Miki's Diary ✈️

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21Dec
- PLAINEの存在
  2021年1月にスタートしたPLAINE。私の個人的な思いと経験を凝縮させて作ったこのコンセプトは、一歩一歩、歩みを進めて、社会に少しずつ近づいてきた。初めての人にPLAINEについて説明する時、「具体的な事業内容は何？」「PLAINEでどうやって利益を上げるの？」というようなことを言われる。社会ありきではなく自分ありきでスタートしたものだから、自分のことを知らない人にPLAINEを理解してもらうのは難しいんだろうなと感じる。一方で「理解されたい」「色んな人と関わりたい」という気持ちでずっと葛藤があって、その気持ちと共にこの2年間進んできた。大変だったし、手放してしまえば楽になれるのになと思ったこともたくさんあった。そういう気持ちを振り返って感じること。私にとってのPLAINEは、事業ではなくて、「アート」なんだと思う。これまで社会を生きてきて感じてきたジレンマや、経験、思いを全て詰め込んでスタートした、自己表現の形。だから無理やりお金に結びつけたくないし、自分の思いを汲み取ってもらえてないんじゃないかと感じたら、身を引いて「やっぱりいいです」とか言っちゃう。絵を描いている人も、自身の作品を世に出したり、ビジネスにしてお金に換えようとする時、似たようなジレンマが起こっているんじゃないかな。社会を意識せずに作られた作品は、万人に受け入れられたり、理解してもらうことは難しい。それでも、ほんの一部の人たちの胸を打ったり、共感を得て、別に世の中で有名にならなくても「それで良い」って続けている人はたくさんいる気がする。私は絵が苦手で、アーティストみたいなものにはなれないけど、私なりの自己表現の形が、PLAINEなんだと思う。ビジネスの世界に入って、経営学を学んで、数字で評価されることや、自分じゃない「他者が求めること」を常に考えながら過ごす時間が苦しかった。社会と自分の間で生まれるギャップをはっきりさせるために、「自分100％」が詰め込まれた状態のものを作っておく必要があると感じた。「社会で成果をあげられてない自分」「理解されていない自分」に落胆するとき、PLAINEの存在を疑ったり、やめたくなる時がある。それでもこうして今、改めてPLAINEの存在意義を整理すると、原点に戻って、「これで良いんだ」と思える。自分の考えや経験に共感してくれて、寄り添ってくれる人が1人でもいる限り、やめてはいけない。今この瞬間でも、社会のどこかで悩んでいる人がいて、やりたいことがあっても一歩を踏み出せない人がいて。自分が、PLAINEがその人を救える可能性がある限り、諦めてはいけない。自分がピュアで、真っ直ぐでいられる空間を手放したくない。いつかPLAINEが広く認知されて、より多くの人に寄り添っていけるように、これからも諦めずに夢を追いかけていきたい。
- 2023年、気をつけたいこと
  来年、社会へ向けて色々と新しいことをスタートしたいと思っている中で、気をつけたいことを２つ。①マジョリティを見ない周りが関与していない一人の時間では、自分の心が何を感じているのかを感じることができるし、それを優先できる。ただ、そこから一歩社会に出ると、色々な考えを持つ人たちとの交流を通じて、自分を優先できなくなったり、周りの意見がどんどん入ってきて「自分が何を感じているのか」が分からなくなったりする。多数派の意見や社会全体が向かっている方向に引っ張られそうになる。自分が信じていることを否定したくなる。今、一人で色々と考えていること、「こうしていきたい」と思っていることを、信じてあげること。周りが何と言っても、マジョリティと違った考えでも、「それでいいんだよ」と自分自身に言ってあげること。社会のスピードに合わせられなくても、自分のペースでじっくりで良いと、自分を許してあげること。マジョリティを見ずに、自分の声を優先していけるように意識したい。②過去の自分から脱却する私たちは、自分が過去にできたことをよく覚えているから、そこに戻るのが得意だと思う。新しいチャレンジをしたくても、「過去の自分ができなかったから」と、自信を持つことができない。過去に仲良くしていた人たちの意見や、働いていた組織の中での「当たり前」を思い出して、自分に制限をかけてしまっている。自分はそこから確実に変化していて、当時の自分では無理だったことが、できるようになっているはずなのに。自分がやりたい、行動に移したいと思っていることに対して、「あの時の自分と今の自分は違う」と、はっきりと意識する。「今の自分ならできる」と、言ってあげる。過去の自分から脱却し、今の自分には何でもできるんだということ。「新しい自分を、自分が創り出すんだ」くらいの気持ちで、来年1年間を過ごしていきたい。
- 2023年へ向けて
  もうすぐ2022年が終わる。今年も様々な葛藤を感じながら過ごしてきた。結局、大きな成果を残すことや分かりやすく目に見える形で示すことはできなかった。でも昨年の今頃、そして一昨年の今頃を思い出してその時の自分と比較してみると、着実に前に進んだと感じられる。昨年出会っていなかった人と今新しく知り合っていて、昨年考えていなかったことが今の自分の頭の中にある。こうして、自分がこれまで辿ってきた道と、現在地と、目指したい場所を確認しながら、来年の行動に結びつけていきたい。来年は、これまで積み上げてきた土台の上に自分自身が乗って、社会へ向けて色々なチャレンジをしていきたい。これまでは、自分の思いを大切にすることを優先してきた。無理をせず、違うと思ったり自分らしくないと思ったらやめてきた。「自分は何がしたいのか」「自分は何者なのか」ということを問い、少し行動に移して感じたことを全力で自分自身にフィードバックしてきた。そこで得られた学びや土台を活かして、来年はもう少し「社会で生きる自分」を意識して、行動に移していきたい。色々な新規アイデアを考えて実践していきたい。個人で成立すること、周りと協力してやっていけるもの。地域を限定して行うこと、限定せずに世界へ向けて発信するもの。色々な形で体現していきたい。サッカー、海外、ビジネス。自分がこれまで学んできて、誰かのためになれると思うものを、形にしてリーチしていきたい。また、今年7月に、卒業式を兼ねてヨーロッパに２週間滞在した。日本にいるだけでは絶対に感じられない感覚と、将来に向けたポジティブなエネルギーをもらえた。来年は、社会での新しい活動を通じて、日本と海外の間で、自分が心地良いと思えるポジションを見つけていきたい。日本人にも外国人にもリーチして、自分が役に立つ存在でいたい。そして、また海外に行きたい。新しいチャレンジを通して、仲間を作って、成長したい。今の自分には想像できない自分に到達して、新しい景色を見続けたい。「自分らしさとはどんなものか」「自分がどうしていきたいのか」という思いが原点となり、新しいビジネスや周りとの接点を生んでいく。その思いをヒントに、来年は社会で色々な人と交流しながら、自分に合う事業や立ち位置を見出していきたい。
