ファイナンシャルプランナーとしてお話をする傍ら、
実際に子どもたちともふれあい、
どのような課題があるのかを実体験として得るために、
毎週水曜日と金曜日に
放課後等児童デイサービスにて、
学習支援を中心とした障がい児支援にも携わっています。
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先日、とある行為をした自閉症の子に対して、
きつく注意をしたことがありました。
子供のすることなので、愛くるしいのですが、
家庭、もしくは放課後等児童デイサービスの事業所を
一歩出て、見知らぬ人にその行為をしたら、
問題になってしまう可能性のある行為でした。
それをきつく注意したことに対して、
お母さんとの面談が出来ていなかったので、
他のスタッフとの面談の様子は聞いていたものの、
その後どうだったかなー？とは思っていました。
後日、お会いした時に
お母さんから、「先生、ありがとうございました」と
言われたときには、理解してもらえてよかったと
胸をなでおろしました。
お母さんも、その行為に対して、
いつか、言わなきゃいけないと思っていたそうですが、
タイミングがわからず、どういって言いかわからず、
いい機会でしたとおっしゃってました。
そのお話の中で、
「先生、そんなことしたら警察に連れて行かれるよ、と
おっしゃったでしょう？」とお母さんに聞かれ、
言葉かけがまずかったかな？と思っていたら、
「私も、言ったんです。警察に・・・て。
でもどうやら警察に連れて行かれるということが
ピンと来ていなかったようで…。
いつも優しい先生にきつくいわれたということが
印象に残って、これはしてはいけないことなんだと
認識したみたいなんです。」
日々、ホントに勉強になります。
いつも当然のように使っている言葉や概念でも
共通言語に置き換えなければ
伝わるものも伝わらない。
今回の場合、結果オーライで、
目的は果たせていたものの、
なるほどなーと、うなってしまいました。
日頃、人前でお話したり、文章を書いたりする中で
専門用語はできるだけ、簡便な表現で
言い換えたり、例えを使ったり、して、
いかに伝えるかについて、気を配っているつもりですが、
まだまだ修練が必要なようです。
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