写真は十数年前に閉校になった小学校です。
かなり大きな校舎で
全長は80mを超えます。
40数年前の建築された当時は
この校舎にいっぱいの生徒が居て
さぞかし賑やかだったことでしょう。
しかし、子供数の減少で統廃合を余儀なくされ、
校舎を残したまま閉校となっています。
養父市内にはこのような小中学校が
10校を超えます。
近い将来さらに2~3校の学校が
姿を消すかもしれません。
地域のシンボルである学校が姿を消し、
子供たちの明るい声が消えることは
とても寂しいことですし
町の衰退にもつながります。
母校が無くなってしまったと寂しがる人も
大勢います。
でも養父市は
このような空き校舎を再活用して
成功している事例を沢山持っている市です。
ある学校は民間企業の事務所や工場として
ある学校は通信制の学校として
ある学校は芸術家のシェアアトリエとして
またある学校は地域のコミュニティーの場として
新たな息吹を芽吹いています。
このたび冒頭の写真の学校を
農業特区の産業拠点に改築することとなり
当社が請け負うこととなりました。
時代は変わり、使い方も変わるけれども再生させ
新しい産業を生み、雇用を生み、
地方創生のモデルとして、日本のモデルとして
大きな産業を生み出せる
地方の小さな町となることを
市民として期待しています。