27Oct
- 過去の自分を卒業する
  人は、過去に自分が通ってきた道、経験から未来を作ろうとする。「自分が苦しい思いをしたから、これからの人たちがそうならないように」と未来への原動力にする。ビジネスの世界でも、「これまでがこうだったから」と、過去の実績をもとに将来の計画を立てる。自分がこれから留学や独立支援の事業を行っていく上で、１番誰に向けてそれを届けたいかと考えたとき、「イギリスに留学に行く前に国内でもがいていた自分」を仮定するとイメージがしやすくなった。社会人3年目で、狭い環境で必死に頑張りながら何とか次のステージを見出そうとしていた、インプットとアウトプットを繰り返して努力していた自分。そんな時に、「社会ではなく自分の声を優先して良いんだよ」と背中を押してくれる存在に、今の自分がなりたいと思った。「過去の自分」を思い出しながら、今、当時の自分と同じようにもがいている人たちに寄り添うことが１番自分のできることであり、自分の使命であると感じた。それでも、この3年で、自分は大きく変化した。世の中も大きく変わった。これは、それまでの変化とは比べものにならないくらい、自分の中で考え方が180度ひっくり返ったくらいに大きいものだった。その自分が、3年前の過去の自分を想像して未来を見ても、当時の自分に似た人たちに寄り添いたいと思っても、今の自分から考えると限界があるし、自分自身が3年前に引き返してしまうような感覚になった。もう、当時の自分はどこにもいないことを悟った。そして、「過去の自分を想像しながら未来のことを考える」ことを、手放そうと思った。時代は確実に変わっている。自分のステージも、社会における立ち位置も、全てが変わった。この3年で、コロナがきて、みんなのステージも変わった。そんな新しいステージで、「今」の自分だからこそ見えているもの、感じていることをそのまま出していけば良いと思った。実際、「今」の自分がリーチできる人がどんな人たちなのか、想像ができない。とても不安だし、何か安心できるものに捕まっていたいという気持ちになる。それでも、自分を信じて、過去を手放して、未来に進んでいきたい。今は想像できなくても、世界にはまだ自分が出逢えていない、たくさんの素敵な同志がいることを信じて、歩みを進めていきたい。
10Oct
- 今後の目標設定
  今日は牡羊座満月。12星座の中で1番最初のサインである牡羊座で起こる満月では、新しい自分へ向けて目標を設定したい。＜やめたこと＞まず、10月に入っていくつかやめる行動を取った。3月から入っていたオンラインサロンや、新しく始めていた事業の軌道修正など、惰性で続けるのではなく、「今の自分にとって必要かどうか」を感じて、手放すことで、身軽になった。「新しいことをスタートするにも何から始めたら良いか分からない」という場合は、まず身近なものやルーティンを見直して、何かを「やめてみる」というアクションを取ることで、頭がクリアになって前向きに物事を考えられるようになったり、最初から意図していなくても新しいものが引き寄せられてくる気がする。＜これからのスケジュール＞私にとって今年と来年の区切りは大きな節目になると思っていて、来年頭からスタートするために今年の残りは準備の期間としたい。来年の1月になってスタートしたいこと：・社団法人設立・サッカーチーム発足・ウェブメディア10月〜12月にやること：・社団法人設立へ向けた着実な準備・原稿書き上げ10月23日まで1人で過ごす時間が増えるので、そこまでに集中してやること：・社団法人の定款作成・原稿書き上げのきっかけを作る・新しいメディアを色々と試してみる＜新しくトライしたいこと＞・個人メディア「自分の考え」「ありのままの自分」を表現できるような媒体・コンテンツを少しずつ積み上げていきたい。やっと自分の考えを少しずつ発信していきたいと思えるようになった。嬉しい。・ウェブメディア日本人が海外に挑戦するきっかけを作りたい。現状のPLAINEから一歩外に踏み出して、より色々な人にアプローチできるようなメディアとプラットフォームを作りたい。・外国人へ向けた取り組み明日から、観光客が条件なしで日本に来れるようになる。せっかくだから名古屋で新しい試みを考えてみたい。オンラインでも日本に来たい外国人がアクセスできる、自分たちがサポートできるプラットフォームを作りたい。日本人が海外に挑戦する。外国人が日本に挑戦する。この相互的な動きをサポートしていくことが、これまでの自分の経験を活かしていくことに繋がると思っている。・フットサル2020年に帰国してからずっとセーブしてきたプレー。プレーから離れていた分、自分の元気もなくなっていた。自分にとってプレーすることは社会でどれだけ動いていけるかのバロメーターになっていた。最近おかげさまで「もっと頑張りたい」と思えるようになってきたし、それを支えてくれるメンバーにも出会えた。ピッチの中で全てをぶつけられる環境、そこで得られるものは他のどこにもないし、毎日進んでいくための原動力になると感じる。これまでには経験したことのない、自分が伝える側としてチャレンジできる環境に感謝して、自分の中にある思いを体現できるチームを作っていきたい。目に見える成長は少しずつだったとしても、その成果は自分の思いや精神状態から必ず表れるものだと感じるので、まずは今感じている前向きな思いを大切にして、１つずつ行動に示していきたい。前に進む時に１人じゃないと思えることが何よりも嬉しい。これからも感謝して、少しでも自分なりに伝えられることがあるように頑張っていきたい。
06Sep
- 本当の自信はどこから来るのか
