇だし
片方だけでいいかな…
なんて思っていたけれど
暗い気持ちにならなかったし
オリジナルの16世紀の
舞台であることを期待して
観に行ってもいいかもと
思ってしまった…
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