音楽と写真 | 高松でジャズを歌う♪
このブログ、何度も書こうとしては躊躇し
自分の中で問答を繰り返して
それでもやっぱりこれは私のスタンスだ、ということをお伝えしようと思います。
内容は賛否両論かと思いますし
誰かにとても失礼なないようなのかも知れません。

FBやブログやTwitterが増えて
日常的に写真をとることが私自身も増えてきました。
美味しいものや美しいもの
楽しいものはできるだけ共有したいなあと私も思っています。

ただ、演奏中の撮影に関しては思うところあり、なのです。
演奏中の写真、自分自身で撮影することはないので
とても嬉しくありがたいもの、です。

ただ、例えばとても繊細なピアニストさんとのDUOの演奏で
小さな小さな音を表現しようとしたときに
「カシャ」っという小さな音が
とても大きく響く時があります。

お客様の中には、カメラをお持ちでなく
ただ音楽を楽しみたい方
楽しい場面を共有したいなと思ってくださる方
色々な方がいるのだと思います。

写真を撮ることを楽しみにしてくださる方もいれば
音を楽しみたいと思ってくださる方もいると思います。
過去に「楽しかったけど、写真の音がきになった」と
ご意見くださる方もいたのもほんと。

来てくださるのに、大切な時間、お金、
そして楽しみな気持ちをくださってることを思うと
誰か1人にでも嫌な思いをさせてしまってるということは
やっぱりつらいな。

去年から色々もやもやしていて
東京や関西で演奏している友人にも聞いてみたら
全面NGの人
全く気にしない人
どちらもいて、どうしたらいいのかなあと迷っていたら

一部の曲のみ撮影OKとする、という案を頂き
とてもいいアイディアだと思いました。
某有名ピアニストさんのコンサートでは
基本撮影NGなのですが
1曲だけ、フラッシュもライトもつけて撮影してもいい、というシーンがあったそう。
その一曲の間は、ホールが点滅する光で溢れて
星空の中で演奏しているようなシーンになったそうです。

全面NGにするより
全面OKにするより
粋だなあ、と思います。

ということで、私のスタンスでは
基本的に写真はNG、
ただ、いくらでも好きに撮っていただいてOKな場面を必ずつくる

ということにしたいなあと思います。

とはいえ、写真をとってくださること
とても嬉しくありがたいことだと心から思っています。
よりライブを楽しくその場にいてくださる皆様と楽しむために
私自身ももっと努力します。
ご理解頂ければ嬉しいです。