  社会で発信し、何かをする時は、自信が必要になる。「他人にどう思われても良い」というメンタリティじゃないと、自分の信じるものを突き通すことができない。人間は社会に出ると、自信を持つことを強要される。自分のメンタルが準備できていなくても、仮面を被ってでも社会で一人前に振る舞うことを期待される。その時、自信を持つ方法はいくつかある。他人と自分を比べて、「自分の方ができるから」と自信を持つ方法。近くの誰かや、憧れの誰かに安心感を求めて、「今日も大切な人がいるから、頑張れる」と自信に変える方法。自信とは、心がブレないということだから、そのブレない部分をどこに置くかで、自信の種類が決まる。でも、その自信の源泉を「自分でない誰か/何か」に置いてしまうと、それは「本物」でないような気がする。本当の意味で自信を持つには、自分自身を見つめ、社会からは見えない「内側」の部分にブレない何かを築き上げる必要があると感じる。それは思ったよりも大変な作業で、まずはその自分の内側を掘り下げること、自分の弱みも未熟さも全て受け入れること。そこには、痛みが伴う。社会では日々、強く振る舞うことを求められるのに、「自分は弱い人間だ」と認めなければならない。社会で生きる自分を一度、否定しないといけないかもしれない。それをクリアしたとしても、次は「自分は弱い人間である」と認めるところからスタートして、社会に出ていかないといけない。誰かと比べなくても自分の存在が担保されている状態で、遠慮したり、譲ったりする場面や、そこまで誰かに向けて強く発信する必要性を感じなくなってしまうかもしれない。それでも社会へ向けて、強い自分を身につけて発信していきたいという気持ちは、どこから来るのか。社会で強くあるための本当の自信は、どこから湧いてくるのか。自分の中にある弱さを、強さに変えていくプロセスなのかなと思う。そのプロセスで得た経験や感情を、悩んでいる人、困っている人に寄り添い、応援するために、自分が強さを身につけるということなのかなと思う。本当の意味で自信を持つということは、本当の意味で自分の弱さを知り、全てを受け入れるということ。多くを求めず、弱い自分を受け入れ、目の前にあることと真摯に向き合い、１つ１つ乗り越えていく作業だと思う。そうすることで、自分の経験が１つずつ積み上がっていった先に、真の自信が芽生えてくると思う。全て自分で成し遂げようとしなくて良い。無理な時は無理で良い。自信なんて、持たなくて良い。遠回りだとしても、どれだけ時間が掛かっても、自分は「本物」を追求していきたい。今は脆くても、弱くても、最終的に何があってもブレない、崩れない自分を手に入れられる気がするから。
28Aug
- 景色
  最近、見える景色が少し変わってきた気がする。抱えている葛藤が、違うものに変わってきた。これまでは、人目に触れられるのが怖くて、自分の意見を言うのが怖くて、隠れていた。自分のことを１００％受け入れ、理解してくれる人を必死に探して、その人たちの力を借りながら、慎重に慎重に進めてきた。自分の中で何があっても揺るぎないもの、なくならないものを固めることに、自分の時間とエネルギーを注いできた。今振り返ると、そのプロセスは人目のつかないところで行う必要があったのかもしれない。自分がどこに向かっているのか分からない、何を目指しているのか分からない、見えている景色なんてほとんど何もなかったし自信をなくして引き返したことも何度もあった。そんな紆余曲折を経て、「土台を固める」というプロセスが、一段落したことを実感できたのかもしれない。自分の意見を不特定多数の人に発信することは相変わらず怖いけど、これまでよりも安心して、少しは「できるかも」「頑張れるかも」と思えるようになってきた気がする。多くを求めず、「受け取ってくれる人に届けばそれで良い」と割り切って考えることができてきている気がする。自分の本心に耳を傾けずに進んでいく方が社会で色々と大胆にできるのかもしれないけど自分は、常に自分に正直でありながら、自分の心を優先しながら進んでいくという選択を選んだ。色々な人がいる世の中で、自分の信念を貫き通すことは、本当に難しいと思う。分かってもらえないことがほとんどで、傷つくこともたくさん出てくると思う。諦めることの方が何百倍も簡単で、社会に迎合すれば楽な道はいくらでも出てくると思う。それでも、本当に少しだけど、これまで積み上げてこれたことが一区切りついたお陰で、遠い景色、たどり着きたい場所のイメージがぼんやりできてきた気がする。そのイメージを自信に変えて、歩幅は少しずつだったとしても、引き返さずに、前に進み続けることができる気がする。今はたくさんの人に理解してもらえなくても、不安を感じても、諦めずに進み続ければ、突き抜ければ、きっとそこには想像を絶する景色が広がっている。そして、その景色にたどり着いたからこそ、初めて出会える人たちがいる気がする。全く違う道を来ても、初めて話しても、「お互い同じくらい頑張ってきたね」って、分かち合える人たちに出会える気がする。自分のイメージを完成させたい。ブレずに進み続けたい。強さと優しさを両方追求して、自分らしさで社会に出ていきたい。まだまだ、ここから。
02Aug
- ヨーロッパの旅　振り返りメモ
  気づけばヨーロッパの旅も終わり。リバプールから始まって、ウィーン、バルセロナ、ロンドンと、２週間の中でたくさん移動した。頭が追いつかないくらい、行く場所の景色や雰囲気が違って、言葉にはできないけど多くのものを見て、感じた。これまで留学の経験がメインだった自分にとって、今回の旅行は初めての体験が多かった。過去の海外での経験を思い出す時間もあれば、今まで感じたことのない新しい気付きを得られる時間もあった。日本に帰る前に、荒くても良いから感じたことをここに記しておきたい。＜過去のこと＞・これまでの人生、留学経験を思い返せば、ネガティブやコンプレックスな気持ちばかりで、自分が「すごい」とか「できる」とか思ったことがなくて、常に自分を蔑みながら、追い込んできた時間だった。でも、改めて旅行してみて、完璧ではないけど英語で人とコミュニケーションが取れて、問題なく移動ができて、自分がこれまで海外で属してきた環境って、すごくチャレンジングだったんだなと、客観的に感じることができた。ライトな会話じゃなくて、現地の人に混ざって本気で勉強をしなきゃいけなかったから。それがどれほどハードルの高かったことなのか、今回自分に伝えられてあげたことは、とてもプラスになったと思う。・同じ留学でも、そういえば日本人の留学生はアジア人で固まったり、黒人は黒人、白人は白人で集まっていたなと。その中で自分はわざわざサッカーをして、わざわざ違う人種の友達を作って、これもまたよりチャレンジングなことをしようとしていたんだなと感じた。今、改めて外国人と関わって、違うバックグラウンドの人と「繋がる」ということが、世界を「繋げる」ために、これからの自分にとってとても大切になってくると感じた。そのトレーニングを、これまでの留学で積んできたのかな、と感じた。＜新しく感じたこと＞・日本のマーケットにコミットしてしまうと、しんどくなってしまう。