今さらですが、わがままに生きるってラクだと気づいた話 | 言葉のプロデューサーなまず美紀の日記「先生あのね」

大変です!

 

私、母親ですけど、

なんだか最近、わがままです。

息子に「スキーに一緒に行こう」と

何度も誘われながら、

「いやだー」

「行かない―」

とわがままを通しています。

 

夫も、娘も「行こー」と

言っているのに、私一人、

「いやだー」

と言うのは、わがままだそうです。

 

なぜ、イヤなの?って?

 

 

なぜなら、面倒だから。

 

なぜなら、寒いから。

 

実は私、滑れます。

 

物ごころついたときから、

毎年毎年。

結婚するまで

ほぼ毎年、北海道に行っていました。

 

両親が、

「必ず年に1、2回は

北海道スキーをする」

と決めていたから。

 

兄たちはさっさと抜けて、

私だけがいつまでも、

ついて行っていました。

 

現地では、

一日目は足慣らし。

二日目午前中は両親と私でプライベートコーチをつけて

二日目午後は、復習を兼ねて滑る

三日目はさらに滑りまくる

 

毎日、スキーの後は、温泉に入り、

北海道の海の幸をいただき、

雪景色を見ながら、父のお酒につきあう。

というのが定型。

 

というと、むちゃくちゃ上手そうですが、

それにしては・・という感じです。

 

なぜなら、好きじゃなかったから。

 

なぜなら、イヤだったから。

(スピード怖いし)

 

だけど、両親には

「実はスキー、イヤだ」

と言えませんでした。

 

吹雪なんて、最低だ!

なんの修行だ!

と心の中で思いながら、

早く夕方になってー

だれか「もう終わろうか」と言って―

と願っていましたね。

(自分から、「寒いから部屋に帰る」

と言うのは、わがままだと思っていました)

 

 

両親は私が結婚してからも

スキーを続けていました。

つい数年前まで。

母は70歳すぎ、父は80歳ですけど。

 

そんな歳になっても、あのスポーツを

過酷だと思っておらず、

楽しんでいたようなので、

本当に好きだったんですね。

 

私だけだったみたい。

イヤだったの。

修行だと思っていたの。

 

なのに、「もう私は行かない」と

言えなかった私。

 

ついでに、高校~大学にかけて、

友達ともスキーに行っていましたが、

スキーは面倒でも、

夜の交流が楽しいという理由です。

(本当は、スキーじゃなくて、

夜の交流だけでよかったのかも)

 

 

その反動なの!?

 

かわいい息子が

「ママも一緒にー」と誘ってくれるのに、

 

「いやだー」

「ママいやだー」

「寒い―」

「むりー」

「お留守番するー」

と、

過去最高にわがままになっています。

 

「いやだ」

「めんどうだ」

 

と言うことを覚えてしまった私。

 

わがままのレッテルを自分に貼ると

すごくラクですね。

やりたくないことを、

やりたくないと言うことを、

自分に許せるようになるから。

 

そうすると、

「私がやりたいことって、

実はすごく少ない」

ということに気づいて

しまいました。

 

ついでに言えば、

周りの人も、

わがままでいてくれた方が

ラクですね。

 

私一人、「わがままだ」と

非難されなくてすみますから。

 

というわけで、

わがままに成長中の

インタビュアー&ライター

鯰美紀でした。

お仕事HP→http://namazumiki.com

 

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