今回は、前回紹介したのと同じ頃の「なつかし作品」です^^
「micron work 2000」
制作年:2000年 素材:キャンバス・油彩 サイズ:53×45.5cm(F10)
大学3年の頃の作品です^^。
作品を見ると当時何に興味があったか、すぐわかります^^;
その頃、私は顕微鏡ばかり覗いていました。
それと同時に、高いところから俯瞰してみた街の様子をモチーフにしたりもしてました。
その後、「街」モチーフを中心にするようになり、
そこから街の中の「現象」に目がいくようになり・・・
現在に至っています。
モチーフとしては「顕微鏡の世界」と「街」、
ずいぶん違うように思われるかもしれません。
その頃の作品を見た方からも、
2つのモチーフは大きさも物も「ぜんぜん違うのにどうして?」
と聞かれたことがあります。
でも、私にとっては、「覗く、上から見る」という行為では
顕微鏡でも街でも同じ感覚でした。
だから違和感がなかったです。
ある側面から見たら「違う」ということすら、指摘されて
「あ~そうなのかな」と気づいたくらい^^;
顕微鏡を覗きながら、
もっと手ごろなサイズの大きさの紙にドローイングを繰り返したのち、
この作品を描きました。
「micron work」ミクロの世界を描いたシリーズの最初の1枚です。
具体的には大学に咲いていた花の花粉です^^;