自分は他の人より海外経験が長いことをちゃんと分かっていないといけないし、違う土俵に乗っていると自分が満たされないまま、頑張ってしまって疲弊するような気がする。日本５０％、海外５０％くらいの気持ちで捉えていくと気持ちが楽かなと思う。・この2年、日本で過ごした時間は本当に大変だったということ。コロナが来て、明るい未来が見えずにずっと閉じこもって、狭い世界の中でなんとか答えを見出すために頑張ってきた。それが、今回海外に来て新しい世界が広がって、やっとこの2年間積み上げてきたものが次に繋がっていくということを実感できて、日本で思っていたよりも大きな可能性を秘めている気がして、自分の中で自信になった。・PLAINEでやろうとしていることは、例えばイギリスにずっと住んでいて、そこから違う国へ行ってみたいと思う人にも、伝えられること、共通していることが多くあるんだなと感じられた。新しい環境に飛び込むことは万国共通で誰にとっても怖いこと。そこを、私なりに過去の経験を伝えて、サポートをしていきたい。＜これからのこと＞・定期的に海外に行く。そのためには、資金を作るために仕事を頑張らないといけないし、精神的にも肉体的にも準備ができる状態にしておかないといけない。海外に行くということは、日本の環境でギアを上げていくということに直結している気がする。・プレーをもっと頑張っていきたい。裏方に回れば良いと思っていたけど、まだまだ終わりじゃない。日本ではどうしても自分が心地良くプレーできる環境が限られてしまうけど、諦めずに、自分を高めるために、海外を見て、自分に合った環境を求めていきたい。・出会いを大切にして、新しいものをどんどん生み出していきたい。相手の良さを引き出して、自分のできることでサポートをすることで、自分が社会で生かされていく。日本と海外を繋げて、社会のために良いことをどんどん作り出していきたい。正直、1人でヨーロッパを回って、精神的にも身体的にもすごく疲れたと思うから、まずはしっかり休んで、今回もらえたたくさんのヒント、エネルギーを力に変えて、頑張っていきたい。何よりも、自分を信じて。世の中に正解はないし、他人に教えてもらうものでもない。自分の正解に自信を持って、進んでいくだけだなと思った。
18Jul
- 明日から
  明日から2週間、海外に行く。約2年前、コロナ禍にイギリスから帰国した。今日までの時間、振り返れば、本当に大変な時間を過ごしてきたと思う。2年前、リバプールを出た時、街はロックダウンの最中で、時間が止まったような気がして、虚しさや悲しささえ感じられなかった。今回、そんなリバプールに帰るということは、あの時から止まった時間を再スタートして、ケジメをつけられるということなんだと思う。１つの終わりを経験し、また新たなスタートへ歩みを進められる気がする。明日からの時間は、この2年の空白期間を振り返る時間になると思う。それだけではなくて、これまでの海外経験、人生全てを、振り返る時間になると思う。色々な感情が出てくるかもしれないけど、一つ一つ大切にして、向き合って、言葉にしていきたい。それが、過去の辛い経験も、苦しかったことも、全てこれからに活かせる唯一の方法だと思うから。やっぱり、海外に行く時はいつも、不安と緊張に襲われる。これまでもずっとそうだったな、と思い出した。それでも、その場では何もできなかったとしても、葛藤だけが残ったとしても、その経験は一生なくならないから。感謝して、行ってきます。
22Jun
- 区切り
  今日は夏至。１つの区切り。昨日は中高のサッカーの時のチームメートと久しぶりに会い、今日は、社会人で入っていたフットサルのチームに挨拶に行ってきた。ずっとずっと、目を背けてきたこと。サッカーやフットサルから距離を取り、自分の今後が上手く見出せなくて当時過ごしたチームメートたちにも自分の気持ちをどう伝えたら良いか分からなくて、とにかく中途半端にならないように、迷惑をかけないように、その時その時の自分なりの考え抜いた選択をして、気がつけば１年の空白期間が経ってしまっていた。まだまだ一緒にやりたい気持ちがあって、でもこれからもっともっと新しい環境で成長していきたいという気持ちも無視できなくて、その狭間で揺れていた。ここで逃げずに向き合わないと、自分が前に進めない。難しい過去も一度全て振り返って受け入れることで、自分の中の区切りになると思った。みんなと会って、自分の気持ちを伝えて、申し訳ない気持ち、嬉しい気持ち、寂しい気持ち、色んなものが混ざった感情が強く込み上げてきた。今日で、１つ区切りになったなと感じる。自分の思いを伝えることができて、みんなにも今までと変わらず話してもらえて、安心したと同時に、覚悟が決まった気がする。あの時一緒に過ごした時間は、本物だったんだなって思った。未熟だったけど、自分なりの一生懸命を、みんなにぶつけて、試合にぶつけて、色々な葛藤があって。分かりやすい結果や、成果には繋がらなかったけど、それでも諦めずに日々過ごしてきた経験が、ずっと自分の心に残っていることを感じた。みんなのお陰で、前に進む勇気をもらった。これからもっともっと、頑張っていきたいと思った。形は変わっても、繋がりは残り続ける。一緒に過ごした経験は残り続ける。これまで望み通りにいかなかったこと、望まない形でお別れをしてしまったことは数え切れないほど経験してきた。それでも全て受け入れて、前へ進むエネルギーになんとか変換させて、進んでいきたい。辛いことがあっても、弱い自分が出てきて目を背けたくなっても、最後の最後に自分を信じて１つ行動すれば、次に繋がっていくと思う。今、少しずつ進められている新しいことを絶対頑張って、形にして、またみんなと共有していきたい。形は変わっても、ずっとずっと、関わっていたいし、繋がっていたい。
08Jun
- 葛藤
