文章を書くときによく登場する接続詞に「が」があります。
この「が」には大きく分けて 、逆接の「が」 と 順接の「が」
があって、どちらも便利に使える表現です。
ですが、この「が」を多用すると、文章が長くなり読みにくく
なることがあります。
そんなときは「が」を削り、文章を2つに分ける方法があります。
◎逆接の「が」の場合
文章を上達させるためには本を読むことも大切ですが、本を読むだけで
実際に書くことをおろそかにしてはいけません。
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文章を上達させるためには本を読むことも大切です。
しかし、本を読むだけで実際に書くことをおろそかにしてはいけません。
「が」を「しかし」に置き換えて文を分けることで、意味の切れ目が
明確になって、理解しやすくなります。
◎順接の「が」の場合
文章を上達させるためには本を読むことも大切だと聞いていましたが、
本を読むことで良いインスピレーションも得られるなら一石二鳥です。
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文章を上達させるためには本を読むことも大切だと聞いていました。
本を読むことで良いインスピレーションも得られるなら一石二鳥です。
文章を2つに分けることで、リズムが生まれ、スッと頭に入る文章に
なります。
もちろん短文なら「が」をそのまま残しても問題ありません。
ただ、書いた文章を読み返したときに、「少しわかりにくいかも」と
感じたら、「が」を取ってみましょう。
接続詞を減らして、文を分けるだけで、よりシンプルで伝わりやすい
文章になりますよ!