2022年2月22日に

観に行った



metライブビューイングオペラ

第3作 「エウリディーチェ」



こずえみどり 

カウンセラー

オイリュトミストです。

 


「エウリディーチェ」という

題名を見た時



てっきりグルック作曲の

最も古いオペラが見られると

思い込んでいた



"新作" と書いてあって

メトロポリタン歌劇場が

グルックの有名な古い作品を

初演なんてどうして?



と思っていたら

作曲家がマシュー・オーコイン



どうやらまぎれもなく新作らしいと

観に行く前日に気が付いた



第2作も新作だったし

今年は新作多いなぁ…




あらすじは

オルフェオが亡くなった妻

エウリディーチェを

冥界に連れ戻しに行き



地上に戻る途中

決して振り返ってはいけないのに



振り返ってしまって

妻を永遠に失ってしまうという

有名なストーリーが

ベースになっている



でも新作だけあって

一筋縄ではいかない



エウリディーチェは冥界で

亡くなった父に出会い



父は忘却の川の水を

少ししか飲まず



この世の記憶があり

エウリディーチェの記憶も

取り戻してしまい…



そんなことがあった末に

オルフェオが迎えにやってくる



お定まりに

オルフェオが振り返ってしまい



エウリディーチェは

父のいる

冥界に戻って来たけれど…



ネタバレになるので

結末は書けませんが



結局

エウリディーチェも

父親も

オルフェオも



誰一人

幸せにならなかった



ハッピーエンドでは

なかったけれど



なぜか安堵したのです。



そして

黄泉の国に行って

現世の記憶があることは



幸せなのかな?

と考えさせられました



「忘れること」って

悪いことだと思っていたけれど



「忘れることができる」って

嫌なことや不幸なことが

忘れられるから



悪くないなぁ

という気持ちにさえなりました。



前作で

「オペラでは何でもできる」と言って



『運命』と『孤独』という役柄の

歌い手が登場したけれど



今回は

天使のような羽を持った

オルフェオの分身が登場



カウンターテナーで

オルフェオと同時に歌ったりして



オルフェオの内面の声を

聴かせてくれたりして

なかなか興味深かったです。



冥界の王ハデスも

ゆで卵みたいな顔で

悪魔の尻尾も生えていて



なかなか楽しませて

くれました。



それから舞台に

いつも歌詞が映し出されていたのが



石碑か何か

ありがたい言葉が

書いてあるようで

印象的でした。



演奏も演技も

いつもの如く申し分ないから



言うことが無くて

オペラの感想じゃないみたいですが



オペラの感想です(笑)



映画館の観客は

いつもより少なめ



新作オペラで

当たりはずれがあるから

二の足を踏むよね



でも2本続けて観た

新作オペラは

どちらも当たりでした



次回は第4作「シンデレラ」

これも同名のオペラがあるけれど

どうやら新作らしい



字幕付きで見られると

新作でも意味がわかりやすいから



やっぱり観ようかな。





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