  小さい時から、ずっと葛藤を抱えながら生きていた。それは、自分の内側にあるだけで、周りからはしっかりと見えないようだった。大きく前に踏み出したい、その気持ちが出てくるからこそ、大胆な行動を取ったり、目立とうとしたりして。その一方で、「もっと着実にゆっくり進めないと」「周りの人の気持ちも考えないと」というもう一人の自分が、常に見張りをしていて、前に進もうとしすぎる自分にブレーキをかけてくる。そのギャップで、自己混乱が起こったり、苦しんだりしてきた。ある時、その葛藤は、全員が抱えているものではないことも知った。これだけ悩んで、葛藤を抱えて生きているのは、珍しいことなのかもしれない、と感じた。その気付きは、自分のことを知れて楽になれたと同時に、これからずっと、自分の中で渦巻いているネガティブな気持ちを抱えながら、社会で生きていかないといけないんだ、と悟ることでもあった。この気持ちを、一般的に理解してもらうことも難しいんだと知った。それは、この世の中に「社会の当たり前」が存在しているから。でもその基準の器では、自分の悩みや葛藤は解決されなかった。自分で自分なりの答えを見つけるために、どんどん深く潜って、追求していくしかなかった。そうして、社会自体に疑問を持ち始めるようになった。自分は、社会の当たり前から外れた人間ではないか、と孤独を感じるようになった。本当は、当たり前な社会の一員でありたかった。そこに何の疑問もなく、社会が築き上げた大枠の中で自分なりのポジションを見出せたら、もっと楽で簡単に幸せを見つけられたんだろうと感じる。今は、大丈夫なフリをしていても、自分に合っていない状況に入ったら、すぐに葛藤が始まって、融通が効かなくなってしまう。周りの人たちにたくさん迷惑をかけて、わがままを言って、たくさんの望まない別れ方をしてきた。言葉で説明できない、コントロールできない部分。生まれ持った部分。何か意味があるんだろうと思う。たくさん迷惑をかけてきた分、どうせなら、ネガティブで終わらせず、最後はプラスになるような意味を見出したい。自分の中にしかない葛藤をヒントにして、自分の人生の使命を考えたい。その葛藤は、苦しみながらも、少しずつ「自分らしい」人生を歩むための道しるべとなってくれているような気もする。それなら、どれだけ傷ついても、どれだけ葛藤を抱えても、最後は、少しだけで良いから一歩前に進む。それさえ胸に留めておけば、大丈夫なような気もする。
10May
- 過去から未来へ
  やっと少しずつ、前に進めている。改めて、社会で生きる自分を描き始めている。体感的には、前に進んでいるというよりも、過去に帰っていっている。1度クリアな自分になるために、全てをやめた。そこからずっとずっと、理想を追い求めてきた。「未来を急ぎすぎた」とも言えるかもしれない。ここから過去に帰っていくということは、常に周りからのプレッシャーを感じる日々もがき、葛藤を感じながら過ごす日々100％の自分を諦め、妥協しながらアウトプットしていく日々「苦しかった」感情が残っているあの日々に、戻っていくということだと思っている。一度、現実を捨てた自分にとって、もう一度社会を見るということは理想を追いかける自分とそれを妥協させようとする社会的外圧との戦いが始まるということなんだと思う。どんな状況でも自分の意見をブレずに言えたらと思うけど、それもできない。怖い。できることならずっと目を背けていたい。安全な場所で静かに過ごしていたい。でも、それでも、社会に出て勝負する価値を少しずつ感じ始めている。戦うからこそ、葛藤があるからこそ、初めて得られるものがある。新たな経験、知識、出会い。未来ばかりを見て忘れかけていたもの。過去に置いてきたものを思い出して、前に進んで行く。新たな挑戦をする時が、近づいていると感じる。
02Mar
- そろそろ動いていきたい
  今年に入ってからの時間は年明けに引っ越してルーティンが大きく変わり、そこに対応することとホームページ作成で一人の時間が長くて、それらがひと段落した。気づいたら孤独感が増し増しになっていた。今月からは、少しずつ外へ向けて行動していきたい。( 1 ) 書くこと頭のモヤモヤを文章にして吐き出すことで自分の意識が前に進むと感じる。それらも全て内側に溜め込んで自分と向き合う時間が長く続いてきたけど、少しずつ外に矢印を向けて書く、吐き出していくことをしていきたい。プラットフォーム要検討。( 2 ) 新しい環境に触れることオンライン・オフライン含め、今の自分にとってプラスなものに触れるため行動に移していきたい。新しい世界に触れて、自分のこれからのキャリア・人生にヒントになることを吸収していきたい。
- 新しい世界と新しい自分
  この数年は本当に、世の中が大きく変わって、それと同時に自分の将来も見えなくなって。ただ、「このままではいけない」「一度立ち止まって、全てを振り返り、手放していかないといけない」そんな感覚・危機感に襲われて、この2年間はひたすら自分と向き合い、その時その時に必要だと感じる選択をしてきた。本当は望まない、苦しいと感じる選択も、自分の声を聞いて、たくさんしてきた。人を傷つけてしまったかもしれない、周りに迷惑をかけてしまったかもしれないという感情が一斉になって押し寄せてくる。社会でどんな仕事をし、業績を上げ、評価されるなんて遠い世界の話に思えてしまって、この2年で自分は何も成し遂げていないような感覚になる。そんな自分がとても不甲斐ないし、責めたくなる。それでも、毎日葛藤し、戦い、苦しみながら前に進もうとしている自分がいる。日々自分自身と対話し、何か感じたことがあったら、そのままストレートに行動に移す努力をしている。今、自分を知っている人は過去の自分を知っている人。今の自分が見えている人間関係の範囲は、過去の自分が作り上げたもの。自分自身が無意識に作り上げているその輪を壊して、もっと遠い世界へ飛び込んでいきたい。過去の自分はもうどこにもいないと胸を張って言えるように、進み続け、変化し続けていきたい。目まぐるしく変わる不安定なこの社会において、最後に信じられるのは、自分しかいない。そんな自分の人生をより良いものにしていくために、自分をアップデートし続けていく必要がある。これまで誰も経験したことのない、新しい世界に生きる自分が、過去の自分と同じでいて良いはずがない。目先の結果でなく、社会での功績でもなく、自分の信じる道を日々追求していくことが、誰も想像できない、自分でも想像できない大きな何かを生み出すことに繋がっていくと信じたい。
08Feb
- 「人と違う」って何だろう
  「自分は人と違うから」「普通じゃないから」と断りを入れて、自分の意見を言うことが多くなった気がする。自分の感覚を持つことは良いはずなのに肩身の狭い気持ちになる。「人と同じ」であるという前提が、「人と違う」ことに違和感を生み出す。自分の心に耳を澄ませて、自分の気持ちに正直になろうとしてきただけなのに社会のどの組織にもフィットできないような人間になってしまった。やりたいことがあるのに、社会の壁を感じて前に進めない。これからもそんなことばっかりなんじゃないかなって、悲観的になる。いっそのこと「普通になりたい」とさえも思ってくる。「人と違う」って何？人って、違って当たり前だよね。
28Jan
- 脳の中身をピッチで体現する
