「ギャラリー早蕨(さわらび)」というテーマを作りました。
このコーナーでは私のギャラリー早蕨での個展風景を振り返りつつ、
ご紹介するつもりです。
実はなぜこのテーマを作ったか、といいますと
私がこの5年、お世話になっていた地元のギャラリーが、
4月末で一旦、閉廊してしまいました。
ギャラリーの空間も気に入っていましたし、
個展をさせていただくたびに空間が色々教えてくれ、
またそれ以上に
展示をというよりは制作姿勢、
メンタル的な部分をサポートしてくださる
オーナーさんにも支えられて私は成長してこられた、と思っています。
もちろん、オーナーさんとはこれからもお付き合いが続きますが、
気に入っていた思い入れのある場、
そして地元の拠点がなくなってしまうのはさびしい限りですし、
5月はなんとなく心にぽっかり穴が開いたようでした。
でも、これではいけない!と気づきました、
次にギャラリーを再開されるそのときには
さらに成長した姿を見せなければいけない!と思ったのです。
前置きが長くなりましたが、
これまでのそのギャラリーでの個展風景を載せようと思います。
自分の気持ちを整理すると同時に、
アメブロ歴は短いので、早蕨での展示風景を載せたことがなく、
また、今後載せられる機会が当面ない、ということで、
アメブロをご覧の皆様に、
このような素晴らしいギャラリーがあったことをご紹介したいです。
-rainscape-
ギャラリー早蕨(さわらび)
2005年9月8日~18日
これがギャラリー早蕨での最初の個展です。
というより、市民ギャラリーでの個展(2002)以外では初めての個展でもあります。
当時、雨をモチーフにすることが多かったので、並んでいる作品も雨ばかり。
展覧会名も雨の風景―rainscapeです^^
ここの空間の特徴は、外に面した大きな窓と、入り組んだ壁。
端っこが気になっていた私は、角を利用した作品も展示しました。
この柱に展示した作品は
ギャラリー内で、私が気に入っていた場所から
外を見たときの様子を元に描きました。
写真でいうと、柱のすぐ右手がドアです。
そのドアのそばに、これまたギャラリーの木の床にぴったりな
木のベンチが置いてありまして、私がそのベンチに腰掛けて、
(写真ではちょうど柱の後ろで見えない)窓から見える景色を眺めたところです。
なぜだかその場所に座るのが好きでした^^