出品していたスペースプリズムでの

「X'MAS ARTIST SHOP 2020」は12月25日に会期終了いたしました。

初日の在廊日以外結局顔出せずに過ぎてしまいましたが、

このコロナ禍第3波の中、お越しくださいました皆様ありがとうございました。

お気にかけて下さいました皆様にも感謝です。

今回もギャラリーでは展覧会特設FBページやブログでの通販対応もしてくださいました。

これだけの量の作品を紹介するのは大変な作業量です、

コロナ禍という非常時に何ができるのか、プリズムさんの新たな試みに

作家としてたくさんの勇気を頂けました。

こうした機会があったからこそ、私も新たなことにチャレンジすることが

できたと思っております。ありがとうございました。

 

さて、これで私の2020年の展示も終了です。

 

数えたら計18個の展覧会に参加してました。

 

個展は少ないです。日立の詩穂音と名古屋の画廊若林の2か所。

当初の規模を縮小して行ったのが石川県のカフェソルアでの展示でした。

 

その他はグループ展。

元々予定していたものの他、コロナ禍で急に決まったものもあります。

「ビタミンカラーを届けよう」「ぬりえモール」「Win the Vrius」。。。

 

また、新しくオープンした画廊の企画にお声かけ頂いたり、

大学時代の恩師の退任に合わせて研究室で集まった展示もありました。

 

今年は海外での展開も力を入れていきたいと思っていたところに

NYでのアートフェア出品の機会もできたのですが、春先のコロナ流行によりフェアが中止に。

でもその後別の形での展示も実現しました。

また台湾での展示にも参加する機会を得ました。こんな状況でなかったら

9年ぶりの台湾に行きたかったですが、実はそのきっかけはネットでの通販サイトを

立ち上げたことにも関わっています。何がどうつながるかわかりませんね。

 

コロナの自粛期間中、少し前から気になっていた通販サイトを思い切ってオープン、

小品やグッズを中心に販売することにしました。

それを見て、Twitterでお声をかけて下さったのがきっかけで、台湾での展示が実現。

同じ主催の企画するマレーシアの展示に年明け出品します。

まだ自由に行き来できない状況ですが、作品だけなら比較的自由に動けます、

今後も海外での展開にも力入れていきたいなと思っています。

 

それから、Youtubeチャンネルも開設しました。これもこんな状況だったからこそのチャレンジ。

1年前にはこんな状況を予想だにしていなかったです。

 

こんな状況ですから、中止になった展示ももちろんあるし、

先行き読めない中、来年予定していた個展も無期限延期を余儀なくされています。

 

当たり前だった日常がこんなにも脆く壊れてしまう恐ろしさ、

また当たり前の日々の貴重さも思い知った、そんな年でした。

でもこんな状況下でも、なんとかできないものかと試行錯誤して

こんな時だからこそできることをしていく他ないのかなとも思います。

 

来年も展示予定が少しずつ決まってきております。

明くる年は穏やかな1年となることをただただ願うばかりです。

 

皆様もどうぞ良いお年をお迎えください。

 

建部弥希