  小さい時からチームで同じことをする、同じ目的に向かって一緒に頑張る、ということをしてきたけど自分だけいつも考えていて、頭でっかちで「この練習はどんな意味があるんだろう」とか「そもそもなぜこれをやるんだろう」とか「みんなはどんなことを感じているんだろう」とかいちいち考えているから、素早い反応ができなくて目的がない、ちゃんと理解できていない中で自分の脳は、自分の体にGoをかけることがすごく嫌がっているようだった。だから、全然思うようにプレーが出来なかった。10年くらい経った時に自分の中で「パターン」を見つけてサッカーとしてのパターンと、人間の判断基準のパターンとある程度計算が立てられるようになった時、やっと少しずつ、ピッチで自分らしさを出せるようになった。ただ、色んな人がいる中で１つのチームとして勝つことを1番の目的にしてしまうとフルに考える時間、みんなで足並みを揃える時間よりも速い判断ができる人、つまり「考えない人」にチームの基準が寄っていってしまって心の底から満たされたことはなかったのかなと感じる。自分の思い描く理想のイメージが、途中でちぎれるような結局自分がボールを失ってしまって「迷惑をかけている」と思ってしまうようなネガティブな体験だった。---最近、またフットサルに通うようになって誰とプレーするかによって、自分のパフォーマンスが全然違うことを実感する。一人ひとりに対してもそうだけど、チームとしての全体のバランスを感じながら、自分がどのポジションで、どのようなスピードで、タッチ数でプレーするか味方を理解して、その人の良さを引き出す工夫をしたりして人生経験が増えるとともに、引き出しも増えてきているような気がする。自分のことを理解してくれている人と同じチームになった時、自分の脳は喜んで、どんどん体にGoを出してくれる。体力というのは、脳と体が繋がった時には必要ないんじゃないかと思うくらい、走れる感覚になる。---今の世界、少なくとも自分がこれまで生きてきた世界では、考えられる、優秀な人が損をするような仕組みになっているような気がした。それは、全員が同じ「プラットフォーム」に乗り、基準を強いられ、そこにフィットできる人が正しいという一方的な社会のルールが存在しているからだと感じる。その人らしさを追求する環境ではなく、既存のプラットフォーム上での「正解」に合わせられる人が活躍し、名声を得る。ボリュームゾーンの人たちの考えを前提とした仕組みづくりが先行している。ただ、近年の大きな世界の変化とともに、既存の仕組み自体をひっくり返すような、個性や「らしさ」を追求した人・チームが世の中の「正解」となるような社会は、近い将来に来ると信じている。自分を肯定するためにも、その世界が来ていることを信じたい。---イメージを共有できる人。関わる人によって自分のアウトプットを自由に変化させられる、柔軟で思いやりのある人。その中で「勝ちたい」と自分の欲求にストレートな人。自分と共鳴する人たちに出会って、同じ目的に向かって時間を過ごした時、どんな世界が広がっているのか。どんな世界を自分の手で創ることができるのか。それを見てみたいという気持ちが、自分の中にあるんだと思う。---去年、自分がやってきたこと今年、やろうとしていっていること最終的に向かっているのは、全て、自分が思い描く理想の姿を「ピッチで表現したい」ということなのかもしれない。そこに向けて今の自分が持っているもの、頭の中にあることをアウトプットし、自分の実力を試しながら同じ思いを共有して、一緒に叶えられる人たちに出会うための仲間探しの旅に出ているだけなのかもしれない。
13Jan
- 「スポーツ」の枠を超えたい
  自分の今の状態からさらに成長を目指すにはスポーツの制限、枠を超えていかないといけない。と感じる。サッカー経営学の修士という学歴に恩恵を受けて、「自分のやってきたこと」100%で社会に売り出して仕事を見つけることはできると思っていて。その中で新しい学びや経験はあるとしても、「スポーツ」から恩恵を受け続けることに違和感を感じてしまっている。自分のこれまで通ってきた「過去」に甘えててはいけないと感じる。海外の大学院に行ったのは、「新しい世界を見たい」「成長したい」という気持ちがあって「サッカーでないといけない理由」はどこにもなかった。結局、自分がやりたいことは「人間を理解する」とか「継続的な成長」であって、そのツールがサッカーであっただけで。そのツール自体を追求しても、最終的に自分が満たされることはないと感じる。とは言っても、自分が新しい環境に挑戦し、そこに歓迎されるためには、「これまでの自分」「過去の自分が積み上げてきたもの」に魅力や価値を感じてもらわなければいけない。自分の過去とどう向き合うのか。これまでの経験をどう解釈し、社会へ向けてどう発信をしていくのか。過去の自分に囚われてはいけない。既存の枠を超えて、まだ見たことのない世界を見たい。
02Dec
- 11/28 PLAINE Futsal 開催の振り返り&次回へ向けて
  11月28日に無事、PLAINE Futsal第1回目を開催することができた。PLAINE Futsal 活動報告 (2021/11/28)｜PLAINE ✈️｜note皆さんこんにちは！先日、PLAINEの活動第一弾として、PLAINE Futsalを開催しました。日時：11月28日(日) 13時-15時場所：代々木フットサルコート参加人数：17名 (男性15名、女性2名) 年齢：19歳〜35歳開催の背景としては、FounderのMikiが海外でボールを通して色々な人と心で通じ合い、多くのことを…note.com私にとってここに至るまでの経緯を振り返ることはとても大切だったので、以下にまとめた。『11/28 PLAINE Futsal 開催に至るまで』11月28日に無事、PLAINE Futsal第1回目を開催することができた。PLAINE Futsal 活動報告 (2021/11/28)｜PLAINE …ameblo.jpこの記事では、今回のフットサルイベントを通して感じたことを振り返って、次へ向けての思いを綴ってみる。---おそらく、このPLAINE Football Projectで私が実現したい空間は、アメリカ時代での経験が原点、ベースになっている。私がいたアメリカの大学では、5vs5のインドアサッカーをする場所がジムの中にあって、そこに自由に集まってチームを組んで、勝ち残りのゲームをひたすら繰り返すという場所があった。授業では自分を出せず悩む日々が続いて、現実逃避も含めてサッカーが常に自分の生活の中心として回っていて。毎日17時から22時くらいまでジムにいた。国籍、母国語が本当にバラバラで、アメリカ人じゃない人の方が多かったと思う。その中でも南米、中東出身の人が多かった。そこにいるだけで色々な国の文化、人の考えに触れることができた。多い時はそこに30人以上集まるから、待ち時間が長い日もあって。