文章を書くときに便利な表現として、「〜など」を使いますよね。
文章でも会話でも、主に「例を挙げるとき」に使いますが、意外と
間違って使われていることも多い表現です。
今回は、その正しい使い方と注意点を整理してみまねす。
まず基本として、「〜など」は2つ以上の例を挙げるときに使います。
例を並べることで「他にも同じ種類のものがある」という意味を持つ
からです。
例えば、「本などを読んで過ごす」と書いてしまうと、本しか出て
こないので、「など」が不自然になります。
ここでは、「本や雑誌などを読んで過ごす」とするのが正解です。
同じく、「京都などに行きました」という表現もおかしいですね。
同じく、「京都などに行きました」という表現もおかしいですね。
京都しか出てこないのなら「京都に行きました」で十分。
正しくは「京都や奈良などに行きました」と、複数の地名を並べる
必要があります。
もう一つ注意したいのが、性質や特徴を表すときです。
例えば、「彼は優しい性格などを持っています」とは言いません。
この場合は「彼は優しい性格です」でOK。
「など」は例示のために使う言葉でなので、性格や特徴を説明する
場面には使いません。
つまり「〜など」を使うときに意識するのは2点。
つまり「〜など」を使うときに意識するのは2点。
1.必ず2つ以上の例を挙げること
2.性質や特徴の説明には使わないこと。
このルールを守るだけで、文章が正しく、読みやすくなります。
日常のメールやブログ記事でも、何気なく「など」を使っていないか
日常のメールやブログ記事でも、何気なく「など」を使っていないか
チェックしましょうね!