好きなことにしか集中できないって、本当は最強かもしれない | 言葉のプロデューサーなまず美紀の日記「先生あのね」

先日、自己診断によると、

ADHD(注意欠陥多動性障害)かも?

という方(きむさとさん)とお話をしました。

 

きむさとさんのADHD傾向の特性を、

「困ったことだよね」という視点で表現すると・・・。

 

子どもの頃から落ち着きがないと言われ、

本を読みたくても、すぐに注意関心が

他のことに移ってしまう。

 

興味がある数学の問題なら何時間でも

解いていられるし、

東大入試も合格するし、

大手企業の入社試験もクリアするけれど、

仕事に興味がなくなると、そこでは

役に立たない。

 

のような感じ。

 

きむさとさんもおっしゃっていたように

学校や会社で言われたことをすべて平均以上に

こなそうとすると、こ厳しいでしょうね。

”迷惑”もかけてしまうかもしれません。

 

でも、私たちはそろそろ、

人は、興味があること、好きなことでしか

突き抜けた能力は発揮できない、

ということを気づいていますよね。

 

それ以外のことも、まじめにがんばれば

ほどほどにはなりますが、

人生は長くありません。

 

興味がないこと、好きではないことを

がんばってしまえるということは、

果たして良いこと?

 

自分が持って生まれた能力を

最大限に発揮するための

時間とエネルギーを奪われてしまうよね、

そんなことを思いました。

 

たとえば、私。

 

得意だね、才能があるね、

と言われることを横に置いて、

 

「じゃあ、

あまり得意ではないことを

もっとがんばったら

完璧な人間になれるかも」

と思って、

そっちに随分エネルギーを

費やしてしまいました。

 

一人の寿命は限られている。

みんなが興味のないことも

全部がんばろうとすることで、

日本全体、地球全体で

かなりの時間とエネルギーを

ロスしてしまっているのかも。

 

実績を残した発明家も起業家も、

画家も作家も、それ以外の

”普通の生活”は

苦手だったという人が多いですよね。

 

苦手なら苦手で、”普通の生活”

なんてしなくてもいいので

得意なことに専念してもらった方が

みんなにとってメリットなのかも。

 

私は勉強の成績も、まんべんなく良かったのですが、

ただ、得意ではないこともがんばるのが得意で、

そのうち、自分がどの教科が得意なのか好きなのか

すらわからなくなったんですよね。

 

勉強以外でも、好きでも得意でもないことに

随分、時間とエネルギーを費やしてきた、

という自覚がある私は、

「好きなことにしか集中できない」って、

最強だなぁと、

そんなことを思ってしまうのです。

 

「ADHD傾向がある」という木村聡さんインタビュー(14分)

 

↓そんな中学時代の成績表も掲載している

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