一人でぽつんとしてる時もあったけど、プレーが好きな人は頻繁に来るから、自然と友達の輪ができていて、気づいたらその中で女子一人、アジア人一人で輪の中にいた。英語はペラペラ話せなかったけど、みんな自分を受け入れてくれることが分かってすごく居心地が良かった。そこからどんどん広がっていって、大学の外の試合に誘ってもらって、またそこで別の試合に誘ってもらって、学生以外の人たちとの交流の場所がどんどん広がって自分の経験値も増えていった。みんな純粋である意味単純で、「話したい」と思ったら躊躇なく話しかけてくる。お互いシャイでも、プレーをしたら心が繋がってることが自然と分かる。どれだけ本気か、熱い思いを持っているのか、プレーしたら分かるし、嘘がつけない。言葉も文化もバラバラだったからこそ、プレーを通してその人がどんな人か感じ取る能力がここで身に付いたのかもしれない。そうやって当時の経験を感じながら、今回のフットサルを振り返ると、私が実現したいのは単なる「交流」「経験のシェア」だけじゃないな、ということを感じる。---この経験を元に、PLAINE Footballを日本で表現したいと思った時、以下のような言葉が浮かぶ。「交流」「成長」「個性」・交流ここまでたくさん触れてきたけど、言葉や国籍いろんなものを超える新しい繋がり、交流、バックグラウンドのシェア。自分たちが色々なものを学んできたサッカーを通して、「ありのままの自分」をピッチで表現して、似た思いを持つ人と繋がって。そこで繋がったものがピッチから飛び出して、外での関係性、長期的な関係に繋がっていって欲しい。・成長プレーを通しての成長。その人のプレースタイルは、その人のこれまでの環境、経験がそのまま表れる。多様な人とプレーすることで、自分の枠が広がる。本気でぶつかるからこそ、がむしゃらにプレーするからこそ、ハートで感じることがあるし、言葉にならない、人生における大切なものを学ぶことができる。チームに属していると、どうしても「勝つこと」「チームや監督の方針に従うこと」が優先されていて、勝負の世界で求められるのは、自分が持っているものをできるだけ削り落とし、選択肢を無くしていくことだと感じる。自分を疑わず、感覚的に答えが決まっている人の方が結果を出せる仕組みになっているように感じる。一方で「人間的な成長」というのは、自分を疑い、できるだけ目の前に多くの選択肢を並べて自分の感覚、自分のペースで試しながら、ベストだと思うものを選び、自分で責任を持って全うすることだと思う。自分はどうありたいのか？何を目指しているのか？自分との会話と、周りからの刺激を得て、誰も正解を与えてくれない空間で、「自分だけの正解」を見つけてほしい。指導者がいないからこそ、全員フラットでボールを蹴るからこその「成長」があると思う。・個性「ピッチで個性を出す」私がアメリカで学んだのはこれが1番大きい。とにかくみんな、ピッチで自分を出す。勝つことしか考えてないから、ゴールしか見てない。パスの選択肢が最初に出てこない。極端になると、初めは自分で全部いく。味方を見ない。でもそれじゃ勝てないことが分かるから、ようやく仲間と協力し出す。でも次は、勝つことにプラスになると思った味方にしか、パスを出さない。「こいつはダメだ」と思ったら、パスを出さない。みんな本気だから、喧嘩をし出すこともしばしば。結局、そういう極端に自己にフォーカスが当たってる人とはあんまり仲良くならなかったけど。そういうプレーを見て感じることで、強く刺激されるものがあった。ピッチ上は、本能的な「勝ちたい」という気持ちをストレートに出して、躊躇なくプレーしてほしい。日本は「型」「他人への配慮」というものが先行していて、それを否定するつもりは全くないし、私自身もその環境に身を置いてたくさんの恩恵を受けることができた。でも、そういった型をしっかりきっちり学んだからこそ、次はそれを「壊す」場所を。型を壊した先に、その人にしかない個性が生まれ、魅力となる。その経験が、社会へ出て物怖じせず、自分を表現することに繋がってほしい。---この「交流」「成長」「個性」は、それぞれが相互的に関与していて、例えば、成長することでよりその人の個性が出るようになって、個性を出すことによって周りに自分を知ってもらいやすくなって、それがより良い交流に繋がっていく。先日のフットサルでは、海外での空間をそのまま日本にインストールするのは違うなって感じたし、日本ではどうしても自分が伝える側、働きかけていく側になっていくのかなって。外国人に数人でも入ってもらったら空気感は変わると思うし、少しずつ工夫を考えていきたい。今回1回目で、自分がやりたいことはまだまだこれから明確にしていくものだと感じたし、今すぐに全ての答えは出ない。これを事業として世の中に訴えかけていくなんて、おこがましい気もする。私はただ、楽しくボールを蹴って、ファイトして、新しい人とボールで繋がる、その経験がしたいだけで。その中で参加してくれる人が「来て良かった」「学びがあった」と思ってもらえたらそれで十分。一人でもこの空間が良いと思ってくれたら、その人の色が重なって、PLAINE全体の色が変わって。次へのステップを自分たちで自然と見出すエネルギーとなって、みんなで一緒に成長する体験をしていきたいなと思う。
01Dec
- 11/28 PLAINE Futsal 開催に至るまで
  11月28日に無事、PLAINE Futsal第1回目を開催することができた。PLAINE Futsal 活動報告 (2021/11/28)｜PLAINE ✈️｜note皆さんこんにちは！先日、PLAINEの活動第一弾として、PLAINE Futsalを開催しました。日時：11月28日(日) 13時-15時場所：代々木フットサルコート参加人数：17名 (男性15名、女性2名) 年齢：19歳〜35歳開催の背景としては、FounderのMikiが海外でボールを通して色々な人と心で通じ合い、多くのことを…note.com参加してくれたみんなが何を感じて何を持って帰ったのか、確認することはできないし、言葉にするものでもないし、どこまで意味があったのか測ることはできないから、そこはあまり考えないようにして、まずは無事に終えることができたことへの安心感と、協力してくれた人たちに心から感謝を。私にとったら、ここまで来るのに、本当に長かった。2年前に遡って、改めて振り返りたい。---仕事とフットサルチームを両立しながら過ごした日本での3年間。そこから新しいチャレンジとして、2019年、海外に行くことにした。2019年秋にイギリスに行って、サッカービジネス分野のインプットとアウトプットを続ける毎日が始まった。