子どもたちが、ニューヨークの
インターナショナルスクールに通い始めて、
20日ほどが経ちました。
一喜一憂の日々です。
昨日は、迎えに行くと、息子が泣いている。
転んで頭を打ったことを、
みんなが心配して騒いで、
(「保健室で頭を冷やしたらいい」
と言われていたらしい」
「大丈夫」と言いたかったのに、
それが英語で伝えられず、
大騒ぎになっていくのが悔しかったようです。
だけど、本当に子どもはたくましいですね。
娘(6)は、初日から「何て言えばいい?」と、
”Can you follow me?"
などの英語を自宅で練習。
それを使う機会はまだないようですが、
お友達と遊具でニコニコ遊んでいる。
友達の名前も1日で覚えて、私が、
「ほら、〇〇ちゃんにバイバイは?」
と言うとしれっと
「これ、〇〇ちゃんじゃないよ、ママ」
なんて。
10月は、お友達のお誕生日会に2件も呼ばれて、
「どうする?」と聞くと「行きたい!」。
英語がわからない状態で、
「どうせわからないし」
とかイジケたりしないんですね。
その英語も、意味はわからなくても、
マネしてそれっぽく口にしてみたり。
息子(9)は、唯一の日本人のクラスメートに
UNOを断られたから、
クラスメート一人ひとりに、
”Do you play UNO?"
と聞いて回ったらしい!
「すごいね!」と言うと
「妹(6)の方がすごいよ。
クラスに日本人一人だけなのに、
友達作ってるんだもん」と。
(横でなぜか「友達作ってないもん‼︎」と叫ぶ妹・笑)
息子の自信になっているのは、
なんと日本の公立小学校で習った英語なのです。
息子の学校は、小学校1年生からネイティブの授業があって、そこでの英語+私の反対を押し切って始めた公文式、そこで、Do you like 〜?みたいな、中学1年レベルの会話は習っていたので、
「本当に良かった!」と自分で言っています。
最初は「クラスメートに日本人が一人いて良かった」と言っていましたが、今では、「1週間ぐらい、日本人がいないクラスでがんばってみたい気もする」とまで言っています。
子ども達が通う学校は、
各国を転々としているような子も多いので、
「受け入れる」という優しさを
持った子が多いと思います。
それでも、子どもの世界は残酷で、
「イヤなことはイヤ」
「興味がないことはスルー」
が、大人の世界よりもはっきり。
小さな傷を心にいっぱい作りながらも、
がんばっているようです。
子どもに比べたら、大人は自由!!
(本当は子供も逃げられるし、
最後は世界のどこにでも逃げられるよ、
と伝えたいですけれどね)
泣いたり笑ったりしながら
がんばっている子ども達を見ていると、
大人も負けていられないですね。
インタビュアー&ライター
なまずみきでした。
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