課題は本当に大変で、頭が常にプレッシャーで負荷をかけられている感じ。周りは自信満々に見えて、自分は全然ダメだと感じて。プレーする場所は女子フットサルチーム、クラスメートとのサッカーチーム、地元の人に混ざってプレーする３つの場所を通して、それぞれのコミュニティの人たちをフルに感じながら、人と繋がる経験をした。その一方で「サッカーを仕事にする」ことがどういうことなのかを感じる時間がどんどん増えていって、今後の自分のキャリアも考えないといけなくなって。SNSで授業の様子を発信していたら、それなりに見てくれてる人が増えて、その人たちの期待を勝手に感じて。サッカー界の有名企業に就職しないと自分は落ちこぼれる、というプレッシャーを感じるようになった。そんな中で2020年3月、ロックダウンがスタートして、全てが真っ暗になって。サッカーのことを考える以前に、自分自身のことでいっぱいいっぱいになった。その中でもなんとかキャリアを見出そうとしたけど、ある時「無理だ」と感じて、一度全てを捨てて、フラットに戻る決意をした。自分の中でサッカーが本来よりも大きくなっていって、「苦しい」と感じるようになって。色々なお仕事の話もあったけど、少しでも自分の感覚が違うと感じたら断ったり、頑張っても結局上手くいかなかったり。結局何も残らなくなって、「自分でゼロから始める」という結論に至った。そうするしかなかった。2020年冬、人と会わなくなって社会に出ることが怖くなっていた自分は、リアルの場所で何かをする姿が想像できなくて、まず、オンラインで期間限定のコミュニティを開催することにした。募集要項に「サッカー」という言葉は1回も入れなかったのに、集まってくれたのは全員サッカー経験のあるメンバーだった。その人たちを見て、「みんなでボールを蹴りたい」と思って。お互いを知る交流の場所として、今年の2月にフットサルを開催した。オンラインで繋がって、知ってるけど実際に会うのは初めての人が多くて、すごく不思議な感覚。ボールを蹴ることで、言葉を交わさなくてもその人のことを短い時間でもたくさん知ることができて。みんなに会えた感動と、自分から何かを計画して開催に至って、無事に終わった安堵感と、達成感と。色んな気持ちが込み上げてきて、帰り道で自然と涙が出てきた。でも、やっぱりそこでも自分がどこに向かっているか、自分にとってサッカーは何なのか、自信を持って言葉にすることができなくて。一度全てを崩して、またフラットに戻った。そうして試行錯誤を重ねて、8月に再スタートしたPLAINE。「海外経験で得たものを還元して、目の前の人、社会のためになりたい」と心から感じて、言葉にすることができた。それでも、サッカーと真正面から向き合うことはしてなかった。サッカーがなくても、自分を表現することができると感じていた。あくまで、サッカーは自分の人生の一部であると。でも、改めてスタートした時に集まってくれた仲間を見たら、やっぱりサッカーを一生懸命やってきたメンバーばかりで、みんなが交流できる場所として、9月に今回のフットサル企画をスタートした。その段階では、単純に今の仲間との交流の場所として自然と出てきた企画だけど、準備を進めるにつれて、これまでの留学先でのサッカー経験と、そこで出会った仲間たちのことがたくさん蘇ってきて。孤独を感じ、自分を出せなかった海外の環境で、自分が唯一、自分を表現し、人と繋がれたのがボールを通じた交流だったんだなと。「サッカーは自分の全てであり、自分にはこれなんだ」と心で感じることができた。開催に向けて、自分にケジメをつけるためにも、ちゃんと言語化して頭の整理をした。私にとってのサッカー｜Miki⚽️｜note小学生から始めたサッカー。そこから15年以上、日本でも、海外でも、社会人になっても、プレーを続けてきました。振り返ると、これまでの人生、私の生活はボールを蹴る日常で溢れていました。選手でない視点からサッカーを学ぶ機会も得るために、指導者のC級ライセンスを取得したり、イギリスへサッカービジネスを勉強しに行ったりしました。サッカーを活用したお金の…note.comこれまでの自分が積み上げてきたもの、人間関係を全てフラットにして、少しずつ整理して、自分をクリアにする。そうしたら、自然と「今」の自分と共鳴する仲間が集まってきてくれる。そうしたら、そのメンバーが自然と、自分にとって大切なものを教えてくれる。ここから色々なものを付け加えていかなくても、「サッカーを通して本気で自分と向き合って、成長してきた経験」これは絶対に自分からなくならないし、これからも自分の中で生き続けるんだと、確認した。この2年間、蓋をしてきた感情。記憶。辛かったことも、悩んだことも、全て受け入れて冷静に振り返るからこそ、特別な思い出として自分の中で蘇ってきて、前に進むエネルギーに変わる。「サッカーを通して本気で自分と向き合って、成長してきた経験」これが私の原点であり、何をするにしても常に帰ってくる場所としたい。
16Nov
- 心のスイッチをオンにするか、オフにするか
  社会に出て何かをしようと思うとき、心がキリキリ痛む感覚になることがある。相手がこちらを向くように、仕掛けを考えないといけないのではないか。無理をして、自分をアピールしないといけないのではないか。自分の心に正直になろうとすればするほど、社会で大きく働きかけることに不安を感じる。ちょっとしたことで考え込んだり、疲れたりしてしまう。心のスイッチをオフにすれば、もっと楽になれるのに、という考えが頭をよぎる。割り切った方が、人を集め、お金を集め、事業を成長させていけるのにと感じる。社会に出ていると、周りは当たり前のように自分の心をオフにして毎日働いているように見えて疲れたり、落ち込んだりしている自分が間違っている感覚になる。そうやって、社会における「正解」が、自分の心にプレッシャーをかけてくる。「割り切れば、楽になれるよ」と提案してくる。でも、割り切っても、自分の心が満たされることはなかった。社会で評価されればされるほど、何か大きなことを達成すればするほど、自分の心が悲しんでいるような感覚にまでなった。心のスイッチを、常にオンにしておくということ。それは、自分を大切にすることであり、本当に自分を思ってくれている人を認識・感謝することであり、社会で結果を出せない自分に「OK」を出してあげることだと思う。心が痛んでいるとき、違和感を感じたとき、心のスイッチをオフにしたくなっても、逃げずに向き合って、オンにしたまま、社会で生きていたい。

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